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2009年01月20日
金融危機情報(返せなくなってきた借金と第2次金融危機)
台湾最大のDRAMメーカーが18億ドル(1600億円)の融資返済を半年延期するよう銀行団に要請したと一部で報じられていますが、日本でも<アセット・マネジャーズ・ホールディングス>が事実上の債務返済繰り延べ及び債務額の10%カットを要請していると報じられています。
今後経済の実態悪が世界中で表面化してくることもあり、世界中で借金返済カット及び繰り延べ要請が相次ぐことになりますが、金融機関からしますとそのような返済要請をまともに受けていけば金融機関側が持たなくなります。
金融機関と企業とのせめぎあいが激しくなっていきますが、【第2次金融危機】の行き着く先は「共倒れ」になります。
今、【第2次金融危機】がヨーロッパで火をふき始めており、【ユーロ】・【ポンド】が暴落すれば経営破たんに追い込まれる世界的企業も多く出てくるはずです。
今日、【イギリスポンド】は127円、【ポンド】は116円台にまで売り込まれてきており、これが暴落につながるのかどうか。
それともここで再度買い戻し・買い支えが入り、戻していくのか。
いずれにせよ、今、【第2次金融危機】がぼっ発しており、いつ何時不測の事態が起こるか分かりませんので情報にはくれぐれもお気を付けください。
(お客様にはテスト運用が終わり次第、専用サイトアドレスおよびパスワードをお送りさせて頂きます)
経済速報(企業幹部の高額報酬問題)
日本企業の経営幹部の年収が明らかになっており、そこには今苦境に陥っています自動車メーカーがオンパレードとなっています。
1位 日産自動車:3億5000万円
2位 ソニー :2億9000万円
3位 コマツ :1億3000万円
4位 トヨタ :1億2000万円
5位 シャープ :1億1000万円
6位 日野自動車: 7500万円
7位 ダイハツ : 7000万円
8位 マツダ : 6400万円
9位 東芝 : 6000万円
10位ホンダ : 6000万円
11位 富士重工業: 5600万円
上位11社の中に今業績が急悪化してきています【自動車メーカー】が7社も入っており、中でもゴーン氏率いる【日産】は上記のとおり一位となり物凄い報酬を得ていることが分かります。そして2位には同じくストリンガー氏率いる【ソニー】が入っており、まさに日本は外人経営者にとり天国とも言える環境にあります。
もっとも世界の企業トップは何十億円という報酬もざらにありますので、上記2名が世界的に飛びぬけて高い報酬というわけではありませんが、それでも天下の【トヨタ】を上回る報酬を得ているのも事実です。
ただ、上記のとおり日本の上場企業幹部の報酬が1億円を超える企業が5社というのは多いのか少ないのか、判断が分かれるところだと言えます。
何故なら、1億円の年収となれば税金は5,000万円となり、予定納税も勘案すれば実質使える金額ベースで見ればさほど多いという金額ではないからです。
今期は業績悪化もあり報酬が大幅に減額となれば、住民税等の負担は昨年の年収をベースに計算されますからしっかり保全をしていませんと企業経営者は手持ち資金ゼロという事態に追い込まれかねません。
マスコミでは上記の金額は「高額報酬」と騒ぐかもしれませんが、実質手取りベースで見れば上記の金額ではさほど多いというレベルではないのです。
「一般庶民感覚からずれている」という言い方もされるでしょうが、そもそも大企業の幹部は一般庶民ではなく、もし一般庶民であればとても何万人という企業を経営出来るものではありません。
nevada_report at 12:27
経済速報(口座からお金が消える?)
りそな銀行(りそなホールディング)は、インターネットバンキングを利用している顧客の口座から昨年12月に本人が知らない間に別口座に振り込まれる被害が発生したと報じられています。
この原因はまだ分かっていないようですが、捜査を担当しています埼玉浦和署は可能性としては、【パスワード・乱数表が郵送中に不正入手され、ネット上で本人になりすます手口でパスワードが入手された】とされています。
ネットバンキングの恐ろしさがここに出てきていますが、いくらネットがシステム上安全でもパスワード等が郵送中に盗まれた場合にはこの手の被害は防げません。
郵政民営化になり、民間会社が暗証番号等の重要な書類を扱っており、金融機関は費用はかかりましても暗証番号等の重要情報はよりセキュリティーの高い方法で配布する必要があると言えます。
便利なインターネットバンキングですが、そこには色々な罠が潜んでいることもあるということを今回の犯罪は教えてくれています。
nevada_report at 11:38
金融情報(グロソブ分配金削減)
4兆円ファンドの【グロソブ】が分配金削減を打ち出しています(40円から30円へ)が、世界的な低金利下では継続的に分配金を出すことは不可能になってきており、今後も減配となるざるを得ない筈です。
今はまだ公式には内部留保金(繰越分配可能原資)があると言われていますが、解約が急増すれば事態は一変します。
2001年1月に分配金が60円から40円になり、今30円になるもので、1997年12月のファンド設定以来2008年12月期までに総計で5891円の分配金を出しており、基準価格は現在は6154円となっており、ファンド設定から保有してきた投資家は今解約すれば12,045円を受け取る計算になります。
実際には税金等が発生しますので手にできる金額はこれより下回ることになりますが、表面的には元本を20%程上回り、11年間で見れば年利1.8%程の利回りになります。
元本割れとはなっていませんので、年金代わりと考えていた個人からしますと年利1.8%ならそれほど悪い収益ではありませんが、今後となりますと、低金利ということもあり、一層の収益低下は避けられず、下手しますと元本割れという事態も十分あり得ます。
*それでも【株式投信】が軒並み元本割れしている今、表面上だけでもプラスになっているということは今まで十分存在価値があったと言えます。
160万人が購入していると言われます【グロソブ】ですが今回の分配金引き下げでどれだけの個人が資金を移動させるでしょうか?
投信業界からしますと死活問題にもなりますので注目を浴びています。
nevada_report at 08:16
経済速報(急減したデパート売上とニワカ富裕層の消滅)
伊勢丹 −10.0%
高島屋 −10.2%(11月 −5.7%)
松坂屋 −13.7%(名古屋店 −15.9%)
12月の代表的なデパート売上高が明らかになりましたが、上記の通り2桁の売上減少になっており、1月は更に落ち込んでいると見られています。
従来通りの富裕層はそれほど消費を減らしていませんが、新富裕層と言われる「にわか成金・にわか富裕層」が事実上消滅したために、高額商品の売り上げが急減してきているのです。
新幹線でもグリーン車がガラガラになってきており、バブルが発生していました≪不動産・金融機関≫関係者が今や殆どいなくなっています。
今、東京都内でも大阪市内でも高級店はガラガラになっており、今後淘汰される店が多く出てくるはずですが、普通の店でも客がほとんどいない状況になっており、あらゆる店が消費不況の影響を受けることになります。
日本人が蒙るバブル崩壊の影響は想像を絶する規模になるはずです。
【第2次金融危機】が始まっていますが、楽観論に浸っている日本人が多く、このギャップは取り返しのつかない悲劇を招くことになるはずです。
今日の【ロンドン株式市場】では10%以上急落している大手金融株が出てきており、株価だけをみますと倒産株価になっているメガバンクが3つも出てきています。
nevada_report at 00:35
2009年01月19日
金融情報(日経平均の上昇と金融株安)
【日経平均】は26円余り上昇していましたが、【東証株価指数】はマイナス0.16ポイントとなりほぼ動きがなかった一日と言えます。
値上がり 778銘柄
値下がり 806銘柄
変わらず 129銘柄
値上がり<778銘柄>対<値下がり・変わらず935銘柄>となっていたことになり、相場としては値下がりしていたことになるのです。
ただ、このような中、【金融株】が大幅に値下がりしていたことが注目されます。
三井住友 −2.4%
みずほ −2.0%
三菱UFJ −1.1%
今、世界的に≪金融危機第2段≫突入となってきており、イギリス政府が【バンクオブスコットランド】に追加救済を発表せざるを得ない状況に追い込まれ、日本でも自民党内で金融機関に強制的な資本注入を検討するべきと述べる向きも出てきています。
≪金融危機第2段≫が今まさに始まりつつありますが、本当に恐ろしいのは≪第3段≫です。
今は<株>も<為替>もオバマご祝儀相場ですが、はたしていつまで続くでしょうか?
nevada_report at 20:20
お知らせ(ブログ非公開化につきまして)
現在、【速報】として時間に関係なく情報をアップしており、時には外出先より携帯にてアップしておりますが、本来の趣旨でありますお客様への情報提供に限定する必要があると判断し、今般、パスワードを入れる【ブログ】運用を試験的に運用しており、これらが完全に運用出来次第、本ブログを非公開に移行させていただきます。
お客様には運用開始後、パスワード等をお送りいたしますので、そのままお待ち頂ければと思います。
nevada_report at 17:42
経済速報(当事者発言:悲惨)
欧州委員会の副委員長はヨーロッパ経済につき『悲惨』との発言を行っていますが、今迄隠され先送りされてきました実体経済の悪化と金融機関が抱えます不良債権問題がそろそろ火を噴く時期にきたようです。
バークレイズ銀行株が暴落し、今や倒産株価にまで売られており、出資した邦銀は膨大な評価損を計上する事になります。
準国営化されている英国大手銀行ですが株価だけをみますとすでに『破綻』しています。即ち、英国が破綻していると同じ事になるのです。
2009年は金融市場にとり歴史的な一年になるはずです。
nevada_report at 10:03
経済情報《生活保護世帯120万世帯へ》
生活保護世帯数が1992年度の58万世帯から今年度は120万世帯へと倍増すると報じられていますが、今まで行政側は生活保護受給申請受付を拒否してきたところも多く、今回の派遣切り問題で堰を切ったように申請が急増する筈であり今後生活保護世帯数は空前の数に達する事になるかも知れません。
経済の悪化はこれからが本番であり、来年には200万世帯になりましても何ら不思議ではありません。
失業者の急増と生活保護世帯数の急増は日本経済の本当の姿を曝け出す事になる筈です。
即ち、貧困層の存在と急増です。
日本政府は公式には貧困層は存在していないとの立場ですが《調査が打ち切られています》、実際には世界先進国中で有数の貧困層がいる国となっている筈であり、正式な調査が行われれば驚異的な数の貧困層存在が明らかになる筈です。
今迄は臭いものには蓋をしてこれましたが、実際の貧困層が急増してきた今、これも不可能になりつつあり、本当の日本の姿が表面化する事になります。
nevada_report at 09:00
経済情報《オバマ大統領就任と円安》
オバマ大統領就任に際して【ドル】が上昇しており、一ドル91円までじわりじわりと上昇してきています。
専門家達はドルは70円、60円になるとしてドル崩落と騒いでいましたが、ワールドレポート新年号で記載しました通り、今年はドルは上昇する年になり、ドル売りファンドやドルを売った個人は膨大な損を抱え込む事になるはずです。
今はまだオバマご祝辞相場ですが今後本格的な円売り要因が表面化します。
世界から過剰ドルがきえる日も近いかも知れません。
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