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(回答先: Re:中国で米国債売却論 値下がりリスクを嫌気(日経) 投稿者 近藤勇 日時 2009 年 1 月 22 日 19:51:31)
米金融・債券市場展望=強気の米国債相場、転換点か
2009年 01月 22日 09:09 JST
http://jp.reuters.com/article/jpSubMarketNews/idJPnTK832036820090122
[ニューヨーク 21日 ロイター] 堅調を長期間にわたり維持してきた米国債市場は先週、転換点に達した可能性がある。米国債の大量発行が続くのが確実な情勢で、債券の強気筋はその勢いを失い始めた。
この状況下では、株価が急落したとしても、米国債の買いにほとんどつながっていない。
コモンファンドのチーフエコノミスト、マイケル・ストラウス氏は「ある時点で、(国債発行などに伴う財政)赤字が問題になると考えていた。どうやら、その段階に近づきつつあるようだ」との見方を示した。
ただ、アナリストらが2年間に及んだ債券相場の終えんを宣言する用意はできていない。米経済の主要2分野で依然として相場急落が続いているからだ。その2分野に関する統計(12月の住宅着工と新規失業保険申請件数)が22日に発表される。
住宅問題は不況を招いた要因にもなった。22日には昨年12月の住宅着工件数が発表され、業況の一段の悪化が示される見通し。予想では、季節調整後の年率換算で61万件となる。2005年のピーク時には200万件を超えていた。
全米住宅建築業協会(NAHB)が21日発表した1月の米住宅建設業者信頼感指数(暫定値)は8となり、調査開始以来で最悪を記録した。
注目されるもう1つの分野は、雇用市場だ。米国では昨年、第二次世界大戦後で最多の250万人が失業した。
1週間の新規失業保険申請は一貫して50万件を超えており、事態が改善に向かう前に悪化を続けていることを示唆している。先週も54万件増加したとみられ、この傾向は債券相場の支援材料になる可能性がある。
しかし、オバマ新大統領は大規模な景気刺激策に乗り出す姿勢を示しており、米国債利回りの上昇(相場下落)圧力は当面、軽減されそうにない。