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(回答先: Re: 三井住友・・社長 ・・・ 輸出主導型から内需主導型に <-- なぜできないの? 投稿者 健奘 日時 2009 年 1 月 14 日 18:28:07)
経済は、おもに「協業」が基本です。
決して「競争」が主な主役ではありません。
1992年の文藝春秋に ソニーの盛田昭夫氏が
日本経済の反省として
「われわれが良質で安い商品を世界に提供することでもって良しとしてきたが
それに世界が否定的なのは製品を支えている諸条件を犠牲にしているからではないか。」
と言っています。
1、勤労者の労働時間の短縮に努力したか
2、勤労者にたいして適正な賃金などの労働条件に努めたか
3、欧米並みの配当性向を確保すべきではないか
4、資材・部品の購入価格、納期の面で、取引先に不満をもたせていないか
5、コミュニティの抱える諸問題を企業がともに分かち合う覚悟をもつべきではないか
6、環境、資源、エネルギーは人類共通の財産であることを強く認識すべきではないか。
それらは、世界に冠たる製品を作り上げた代償として、実は家庭やコミュニティ(ソフト面)が破壊されたということにもつながります。
内需をどう作り出すか、日本は、昭和初期には軍需産業の育成という 内需をつくりだしました。
戦後、公共事業という内需を作りだしました。
1980年代後半は、「さらにレジャー・買い物と称する、箱もの建設を推し進めました」
がいずれも、人間に対する投資はしていません。
つまり、一番拡大の可能性のある「内需」はまだ手もつけていないということです。
しかしソフト面の投資は、近代日本は苦手のようです。
だから本当の内需が盛り上がらないのでしょう。
またそれをサポートする企業も弱いので、その面でお金を入れてもうまく消費できません。
おそらくそんなとこに問題はあるとおもいます。