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09年末の世界ジャンク債デフォルト率、15.1％に急上昇へ＝ムーディーズ
2009年 01月 15日 09:43 JST
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK835267520090115
［ロンドン １４日 ロイター］ 格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは１４日、企業の借り入れコストの増加や失業率上昇を背景に、２００９年末までの世界のジャンク（投機的）等級債のデフォルト（債務不履行）率が１５．１％となり、前年末時点の４％から急上昇するとの見通しを示した。
欧州でのデフォルト率が米国を上回ると予想。欧州ジャンク債デフォルト率は０８年末の２％から０９年末には１８．３％に急上昇、米国は４．４％から１５．３％と、大恐慌時の数値に迫ると予想されている。米国では１９３３年６月の１５．９％が過去最大だった。
１カ月前の予想では、世界のジャンク債デフォルト率は１０．４％、米国は１０．７％、欧州は１２．５％だった。
ムーディーズの企業デフォルト調査部門責任者ケネス・エメリー氏は「現在の欧州の経済状況は、２００１─０２年の前回のクレジットサイクル時よりもかなり悪い」と述べた。
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