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(回答先: 日銀の市場介入でいくらの損失を出しているのか?損失補填を消費税で埋めるなんて論外だ。 投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2009 年 1 月 22 日 17:35:27)
「為替」 次期米財務長官の通貨柔軟性要求に円急伸87.10円/112.08円/ニューヨーク外国為替市場概況
1月22日7時30分配信 フィスコ
[ニューヨーク外国為替市場概況]
*07:27JST 「次期米財務長官の通貨柔軟性要求に円急伸87.10円/112.08円」
【ロンドン市場概況】
21日のロンドン外為市場では、ドル・円はクロス円の売りに押されて89円63銭ま
で下落後、クロス円の反発、90円オプションに絡む買いで89円98銭まで上昇した。
ユーロ・ドルは、ユーロ圏景気悪化懸念のユーロ売りが継続し1.2863ドルまで下落
後、買い戻しに転じ1.2964ドルまで上昇、ユーロ・円は115円36銭まで下落後、116
円44銭まで上昇した。ポンド・ドルは、英金融機関懸念のポンド売りが継続し
1.3719ドルまで下落、買い戻しで1.3863ドルまで上昇後、戻り売りに1.37台に反
落、ドル・スイスは1.1508フランまで上昇後、1.1380フランまで下落した。
【経済指標】
英・12月失業率:3.6%(予想3.5%、11月3.3%)、失業者数増減:+7.79万人(予
想+8.1万人、11月+8.31万人←+7.57万人)、9-11月平均所得伸び率:前年比+3.1%
(前年比予想+3.3%、8-10月+3.3%)
英・12月マネーサプライ:前年比+16.6%(予想+16.0%、11月+16.3%←+16.4%)
【要人発言】
トリシェECB総裁
「12月以降、景気見通しは弱まっている」
「12月以降、インフレ圧力とリスクの低下が続いている」
「世界とユーロ圏の需要は長期にわたり減退する見込み」
「経済成長に対するリスクは下向き」
「現在のところデフレの脅威はない」
「G7で為替について協議する」
「政策金利2%が最低水準とは決定していない」
「3月の会合が非常に重要」
「金利を極端に低い水準に引き下げることを意図せず」
グロース独経済技術相
「第4四半期の独GDPは前期比-1.75%前後」
独政府
「09年の独GDP予測は-2.25%」
英中銀金融政策委員会議事録(1月開催分)
「0.5%の利下げを8対1で決定。反対はブランチフラワー委員で1.00%の利下げを主
張」
「生産・インフレのリスクバランスは下向き」
【ニューヨーク市場寄付】
ドル・円89円96銭、ユーロ・ドル1.2917ドル、ユーロ・円116円18銭、ポンド・ドル
1.3740ドル、ドル・スイス1.1430フラン
【ニューヨーク市場概況】
21日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は90円ストライクオプション満期後
にロンドンFIXに向けた売りが先行、加えてガイトナー次期米財務長官が貿易相手国
の通貨柔軟性を重視する姿勢を示した事で人民元上昇圧力が強まるとの観測が広が
り90円16銭から87円10銭まで急落、介入警戒感や株式市場が大幅上昇した事に連れ
て89円45銭へ戻して取引を終えた。
ユーロ・ドルは米格付け会社S&Pがポルトガル長期ソブリン格付けを引き下げた事や
ユーロ圏金利先安観に1.2825ドルまで下落後、ユーロ・クロス絡みの買いに1.3087
ドルまで反発し、1.3028ドルで引けた。ユーロ・円は欧日金利差縮小観測、株価動
向に連れたキャリートレード手仕舞いなどに112円08銭まで下落後、116円97銭へ反
発した。ポンド・ドルは英金融機関の国有化観測に1.3622ドルまで下落後、2月のG7
会合でポンド安について討議されるとの関係筋の発言に1.4026ドルへ反発、ドル・
スイスはスイス中銀理事がスイスフラン売り介入の可能性を示唆した事で1.1424フ
ランから1.1617フランまで上昇した。
【シカゴVIX指数:株式投資家の恐怖心理の度合いを示す指数】
46.42←56.65、日中最大54.12(08年最大:10/24 89.53)
【原油市場概況】
原油相場は上昇。取引限月の変更に絡んだショートカバーや12/19に付けた直近安
値水準での底堅さが確認されたことによる買い安心感を受けて堅調スタート。ガイ
トナー米次期財務長官が数週間以内にオバマ新政権の包括的経済計画を提示すると
言及し、景気刺激策によりエネルギー需要の減少に歯止めがかかるとの観測を受け
て買いが先行する展開が続いた。NY原油先物価格は1/7以来の高値水準43ドル台後半
まで上昇し、43.55ドル(前日比+2.71ドル、+6.6%、年初来-2.4%)で取引を終
了。引け後の時間外取引では44.43ドルまで一段高となっている。注意:取引限月が
変更したことに伴い前営業日の終値も変更しています。
【株式市場概況】
米国株式相場は上昇。ダウ平均は279.01ドル高の8228.10、ナスダックは66.21ポイ
ント高の1507.07で取引を終了した。昨日の大幅下落を受けて値頃感から買いが先
行、主要企業の決算も好感されて堅調に推移。午後に大手行の経営陣が大量に自社
株を購入したことが伝わると一段高となった。セクター別では、各種金融や銀行を
中心にほぼ全面高となった。バンク・オブ・アメリカ(BAC)はケネス・ルイスCEOと
取締役4人が自社株を購入したことが明らかとなり上昇。銀行大手のPNCフィナンシ
ャル(PNC)は10-12月期は赤字転落となるものの通年では利益を確保し、更なる政府
資金の注入は必要ないとの見解を示したことで大幅高となった。昨日予想を上回る
決算を発表したIBM(IBM)も堅調推移となった。ダウ構成銘柄では、昨日急落した大
手3行が軒並み25-30%高となった。マーケット終了後にアップル(AAPL)が発表した
決算は事前予想を上回り、時間外取引で大幅上昇して推移している。
【通貨オプション】
ドル・円オプション市場は、対ドルで95年7月以来の円高更新を受けて買いが加速し
た。リスクリバーサルでは円先高感に伴う円コール買いが再燃した。
変動率
1ヶ月物21.00%⇒24.25%(最近の高値10/24=45%)
3ヶ月物19.575%⇒21.40%(10/24=31.044%)
6ヶ月物17.975%⇒18.90%(10/24=25.50%)
1年物15.900%⇒16.67%(10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)
リスクリバーサル(25デルタ円コール)
1ヶ月物+5.30%⇒+6.50%(10/27=+10.90%)
3ヶ月物+6.60%⇒+7.35%(10/27=+10.90%)
6ヶ月物+7.35%⇒+7.90%(10/27=+10.84%)
1年物+8.00%⇒+ 8.35%(10/27=+10.71%)
【経済指標】
米・1月住宅建設業者指数(NAHB):8(予想9、12月9)
【要人発言】
ガイトナー米財務長官候補
「政府金融救済策には深刻な改革が必要」
「政府経済計画は広範囲、向こう数週間で発表へ」
「我々は回復を支援し信用市場を再び流動させるため速やかな措置が必要」
「ドルへの信頼は米経済にとって重要」
「グッドバンク、バッドバンク策は計画の一部だが非常に複雑で正しい施行が必
要」
「政府経済計画は数週間以内に発表へ」
「米財政赤字は今後5年以内に調整する必要」
「TARPは資本市場を支援」
「不良債権の値付けは困難」
「米自動車メーカーには総合的な改革が必要」
「為替市場の形成は市場に委ねるべき」
「貿易相手国の通貨柔軟性政策が重要」
「自動車メーカー支援策を準備」
「税金支払いに関するミスは意図的なものではなかった」
ボルカー元FRB議長
「金融システムは崩壊」
「我々は救済策においてドルの信頼の土台を崩すリスクやインフレ悪化のリスクを
負っている」
「米財務長官の役割は前にも増して重大」
「我々は深刻なリセッションにあり、明らかな回復の兆候は見られない」
米格付け会社S&P
「ポルトガル長期ソブリン格付けを引き下げ」
ラガルデ仏貿易相
「英中銀はポンド支援を行うべき」
G7関係筋
「ポンド安も議題に」
【東京市場終値-ニューヨーク市場終値】
為替市場: (始値) (高値) (安値) (終値)
ドル・円 89.90 90.16 87.10 89.45
ユーロ・ドル 1.2906 1.3087 1.2825 1.3028
ユーロ・円 116.02 116.97 112.08 116.54
ドル・スイス 1.1466 1.1617 1.1380 1.1530
ポンド・ドル 1.3816 1.4026 1.3622 1.3963
株式市場:
NYダウ 7949.17 8243.55 7936.19 8228.10
ナスダック 1464.33 1507.41 1444.90 1507.07
債券市場: (始値) (終値)
米国債 2年物 0.696 0.765
米国債10年物 2.377 2.538
米国債30年物 2.980 3.158
先物市場:
NY金先物 852.5 855.5 844.5 850.1
NY原油先物 41.20 43.80 41.20 43.55
最終更新:1月22日7時30分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090122-00000003-fis-brf