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【2009年1月17日(土)夕刊】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2009/01/17/20090117e_01.html
鋼板スリットを中心とした金属製品加工業・第1金属(本社室蘭市東町、畠山博史社長)は17日までに、全社員約220人のうち、約3割を削減する方針を明らかにした。昨年末からすでに進めている早期退職などで対応するという。
大手電機系の道内電子部品メーカーなどから受注する電子部品加工分野の不調が原因。同社では、世界的な金融不安による景気低迷を受け、昨年12月から、電子部品部祝津工場(同市祝津町)のラインを一部停止。しかし、回復の兆しがみられないため、人員削減に踏み切った。
一方、鋼板スリットやプレスの各加工、鋼材溶接組立や加工などを行っている本社工場と、自動車部品の高精度プレス加工などを行っている苫小牧工場(苫小牧市柏原)は、2交代制から日勤体制へ生産体制を変更するなどの調整を実施しているという。
同社では、「電子関係は体制縮小が余儀なくされた。自動車関係からの受注も3―4割減」(畠山社長)とし、今後については「取引先の状況を踏まえて判断したい」(同)としている。
(松岡秀宜)