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「ジカ熱」より怖い? WHOが警告の感染症はこんなにある
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/176298
2016年3月1日 日刊ゲンダイ
小頭症をもって生まれたブラジルの赤ちゃん(C)AP
海外出張の多いサラリーマンは要注意だ。
ブラジルから帰国した川崎市の男子高校生から感染が確認された「ジカ熱」。昨年来、中南米で流行し、妊娠中に感染すると、小頭症の子どもが生まれる可能性があるとしてWHOが警告している。
しかし、ジカ熱で“死亡”に至るケースはわずか。我々サラリーマンが注意すべき感染症はもっと別にある。
昨年1年間に日本を訪れた外国人は1973万人。2014年のデング熱の例もあるが、外国人によって病原ウイルスが“輸入”されるのだ。
そこで気になるのは、昨年WHOが警告した「感染症」である。最近もエボラ出血熱や中東呼吸器症候群(MERS)、マダニの媒介で感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が騒ぎになったが、他にも、近い将来に拡大する恐れのあるのは以下の感染症だ。
■クリミア・コンゴ出血熱
ウイルスによる急性熱性疾患。アフリカ大陸、東欧、中近東、中央アジア諸国、中国西部にかけて広く分布する。牛やヤギなどからマダニを介して感染。セックスでの感染も注意。エボラ出血熱のように死亡率(15〜30%)が高い。
■リフトバレー熱
蚊や他の吸血性昆虫が媒介。潜伏期間は2〜6日で、発熱、頭痛、筋肉痛などインフルエンザに似た症状。肝機能障害を起こすことも。重症の場合、網膜炎、出血熱、脳炎を発症することもある。
■チクングニア熱
ネッタイシマカやヒトスジシマカなどが媒介。潜伏期間は3〜12日で、発熱と関節痛の症状。重症例では神経症状(脳症)や劇症肝炎が報告される。アフリカ、インド洋の島国、インド、東南アジアの熱帯・亜熱帯地域を中心として流行。
■ラッサ熱
流行地は西アフリカ一帯。ヤワゲネズミの体内に存在。このネズミを触ったり、糞や尿によって汚染された食品の摂取、チリやホコリを吸いこむことによっても感染する。発熱、全身の痛み、嘔吐、下痢、粘膜からの出血が起き、死亡することもある。唾液や血液から皮膚感染する。
つまり、どの国から来た人も危険なのだ。外国人ビジネスマンとの商談中、相手が咳き込んでいたら要注意。ウイルスカットのマスクも携帯したい。
外国人が日本で蚊に刺されることもある。
「蚊が媒介して感染するウイルスは少なくありません。ジカ熱は、デング熱と同じく、ネッタイシマカやヒトスジシマカが媒介しますが、感染症によって媒介する蚊の種類も異なります。海外で、日本に媒介する蚊がいない感染症に感染した場合、免疫がないので重症化します。蚊がいる地域に行くのはリスクがあります」(国立環境研究所フェローの小野雅司氏)
当たり前だが、感染症が流行中の海外出張では肌を出さないこと。場合によっては、出張から帰ってきた職場の同僚にも気を付けたい。
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