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【金融ギャンブルでスッカラピンw】 駒大、理事長不在の異常事態…120億円返済期日が3月末に迫る
これは全国学園闘争の発端となった1968年「日本大学22億円使途不明金事件」
に匹敵する大スキャンダルだろう。
3月末までに120億円返済のメドが立たなければ、駒沢大学はどうなってしまうのだろうか?
企業なら倒産だろ。
万一の場合は、どこかの教育ビジネスに身売りするのかなぁ?
だけど少子化で、どの学校法人も受験ビジネスも非常に危機的なのが現状だろう。
もし駒沢大学が「倒産」して、看板かけかえて再出発するんなら
西の「京都産業大学」をまねて、「東京産業大学」に改名したらいいよな。
略して「とうさん大」w
……ついでに南山大学も金融バクチで擦ってスッカラピンなんだとさw
これまで「難産大学」とか冗談をいってきたけど、もじどおり流産しそうな状況。
立正大学も大ヤバ。 日蓮の「立正安国論」にちなんだ立派な名前なのに
いまや「立正暗黒論」w 即身成仏の一歩手前ですw
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http://www.zakzak.co.jp/top/200901/t2009012908_all.html
駒大、理事長不在の異常事態…120億円返済期日迫る
前理事長解任はスケープゴート
ZAKZAK 2009/01/29
駒沢大学が重大な危機を迎えている。駒大は昨年11月、7年間に及ぶデリバティブ(金融派生商品)資産運用で約154億円の巨額損失を計上したが、損失の穴埋めに緊急融資された120億円の返済が今年3月末に迫る中、銀行はいまだ長期融資への転換に応じていないのだ。デリバティブ解約と緊急融資を決断した理事長は解任されたが、辞意を表明していた総長以下、残りの常任理事はなぜか全員留任。総長が理事長代行を兼務するという異常な状態も、有名私大を危機に追い込んでいる。
駒大が外資系金融機関と資産運用取引を始めたのは2003年1月。当初は7億円の取引からのスタートだったが、昨年後半の世界的金融危機で損失が一気に拡大。昨年10月、当時の宮本延雄理事長が解約を決断した。その後、報道によって一連の損失が明るみに出た12月19日、宮本理事長は責任を負う形で解任された。当時の様子を知る駒大関係者はこう話す。
「取引開始時から理事を務め、現在も常任理事として大学に残っているのは大谷哲夫総長ただ1人。その大谷総長が学内に居座り、取引時の経緯をまったく知らない宮本氏だけが責任を取らされました。宮本氏はスケープゴートにされたのです」
【総長の代行を銀行認めず】
駒大OBによると、宮本氏は理事長就任の06年から、投機的資金運用を禁ずる内規に沿って経理課長にデリバティブ解約を指示し続けたが、経理課長は常任理事会の決定事項であることと、“含み損”を理由にこれを無視。損失が154億円に膨らんだ時点で、ようやく解約となった。
その後、宮本氏は、主要取引銀行に緊急融資を依頼。元巨人軍の中畑清氏も汗を流した名門野球部グラウンドを担保に09年3月末までの短期融資で120億円を調達。大学の自己資金約30億円と合わせて、デリバティブ解約に伴って発生した損失の穴埋めや職員へのボーナス支給などを済ませた。続けて、借入金を長期融資へ移行する段取りを付けていた。
ところが、移行の実施直前に巨額損失の事実が報道されたことから、宮本氏は解任され大学を去ることになった、という。
この解任で、代表権のある理事長職は空席に。臨時理事会で大谷総長が理事長代行兼務となったが、「総長による代行を銀行が認めなかった」(前出関係者)ため、長期融資への移行は頓挫している。
実は宮本氏は、銀行からの借り入れを半分の60億円に抑え、残りを私学振興財団から調達する手だても付けていた。だが、こちらも理事長不在により実行されていない。さらに、この異常事態を受けて、文部科学省の指導も入った。
「一般的に考えても、理事長空席は一刻も早く解消すべきこと。今年に入り、早期の理事会開催を要請いたしました」(高等教育局私学課参事官)
駒大は今月30日、理事会で新理事長を選出する予定。無事選出されれば、融資移行などは実行される見通しだが、「駒大は曹洞宗を母体とする仏教系大学。理事長人事には永平寺系と総持寺系の思惑が絡み合い、一筋縄ではいかない」(前出の関係者)といい、事態はまだ流動的だ。
駒大広報課は夕刊フジの取材に、銀行から融資を受けていることを認めたうえで、「近々開催予定の理事会において、常任理事の扱いについて審議する予定。今後のことは、新理事長が決まり次第、一任する。資金調達については本学の資金計画に基づいて手続きを進めている」と回答している。
【現執行部にOBも距離】
大谷総長を中心とした現執行部には、OBたちも距離を置いている。野球部の主将だった有力OBに至っては、怒り心頭で次のように語る。
「大谷氏は以前から野球部長も兼務しているが、05年には35年間で東都大学リーグ501勝という前人未到の記録を打ち立てた太田誠監督を追放した。さらに、夏の甲子園3連覇まであと一歩まで迫った駒大苫小牧高野球部の香田誉士史元監督も一昨年夏に辞任した。現在の野球部の惨状はご存じの通りです」
全日本大学選手権を6回も制覇した野球部は現在、リーグ2部に降格したまま。駒苫高も昨年、6年連続をかけた夏の甲子園出場を逃している。悪いことは続くもので、同じく名門の陸上部も今年の箱根駅伝で、棄権者がいないにもかかわらずシード落ちという結果となった。
■同様に損失を出した他大学の動向
駒大と同時期に34億円のデリバティブ損失を計上した南山大(名古屋市)は「資金運用は流動的で、3月末決算まで何もお答えできない。決算後に調査委員会を立ち上げる」。28億円損失の愛知大(豊橋市)は「自己資金で返済済み。今後、調査委員会を立ち上げ、責任の所在を調べる」。駒大に匹敵する148億円の立正大(東京・大崎)は「3月末決算まで何もお答えできない。責任者の解任などは特に行っていない」としている。
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ZAKZAK 2009/01/29
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