★阿修羅♪ > 国家破産61 > 227.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
IMF、09年の世界と主要国成長率見通しを大幅下方修正へ
2009年 01月 21日 16:52 JST
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-35997920090121
[ロンドン 21日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は21日、IMFは今月、2009年の世界と主要国の経済成長率予想を大幅に下方修正する見通し、と明らかにした。さらに、世界経済が強い成長力を取り戻すには2─3年を要する、と述べた。
ストロスカーン専務理事は英BBCのテレビ番組でのインタビューで「事態は改善していない」と述べた。
専務理事は、前回予想は「あまり良いものではなかった」とし、数日後に発表予定の新たな予想は「内容がさらに悪化している見通し」と述べた。
世界と米国、欧州の見通しを問われた専務理事は、成長率がどの程度下方修正されるのか正確にはわからない、とした上で、「少なくとも0.5%、あるいは1%ポイント引き下げられるだろう」と述べた。
IMFが08年11月に発表した09年の成長率予想は、世界がプラス2.2%、米国がマイナス0.7%、ユーロ圏がマイナス0.5%だったが、その後、信用は一層収縮している。
IMFは米欧の経済成長率がマイナス1─2%になると予想しているのか、との質問に、専務理事は「米国、および英国を含む欧州では、その程度の縮小が見込まれている」と述べた。
新興国は、依然として成長が続いているものの、伸びは予想を下回る見通しという。
専務理事は「全体では09年前半は景気が低迷するが、後半には幾分改善する可能性がある。ただ、回復が始まるのは2010年序盤になる見通しだ」とし、「高成長に戻るには2─3年を要するだろう」と付け加えた。