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エボラ熱のワクチンを受けるリベリアの乳児=AP
今春から続いている西アフリカの「エボラ出血熱感染拡大騒動」報道に先進諸国メディアのアホさ加減がよく現れていると思う。
エボラ出血熱の感染で既に7千人近くの人が死亡しているのは現実であり由々しき大問題だが、冷静に考えれば、報道に煽られてエボラ感染拡大を“ただならぬ事態”だと思い込んでいる自分に気づくはずだ。
病名の由縁になっている多臓器からの出血という重篤症状から受ける衝撃度の大きさはあるとは言え、エイズとエボラについて、人から人への伝染経路は同種である。
重篤なエボラ症状で特徴的な身体外への出血や嘔吐がない限り、エイズ感染者とエボラ感染者にできるだけ感染リスクを低く保って接する“基準”は同じである。たとえ両感染者の血液を含む体液に触れたとしても、自分に傷口など血中に入り込む要素がなく、触れた部位で粘膜に触れたり、触れた部位を舐めたりしない限り、感染はしないと考えていいだろう。
むろん、気づかぬ傷や思わぬ不注意はあるものだから、できるだけリスクを避ける行動をすべきだが、近くにエボラ感染者がいたからといってことさら怯える必要はない。エボラウイルスキャリアに怯えるのなら、エイズウイルスキャリアに対しても同じように怯えなければならない。
黒死病的扱いで“エボラの脅威”を煽っている先進諸国だが、一方では、エイズ患者を避けるような“差別”的行動は慎むべきだとものたまう。
エボラ感染者に対する注意や振る舞いは、感染を避けるという観点で言うなら、エイズ感染者に対するものと基本的に同じである。
何を言いたいかといえば、未発症のエボラ感染者の入国や一般旅客機搭乗などを制限すべきと考えるのであれば、エイズ感染者にも同じ制限を適用しなければならないことになるのに、そんなことにはおかまいなしで支離滅裂のままエボラ感染者の入国や同乗を恐怖として煽っているのが、米国をはじめとした先進諸国の政府であり主要メディアである。
今回のエボラ出血熱感染は異例の拡大増加に至っているが、76年の“エボラ感染発症者”初発見以来エボラ出血熱で死亡した人は1万に達していない。
別の感染症であるマラリアの発症者数は年間2億3千万ほどで、死者数は年間80万人近くにも達する。マラリア発症者の90%はアフリカだから、アフリカではマラリアの感染で毎年70万人以上が死んでいる。
東京圏で数十人がヤブ蚊に刺されて発症し騒動になったデング熱も、フィリピンだけで、毎年15万人以上が発症し毎年500人以上が死んでいる。フィリピンだけで、20年間に1万人以上が死んでいることになる。
どこかの政府機関が関与した人為的な感染拡大騒動なら、たとえ10人の死亡でも重大な問題と考え大騒ぎしなければならない。
しかし、米英などの政府が説明するように、エボラウイルスの自然宿主とされるコウモリやサルなどを半生で食べたことが最初の原因とする自然的な感染の爆発的拡大によるものなら、たとえ7千人が死んだとしても、UN・先進国政府・先進国メディアがとりたてて大騒ぎするようなことではない。
(言いたいのは、エボラ出血熱の感染はどうでもいいということではなく、マラリアやデング熱のほうが恒常的で死亡者数としても比較にならないほど大きな感染症なのだから、その感染レベルを重大視し感染の抑制に注力すべきだということ)
米国政府は、3000名規模の兵員を派遣して対応に当たっているが、医療であれ建設であれ、軍隊にふさわしい任務ではない。
今回の大規模感染騒動で明らかになったが、米国国防総省は、既に、3億ドルもの開発費用を出し、効果のほどはともかく患者に実際に投薬されたエボラ出血熱治療薬Zmapを開発させている。
わざわざ軍隊を派遣したうえで、未承認(未確認)治療薬の投与やワクチンの接種という動きに胡散臭さを感じる。
米国やスペインに輸送して治療にあった患者の動向は報道されているが、輸液(それどころか水分補給だけでも)で完治したエボラ発症者が1500人超いることはほとんど報じられていない。
国際的な資金援助を受けるかたちで未承認薬の投与に走る前に、輸液製剤や点滴装置をしっかり送り届けるほうが重要なのである。
先進諸国民の悪弊だが、アフリカ諸国の人々がWHO・国際赤十字・欧米諸国などの対応に不信感を示すと、“無知”や“未開”ゆえの反応という歪んだ判断をする傾向が見られる。
医薬は、金融・軍事・原子力とともに、ブラックボックス化が進む一方で流布されている近代欧米的枠組みと理論が“真理”や“事実”だと人々が思い込む教育がなされている代表的分野である。
癌についても、早期に発見し、手術・化学療法・放射線治療のいずれかもしくは組み合わせで対応するのが“正しい”と説明され多くの人がそう信じている。
それを否定する言説は、非科学的ないし異端とされ排除されがちである。
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2014/12/02(火曜) 20:38
北朝鮮、「エボラ出血熱蔓延の責任者はアメリカ」 [イランラジオ日本語]
北朝鮮が、「アメリカは、エボラ出血熱蔓延の責任者である」としました。
北朝鮮の朝鮮中央通信社は、「アメリカは、細菌戦を起こす為に、エボラウイルスの最初の見本を西アフリカ諸国の生物兵器研究所で培養した」と報じています。
また、「怒りに満ちた北朝鮮市民は、歴然とした人権侵害という罪名でアメリカを国際法廷に提訴することを求めている」としました。
アメリカがエボラウイルスの培養に関与し、この問題を国際裁判所に持ち込むべきだとする北朝鮮の主張は、北朝鮮の人権状況を非難する最近の国連決議に対する反応であると考えられます。
北朝鮮・ピョンヤンでは、先月24日に人々が、この決議案が支持された責任はアメリカにあるとし、アメリカを人権侵害のかどで非難しました。
なお、WHO・世界保健機関は、世界でこれまでに6928人がエボラ出血熱により死亡したと発表しています。
http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/50233
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2014/10/01(水曜) 23:48
「アメリカが、エボラウイルスを開発」 [イランラジオ日本語]
アフリカ西部リベリアの新聞、デイリー・オブザーバーが、アメリカがアフリカで流行しているエボラ出血熱のウイルスを開発を報じました。
デイリー・オブザーバーは、科学的根拠を挙げ、エボラ出血熱のウイルスを開発したのは、アメリカであるとしました。
この報告で、「アメリカは、アフリカで秘密活動を行い、合意書200という暗号でこの地域でエボラ出血熱を流行させることを計画した」とされています。
同新聞に掲載されたブロドリック教授による記事では、「エボラ出血熱のウィルスは、GMO・遺伝子組み換え生物として、アメリカの軍事工業会社によって開発され、この会社の全ての秘密実験はアフリカで行われている」とされています。
この報告によりますと、このアメリカの計画の目的は、アフリカの人口を減少させることだということです。
エボラ出血熱は、2012年3月、ギニアで流行し、そのあと、近隣諸国に広がりました。
WHO・世界保健機関は、エボラ出血熱は、リベリアの隣国コートジボワールにも広がる可能性について警告を発しています。
http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/48835
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