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MERS:韓国から姿消した中国人観光客
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/06/09/2015060901297.html
中東呼吸器症候群(MERS)が韓国観光業界の時計を過去に逆戻りさせている。中国人観光客が爆発的に増え、中国人であふれていたソウル市の東大門ファッションタウン一帯では8日、中国人客の姿がほとんど見当たらなかった。20分余りの間に「ミリオレ・ショッピングモール」の前を通り過ぎた中国人観光客は10人余りにすぎなかった。周辺の国立中央医療院につながる路地の化粧品店の呼び込み4人は、中国語で書かれたプラカードを地面に置き、雑談していた。この路地の露店の半分以上は営業すらしていなかった。
中国・広州市から来たという観光客Lさん(21)は、自分がいる場所が国立中央医療院の脇だという説明を聞き、驚いて引き返した。Lさんは「キャンセルするのが惜しくて韓国に来たが、家族がとても不安がっていた。中国では韓国でMERSが発生したことを知らない人はいない」と話した。繁華街・明洞も事情は同じだ。明洞の商店経営者は「韓国人の客足も鈍ったが、特に中国人の減少が目立つ」と語った。
韓国観光公社によると、MERS感染リスクで韓国旅行を断念した観光客は7日現在で約4万5600人に達した。うち90%が中華圏(中国、台湾、香港)の観光客だ。2002年に中国で起き、中華圏で700人余りの死者を出した新型肺炎SARSの悪夢があるため、MERSにも敏感に反応している格好だ。
韓国に来ている中国人留学生も動揺している。建国大の語学堂(語学研修コース)に通うWさん(27)は「中国人留学生の友人15人のうち3人が期末テストを受けずに帰国した」と話した。残る12人も試験が終わり次第帰国するという。Wさんは「中国にいる家族からひっきりなしに電話が来て、試験はどうでもいいから早く帰って来いと言われる」と話した。
2011年に中国で被害規模3億ウォン台の不動産詐欺事件を起こし、韓国で逃亡生活を送っていたP容疑者(29)は今月4日、中国に自発的に帰国し、公安当局に逮捕された。MERSに感染するぐらいならば収監されたほうがよいと考えたとみられる。
中国人留学生は韓国の防疫当局と市民の対応に問題があると不安感を訴えている。山東省出身の大学院生Cさん(29)は「SARSが流行した当時、中学生だったが、体温測定をして、保護者の確認を受けないと登校できなかった」と振り返った。Cさんは「感染の疑いがあると判定された段階で徹底的に隔離され、町には消毒薬の臭いが漂っていたが、韓国防疫当局は当時の中国政府よりも対応が手ぬるい」と指摘した。
キム・チュンリョン記者
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