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「代替エネルギーで50万人雇用」オバマ氏強調【asahi.com】
http://www.asahi.com/business/update/0117/TKY200901170094.html
2009年1月17日14時9分
【ワシントン=西崎香】
オバマ米次期大統領は16日、米中西部オハイオ州の風力発電部品メーカーを訪れ、環境対策で景気も回復させるグリーン・ニューディール政策の重要性を指摘した。
代替エネルギーの生産増などが「50万人近くの雇用につながる」と述べ、実施を急ぐ景気刺激策の利点を強調した。
同州に拠点があるカーディナル・ファスナー・スペシャリティー社を訪れたオバマ氏は全米向け演説で、2年前に同社が始めた風力発電に使うタービンの部品製造などが「会社の収益の半分を占めつつある。今週も2人の従業員を採用したばかりだ」と、急成長ぶりを熱心に紹介した。
再生可能なエネルギー対策の先進国としてスペインやドイツ、日本を挙げて「米国でも同じ取り組みができないことはない」と政策を強化する方針を表明。
2月中の実施をめざす景気刺激策にも代替エネルギー産業の育成と支援に約520億ドル(約5兆円)を計上しており、「風力タービンや太陽光発電パネル、エネルギー効率のいいクルマや建物をつくり、技術開発などで地球をもっとクリーンにする」ことで50万人近い雇用が生まれる、と力説した。
総額約8250億ドル(約74兆円)の刺激策は全体で最大400万人の雇用をめざすが、大きなセールスポイントは環境・エネルギー対策の「緑の雇用」。オバマ氏は関連産業の振興で米競争力を増す計画だ。とくに今回の不況は大恐慌以来最悪が懸念されるため、「ただちに劇的な行動を取らなければならない」と、議会に景気対策法案の早急な審議を促した