http://www.asyura2.com/09/gm15/msg/303.html
Tweet |
簡易検査で陽性が確認された養鶏場の周辺に設けられたテントに、防護服を着た関係者が出入りしていた=28日午後9時59分、宮崎市高岡町、中村光撮影
宮崎で今季2例目の高原性鳥インフル 4万羽殺処分開始
http://www.asahi.com/articles/ASGDX62BSGDXTIPE015.html
2014年12月29日01時10分 朝日新聞
宮崎市高岡町の養鶏場で28日、鳥インフルエンザに感染した疑いのある鶏が見つかり、宮崎県の遺伝子検査で高病原性のウイルス(H5亜型)と確認された。県は29日午前0時から、養鶏場で飼育する約4万2千羽の殺処分の作業を始めた。半径10キロ圏内の養鶏場にも鶏や卵などの搬出制限をかけた。
今月中旬、宮崎県延岡市北川町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザ(H5N8亜型)の発生を確認。16日に約4千羽を殺処分しており、宮崎県での発生は今年2例目となる。
県によると、宮崎市のこの養鶏場ではブロイラーを飼育。4棟ある開放型の鶏舎のうち1棟で死ぬ鶏が増えたことから、28日午前、系列会社が簡易検査を行い陽性と確認し、県に通報した。県が死んだ5羽と生きた5羽を簡易検査したところ、死んだ5羽からA型インフルエンザの陽性が確認された。死んだ鶏は26日以降だけで74羽にのぼり、うち、28日は30羽だった。
遺伝子検査の結果を受けて、約240人態勢で殺処分や埋却などの防疫措置を始めた。周辺の道路に車両の消毒ポイントを10カ所設け、半径3キロ以内の農場に感染が広がっていないか調べる。農林水産省の疫学調査チームも入る予定だ。今後、動物衛生研究所(茨城県)でウイルスの詳しい型を調べる予定。
養鶏場の半径10キロ以内には計59戸の養鶏場と食鳥処理場があり、約208万羽が飼育されている。自治体では宮崎市、都城市、小林市、綾町の3市1町が該当する。県は半径3キロ以内(5戸、約14万5千羽)を鶏や卵の「移動制限区域」に、3〜10キロ(54戸、約193万5千羽)を区域外への持ち出しを制限する「搬出制限区域」に設定した。
延岡市の養鶏場から約90キロ離れており、県は「そこからウイルスが運ばれた可能性は低い」との見方を示している。(堀川勝元、柴田秀並)
■鳥インフルエンザをめぐる最近の九州の主な出来事
2014年11月27日 鹿児島県出水市でツル1羽から鳥インフルエンザウイルスが検出されたと同県が発表。後に高病原性の「H5N8亜型」と判明
12月8日 出水市で死んでいた別のツルからも鳥インフルの陽性反応が出たと鹿児島県が発表。後に「H5N8亜型」と判明
15日 宮崎県延岡市の養鶏場で、鳥インフルに感染した疑いのある鶏が見つかったと同県が発表。高病原性と判明し、16日、鶏約4千羽を殺処分した
17日 出水市で死んだツル1羽が鳥インフルに陽性反応と県発表。後に「H5N8亜型」と判明。出水平野のツルでは3羽目
19日 延岡市で確認された鳥インフルは「H5N8亜型」と動物衛生研究所(茨城県)が発表
24日 出水市で見つかったツルの死骸から簡易検査で陽性反応
28日 宮崎市の養鶏場で死んだ鶏について、宮崎県の遺伝子検査で高病原性ウイルスの感染が確認された
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > エボラ・ゲノム15掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。