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米国のエボラ騒動 田中宇の国際ニュース解説 無料版
http://www.asyura2.com/09/gm15/msg/260.html
投稿者 てんさい(い) 日時 2014 年 10 月 21 日 21:57:21: KqrEdYmDwf7cM
 

http://tanakanews.com/141020ebola.htm

 10月8日、リベリア人(西アフリカ)のトーマス・エリック・ダンカンが、
エボラ出血熱により、米国テキサス州ダラス市の病院で死亡した。ダンカンは、
米国内でエボラ出血熱と診断された初めての患者だった。これまでに、西アフ
リカ諸国でエボラ対策のために働いていた医師ら5人の医療関係者が、現地で
エボラに感染し、米国に帰国して治療を受けている。彼らは、現地でエボラと
診断され、米国で受け入れ態勢が作られてから帰国している。対照的にダンカ
ンは、特に受け入れ態勢を整えたわけでない、ふつうの大きめの病院に患者と
してやってきた。

http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola_virus_outbreak_in_the_United_States
Ebola virus outbreak in the United States - Wikipedia

 ダンカンはリベリアの首都モンロビアに住んでいたが、9月19日、米国在
住の姉(妹?)を頼って渡米した。渡米の5日前、ダンカンは、住んでいたア
パートの大家一家の一人(Marthalene Williams)が急な腹痛を訴えたため、
病院に連れていったが病床に空きがないと断られ、患者を再び自宅に運び入れ
るのを手伝った。大家はエボラに罹患しており、間もなく死亡した。ダンカン
はこの時、エボラに感染したと考えられる。

http://en.wikipedia.org/wiki/Thomas_Eric_Duncan
Thomas Eric Duncan From Wikipedia

http://www.nytimes.com/2014/10/02/world/africa/ebola-victim-texas-thomas-eric-duncan.html
Liberian Officials Identify Ebola Victim in Texas as Thomas Eric Duncan

 ダンカンは、その5日後に渡米する際、モンロビアの空港の出国審査で、最
近エボラ感染者と接触していないか尋ねられ、ダンカンは「ない」とうそをつ
いて出国した。米国に入国する際の審査では、ダンカンがエボラ感染地のリベ
リアから来たことが問題にされず、ダンカンは簡単に米国に入国し、ダラスの
姉の家での滞在を開始した。リベリア政府は後で、うそをついて出国したダン
カンを非難したが、うそをつかなければ米国に行けなかったのだから、ダンカ
ンがうそをつくのは当然だった。うそを見破れなかったリベリアや米国の政府
の方が問題だ。

http://www.naturalnews.com/047118_Ebola_pandemic_US_government_American_cities.html
Do these ten pieces of evidence prove the U.S. government is actively encouraging an Ebola outbreak in America?

 ダンカンは、米国に着いた4日後から腹痛や発熱などエボラの症状が出始め。
翌9月25日の夜に、ダラスの大きなプレスビテリアン病院(約900床。
Texas Health Presbyterian Hospital)に急患で駆け込んだ。数日前に西アフ
リカから渡航してきた人物が腹痛や発熱を訴えたら、医師はエボラを疑って当
然だが、ダンカンは米国に来たばかりで米国の健康保険に入っていなかった。
高額な検査を行ってエボラでなかった場合、ダンカンの支払い能力が低いと、
検査費を取りはぐれ、病院自身の負担となる懸念があった。そのためか、病院
側はダンカンをエボラでなく通常の腹痛と診断し、鎮痛剤と抗生物質を渡し、
翌朝に帰宅させた。病院側はのちに、ダンカンがリベリアから来たばかりだと
わかっていながら十分な対応をしなかったことについて謝罪文を出している。

http://www.huffingtonpost.com/grace-jisun-kim/ebola-and-thomas-eric-dun_b_5984056.html
Ebola and Thomas Eric Duncan: Compassion for All

http://texashealth.org/images/letter-to-the-community-101914.jpg
A LETTER TO OUR COMMUNITY - 病院の謝罪文

 3日後の9月28日、ダンカンは嘔吐し始め、本人や家族がエボラの発症を
確信し、救急車を呼んで同じプレスビテリアン病院に搬送された。こんどは病
院側もエボラと診断してダンカンを隔離したが、すぐには治療が開始されなか
った。6日後の10月4日、試験段階にあるエボラの治療薬が投与されたが、
遅すぎたようで、ダンカンは10月8日に死亡した。

 その後、病院は看護師らの2次感染がないか検査した。すると10月12日、
ダンカンの世話をした看護師のうち2人がエボラに2次感染していることが
明らかになった。現時点で2人は、エボラの治療経験がある他地域の病院に運
ばれ、治療を受けている。米政府のエボラ対策の担当部署であるCDC(疾病
対策予防センター)は、医師や看護師がエボラ罹患者に対応する際に身につけ
るべき防護服などについて指針を設けている。2次感染が明らかになった日、
CDC長官は「CDCの指針を守って患者に接していたら、看護師が2次感染
することはなかった。看護師は、CDCの指針を守らずに患者に接していたの
でないか」と表明した。

http://www.npr.org/blogs/thetwo-way/2014/10/12/355537175/texas-health-care-worker-tests-positive-for-ebola
CDC Cites 'Breach' In Ebola Protocol As Second Texas Case Emerges

 これに対し、プレスビテリアン病院の状況を調べた看護師組合が、問題は
CDCの指針自体の方にあったと反論した。CDCの指針は、エボラ患者の容
態の度合いをいくつかに分け、軽度の患者には手袋とガウン式の軽度の防護服を、
重度の患者には顔面や頭部、靴への覆いを含む重度の全身防護服を着るよう、
医師や看護師に求めていた。しかしエボラ患者の中には、容態が急に悪化し、
突然、噴出型の嘔吐や、患者自身で止められない激しい下痢の症状を示す者が
多い。患者の容態が良いので看護師がCDC指針にしたがって軽装で世話を
していると、突然の嘔吐などが起こり、防護服を着替える間もなくそのまま対
処せざるを得ず、患者の体液が看護師に接触し、感染してしまう。患者の苦し
みを思いやる献身的な看護師ほど、2次感染しやすくなる。プレスビテリアン
病院のケースはこれだった。

http://online.wsj.com/articles/cdc-to-issue-new-guidelines-for-health-workers-dealing-with-ebola-1413593787
CDC to Issue New Guidelines for Health Workers Dealing With Ebola

 ダンカンが2度目に入院してから2日間、看護師はCDCの指針や上司の指
示にしたがい、軽装でダンカンに接し、おそらくこの間に2人が2次感染した。
CDCから病院への指示が二転三転し、現場の看護師や医師は、CDCの変更
に合わせるのが大変だった。CDCは、かつてHIVの被害が広がったときに
も方針が二転三転した前科がある。この体質は改善せず、今回の2次感染に
つながった。しかもCDCは、自分たちの指針が悪いのに、指針を遵守してい
た献身的な現場の看護師に責任をなすりつけるという極悪非道なことをやって
しまった(どこの国にもありがちな、役人らしい対応といえる)。

http://www.latimes.com/nation/la-na-dallas-nurses-hospital-response-20141016-story.html
Dallas hospital shifts blame to CDC on Ebola protocols

http://www.dailymail.co.uk/news/article-2798606/she-scared-doctor-describes-moment-nina-pham-learned-ebola-pays-tribute-hero-nurse-insists-team-followed-cdc-guidelines.html
'She was scared': Doctor describes the moment nurse Nina Pham learned she had Ebola - but insists she followed CDC guidelines while treating 'patient zero'

 大統領府で開かれたエボラ対策会議で、CDCは在米エボラ患者の一人一人
の容態を尋ねられた。すでに死亡ないし治癒した者を入れても、在米患者が数
人しかいないにもかかわらず、CDCは個別の容態を把握しておらず、返答で
きないのでオバマを苛立たせた。CDC自身が患者の容態を把握していないの
に、患者の容態の変化に合わせて複数種類の防護服の中から適切なものを選ぶ
ことを病院に求めるのは無理だった。

http://www.nytimes.com/2014/10/18/us/amid-assurances-on-ebola-obama-is-said-to-seethe.html
Amid Assurances on Ebola, Obama Is Said to Seethe

 CDCは、2次感染を看護師自身のせいにした5日後、看護師でなく自分た
ちの指針の方に不備があったことを認め、指針を変更することを発表した。そ
れまでの、患者の容態に合わせて看護師らが防護服を変えるシステムでなく、
最初から最も重い患者に対処できる全身防護服を着て患者の世話をすることを
病院に義務づけた。従来のCDCの指針は病院に指針遵守を義務づけるもので
なかったが、今回順守の規定も強化した。従来は義務づけでなかったため、全
米の多くの病院が、医師や看護師らにエボラ対策に関する行動的な訓練を行わ
ず、エボラ対策についての文書を配布して読んでおくように指示するだけだった。

http://www.politico.com/story/2014/10/hearing-will-have-public-health-officials-grilled-on-ebola-111943.html
CDC director in hot zone at Ebola Hill hearing

 防護服に関して重要なのは、患者に接している時よりも、防護服を脱ぐとき
や、脱いだ後のことだ。脱ぎながら、防護服の裏側が表になるように上手にま
とめる技能が必要で、慣れていないと脱ぐときに患者に接していた防護服の表
側が肌に触れて感染しかねない。容態が悪いエボラ患者は噴出的な嘔吐、下痢、
出血によって病室が汚染される。看護師らが靴に防護カバーをしないで病室に
入り、そのまま病院内を歩くと、2次感染の可能性が拡大する。プレスビテリ
アン病院では、エボラ患者の体液のサンプルを採って検査する際、サンプルを
病室から検査室まで、院内の通常の圧縮空気式の輸送システムで送っていた。
これも、輸送の途中でサンプルを入れた容器が破損すると、院内への2次感
染につながる。患者が排出した体液を吸い取った後の廃棄物の処理のシステム
も不完全だったことが、看護師組合の調査でわかっている。

http://www.huffingtonpost.com/2014/10/15/dallas-ebola-patient-nurses_n_5991814.html
Nurses Treated Ebola Patient Thomas Eric Duncan Without Proper Protective Gear, Group Says

 西アフリカでは、30年前から断続的にエボラの被害にあっているが、今年
初めて医師や看護師が2次感染した。対照的に米国では、最近初めて一人目の
患者に対処したところ、それだけで2人も2次感染が起きた。米政府は数カ月
前からエボラの上陸に備えていたはずだが、お粗末な結果になっている。

http://www.breitbart.com/Breitbart-Texas/2014/10/14/Expert-CDC-Protocols-Leave-Health-Care-Workers-Vulnerable-to-Ebola
Expert: CDC Protocols Leave Health Care Workers Vulnerable to Ebola

http://www.lewrockwell.com/2014/10/jack-perry/cdc-liars-fail-miserably-again/
CDC Fails Again. Are you Surprised? I Bet we Both aren't

 米国の当局や病院でエボラへの準備ができていなかった一方で、米国政府の
入国審査は甘いままで、ダンカンはリベリアからの入国をすんなり認められた。
対照的にメキシコなど中米諸国は、西アフリカからの入国を大幅に制限する
など、非常に厳しい対応をしている。これは差別的だと米国から批判されてい
るが、中米諸国が厳しい対応をしているおかげで、西アフリカから中米経由で
米国にエボラ患者が入ってこなくてすんでいる。米国とメキシコの間の国境は
密入国が簡単で、もし中米にエボラが感染したら、米国に感染する可能性が高い。

http://www.reuters.com/article/2014/10/17/us-health-ebola-idUSKCN0I52WZ20141017
Obama open to appointing Ebola 'czar', opposes travel ban

 的確な対応をすれば米国でエボラが拡大することはないが、的確な対応を阻
害する要因が多い。米国のエボラ対策は、CDCがお粗末なだけでなく、マス
コミ報道や当局の広報体制もお粗末で、まるで社会的な過剰反応やパニックを
煽りたいかのようだ。エボラ感染者が出て以来、米国では、公共の場で誰かが
嘔吐すると、エボラとの連想でパニックが発生する。3人が感染したダラスで
は10月19日、電車の駅のホームで女性が嘔吐し、防護服をつけた消防隊が
かけつけた。当初、嘔吐した女性は死亡したダンカンと同じアパートに住んで
いてCDCの監視を受けている人物と報じられ、大騒ぎになったが、あとでそ
れは誤報と判明し、女性はエボラと関係ないことがわかった。こんな誤報がな
んで発生するのか不可解だ。

http://www.intellihub.com/dallas-woman-falls-ill-dart-train-platform-vomits/
Ebola Dallas: Woman falls ill on DART train platform, vomits

 草の根運動に人気があるロン・ポール元下院議員は「エボラの在米感染者が
1人から2人に増えた時、米マスコミは『エボラ感染が100%も増加した』
と騒いだが、これこそ誇張報道だ。エボラは危険だが、それをパニックに発展
させて不要な政策をやろうとする動きの方がもっと危険だ」と警告している。
パニックが煽られるので、すでに米国民の半分が、エボラを恐れて国際線の飛
行機に乗らないようにしている。

http://xrepublic.tv/node/10832
Ron Paul: Ebola panic is much more dangerous than the disease itself

 ワシントンDCの国防総省(ペンタゴン)では10月17日、最近リベリア
から帰国した同省要員の一人が、同省の周辺を行き来するバスに乗っている時
に気分が悪くなり、下車して同省の駐車場で嘔吐したので大騒ぎになった。後
で、この要員はエボラに感染していないとわかったが、国防総省の全体にエボ
ラの恐怖を植えつける効果はあった。

http://www.washingtontimes.com/news/2014/oct/17/ebola-scare-pentagon-woman-back-africa-vomits-park/
Ebola scare at Pentagon: Woman back from Africa vomits in parking lot

http://online.wsj.com/articles/parking-lot-outside-pentagon-closed-off-due-to-ebola-scare-1413561377
Pentagon Parking Lot Case Isn't Ebola, Officials Say

 国防総省は、自分たちの権限が拡大する問題が起きる際、自分たち自身が攻
撃されて危機感が醸成されることを好む傾向がある。01年の911事件の時
もペンタゴンに旅客機が突っ込んだことになっているが、その穴はどう見ても
旅客機よりはるかに小さく、機体の破片も散乱しておらず、周辺の電柱も翼で
なぎ倒されたのでなく重機で引っこ抜かれた感じで、自作自演的な設置型爆弾
の可能性が強い。国防総省は、エボラと「戦う」ために、3千人の米軍兵士を
西アフリカに派兵することを決めている。医療体制の充実が必要なときに、お
門違いな「戦争」を広げたがる国防総省のやり方は、911後、国内でテロを
捜査する警察や公安の政策(もしくは政府内部の自作自演性に対する捜査)を
すべき時に、お門違いな中東への戦争を広げてイラクに侵攻して以来、変わっ
ていない。

http://tanakanews.com/911.htm
田中宇の911事件関係の記事集

http://www.infowars.com/obama-readies-unconstitutional-executive-order-to-send-national-guard-to-liberia/
Obama Readies Unconstitutional Executive Order to Send National Guard to Liberia

 911以来のテロ戦争での有事体制の恒久化、08年のリーマン危機後に貧
富格差の拡大が容認されていること、05年のハリケーン「カトリーナ」で
FEMA(連邦緊急事態管理局)など米当局がニューオリーンズの被害をむしろ
拡大する対策を採ったこと、メキシコからの違法移民の流入が看過(むしろ扇
動)されていること、そして今回のエボラに対するCDCなどのお粗末な対応
と、米当局の近年の危機対策の中には、危機をむしろひどくするかのような、
未必の故意的な過度の失策が目立つ。

http://tanakanews.com/f0918katrina.htm
アメリカ「カトリーナ後」の孤立主義と自滅主義

http://tanakanews.com/140729immigration.php
◆移民危機を煽る米国政府

 米政府自身が、米国を混乱させ、国力を浪費している。それが何のためなの
か、私が疑っているような「多極化推進」との関連があるのかどうか不明だ。
しかし、こうしている間にも、米国の国力や覇権の力は、静かに内側から減衰
させられている。

この記事はウェブサイトにも載せました。
http://tanakanews.com/141020ebola.htm


●最近の田中宇プラス

◆サウジアラビア原油安の陰謀
http://tanakanews.com/141016oil.php
【2014年10月16日】サウジアラビアが米国と結託し、イランやロシア
を困らせる目的で原油の国際相場を引き下げる戦略を展開している。しかし、
露イランにとって大した打撃にならないかもしれない。ソ連時代と異なり、
今のロシアやイランには金づるとして中国がいる。サウジ主導の原油安は、
米国の同盟諸国や米サウジ自身をも困らせる。特にサウジの陰謀として、米国
のシェール石油ガスのバブル崩壊の引き金を引きかねない。

◆イスラム国はアルカイダのブランド再編
http://tanakanews.com/141015isis.php
【2014年10月15日】 米諜報専門家のシベル・エドモンズが、ISIS
(イスラム国)について「アルカイダがすたれたことを受け、米当局がアルカ
イダのテロリストたちを別のブランドとして立て直し、マーケティング策を変
更してISISが出てきた」という趣旨の発言をした。アルカイダは、米当局
にとって、自分たちに都合の良いようにテロをやらせる道具として育てた組織
だったが、同様にISISも、米当局の都合に合わせて動く新たなバージョン
の組織として、米当局によって育てられたという意味だ。

◆ユーラシアは独露中の主導になる?
http://tanakanews.com/141007eurasia.php
【2014年10月7日】今春からのウクライナ危機の本質は、NATOのア
フガニスタン占領が今年で終わるのを機にドイツがEUの軍事統合に拍車をか
け、欧州を脱NATO・脱対米従属・親露的な独自路線に進めようとするのを、
米国が阻止しようとする策だ。ドイツは、EU内の対米従属派に配慮して米国
のロシア敵視策にある程度つき合いながらも、最終的にウクライナ危機を転機
として、欧州とロシアとの影響圏の境界確定につなげ、独露関係を好転しよう
としている。長期的に見てウクライナ危機は、きたるべき多極型世界を準備す
るための、欧露の影響圏が重なる地域での境界画定の作業となる。

◆米当局がエボラ危機を誇張する戦略?
http://tanakanews.com/141006ebola.php
【2014年10月6日】西アフリカで多数の罹患者や死者が出ているエボラ
出血熱の問題について、米政府が、危機を意図的に扇動・誇張する策を採って
いるという指摘が、インターネット上で出ている。エボラをめぐっては、今春
の早い段階から、米国の製薬会社が臨床試験を不十分にしか行っていない新薬
の患者への投与をやりたがったり、米国防総省がエボラを「軍事問題」として
とらえたがるなど、政治力のある製薬業界や軍産複合体による不正な利権あさ
りの動きが目立っていた。エボラ自体が生物化学兵器として米当局が開発した
ものだという見方も以前からある。  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年10月22日 00:03:38 : A4GQ7o9O02
恐怖や不安を煽ると、人びとの暗示感応性が高まります。
すなわち、洗脳されやすくなります。

02. 2014年10月22日 09:41:58 : mAKWjxKjsw
CDCの悪口ばかりですが、WHOの真実は書かないんですか?
国境無き医師団が激怒しているでしょう。
アフリカでWHOはまるで無能だった。
私達ひとつの民間団体だけが、エボラと戦った。
これでは防げるわけが無い。

最新の厳格化されたCDCエボラプロトコルもちゃんと書いてください。
そして、CDCなんがどうでもいい。
日本の厚生労働省はプロトコルを全病院に配布したのか?
自分の国を心配しなさい。
そんなことはすでにベトナムでも行われているし。
香港では26ページの対応マニュアルが8月には作成されていた。
中国に至っては、ものすごい自信をもってエボラを待っている。
フェイスブックに感染症ニュースを流したりしてね。

日本人の大丈夫洗脳のほうを心配するべきなのではないの?


03. 2014年10月22日 11:04:52 : nJF6kGWndY

>サウジアラビアが米国と結託し、イランやロシアを困らせる目的で原油の国際相場を引き下げる戦略

笑える


http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM17H0N_X11C14A0000000/
[FT]原油価格下落を静観するサウジの深遠な思惑
2014/10/17 14:00日本経済新聞 電子版
 サウジアラビアが新たに原油価格戦争を仕掛け、関係がぎくしゃくしている米国に対して周到に計算された賭けに打って出ている。米シェール業界に打撃を与えつつも、同国政府に地政学的恩恵や経済的利益をもたらすことで埋め合わせできると踏んでいる。

ガソリン価格を表示するスタンドの掲示板。原油価格の下落は世界市場に影響を及ぼしている(15日、米ニュージャージー州)=AP
ガソリン価格を表示するスタンドの掲示板。原油価格の下落は世界市場に影響を及ぼしている(15日、米ニュージャージー州)=AP
 米国とサウジがイラクとシリアでの戦いで手を携えるなか、サウジは原油市場での自らの重要な役割を主張し、立ち上がったばかりの米シェール業界の資金調達を巧妙に絞るという大胆な手段をとっている。それでも、原油価格の下落は米消費者にとって事実上の減税となり、低価格が続けば米政府が圧力をかけるロシアとイランへ打撃が及ぶ。

 米カーネギー財団エネルギー・気候部門のデボラ・ゴードン氏は、サウジの原油価格への圧力は慎重に計算された動きで、ロシアやイランなどのライバル国や敵国にとって問題になると指摘する。「サウジはこれが事態を一変させると結論づけたようだ。望まない相手に打撃を与えずに恩恵を得るからだ」と話す。

■米国との緊張の高まりが背景に

 世界の原油需要は急激に落ち込んでいるのに米国の産油量は急増しているため、サウジアラビアは選択を余儀なくされた。相場安定のために減産に踏み切り、負担をかぶることもできた。しかし、原油価格の下落を静観し、これまで支持してきた1バレル100ドルではなく80ドル前後でもよしとする姿勢を示すことにしたようだ。米国などでの新たな原油産出が石油輸出国機構(OPEC)の将来に影を落としているなか、サウジは石油市場に対し、価格決定における自らの主要な役割を改めて強調している。価格低迷が続けば、サウジは財政赤字に陥り、政治的安定に新たな問題が持ち上がるかもしれない。だが、サウジは巨額の外貨準備を抱えるため、歳入が減っても耐えられると多くのアナリストはみている。

 サウジのこうした判断の背景には、米国との緊張の高まりがある。両国はこの1年間、オバマ政権がイランと核開発問題で合意を目指していることを巡り対立してきた。それはサウジにとって宿敵とのナイーブな和解にみえる。一方で、サウジはイラクとシリアのイスラム過激派に対抗する米主導の有志連合の中核を担っている。同国は原油価格の低下を促すことで、米政府が望む地政学的状況の実現を支えている。ウクライナ介入に伴う負担や米欧の経済制裁に苦しむロシア経済にとって、原油価格の下落はさらなる問題となる。

■シェール生産業者に影響

 イラン経済も影響を免れないだろうが、これが核問題の協議にもたらす影響は判断しにくい。サウジは交渉決裂を望んでいるが、石油収入が減る見通しになればイラン政府が米国に譲歩する可能性がある。イランは制裁解除を勝ち取ることをさらに強く求めるようになるからだ。世界経済が減速しているため、原油価格の下落は景気悪化に苦しむ欧州と中国にとって朗報となり、米消費者に直接の恩恵ももたらす。シェールブームにもかかわらず、米国はなお世界屈指の石油の純輸入国だからだ。

 シティグループのエド・モース氏の試算では、北海ブレントが80ドルに下がれば、米国の1世帯あたり平均600ドル弱の減税に相当するという。

 もっとも、原油価格の下落にはこの10年で激増したシェールオイルの生産量にブレーキをかける思惑もあるようだ。国際エネルギー機関(IEA)は最近、この夏に米国の原油と液化天然ガス(LNG)の生産量はサウジの生産量に追いついたことを明らかにした。価格がいまの水準を維持するかさらに下がれば、米国のシェール生産業者の資金繰りは苦しくなり、設備投資の削減を検討する企業も出てくるだろう。そうなれば15年の米国の産油量は伸び悩む。価格がもっと下がれば、生産は減少に転じる可能性もある。

By Geoff Dyer and Ed Crooks

(2014年10月17日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)


04. 2014年10月22日 11:09:22 : nJF6kGWndY

>ユーラシアは独露中の主導になる?

と言うより、経済危機で低迷している中国にとって、今回の中東や東欧での地政学リスクは最大の恩恵になった


05. 2014年10月22日 14:15:37 : z79BEdA93M
>>nJF6kGWndY
賢者は愚者を笑わないが、愚者は賢者を笑う。
愚者とはあなたです。
世界情勢がものすごい勢いで動いています。
笑って済まされなくなりますね。
それと、日経の記事を載せるだけで音痴がばれますよ。

https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=77276
[ベンジャミン・フルフォード氏]ドラゴン・ファミリが連邦準備理事会の支配を勝ち取った

2014/10/21 10:30 PM ISIS, エボラ, ベンジャミン・フルフォード, 通貨・銀行 / アメリカ, 世界全体, 中東, 政治経済, 竹下氏からの情報, 陰謀, *陰謀

竹下雅敏氏からの情報です。


 冒頭の一文が、決定的だと思います。白龍会の情報でこれが出てきたとなると、やはり10月17日の記事は正しかったと言えるのではないでしょうか。
 文中には“エボラもISISキャンペーンも白龍会との取引が成約しているので下火になる”とあり、エボラ騒動はパンデミックにならずに収束する可能性が出てきました。実際ナイジェリアでは、収束宣言が出ています。ただ取引が成立しているとなると、この連中の大量逮捕は今しばらく行われなくなったかも知れません。やむを得ないところですが、世界は確実に良い方向に向かっていると思います。


(竹下雅敏)


――――――――――――――――――――――――

フルフォードレポート英語版(10/21)

転載元より抜粋) 嗚呼、悲しいではないか! 14/10/21

ドラゴン・ファミリが連邦準備理事会の支配を勝ち取った

複数の情報源は2014年10月17日に、ドラゴンファミリが連邦準備理事会の国際取引の支配を受け継ぎ、その結果、交渉の戦術である徒党のISISとエボラ作戦は下火になると報道している。取引では、米国、欧州と英国はそれぞれ、国内通貨を発行するようになるだろう。しかし、世界の準備通貨はもはや連銀を所有してきたファミリによって支配されることはないと、国防総省とCIAを含む情報源は述べた。

中国政府は契約に達したことは確認できていない。にもかかわらず、旧体制下では中国、インドネシアと日本は自分のドルを印刷していたが、すべての新規ドル製造は10月に停止されると言及した。このことは、国際的に発行される新通貨はドル以外のものになる、おそらく人民元を中心とした通貨バスケットになるだろうことを意味している。

英国のMI5情報筋は、その役割として、「欧州は今後のユーロの使用に基づくどんな合意も作れない状態になっている。イタリア、フランスとドイツは自国通貨の発行を促進する必要があり、これが今のところ認識されている事実である」と言っている。

しかも、中東や米国内にはこの取引を受け入れない主要強力グループが依然いるとドラゴンファミリは言う。結果的には、最後まで抵抗するグループが落ち着いて制御されるまで地政学的混乱は継続するものと予想される。ドラゴンファミリは中国の旧暦正月までに彼らは完全に徒党の敗北に追い込まれるだろうと言っている、それは2015年2月19日にあたる。

G7情報源の高官は、新取引の結果として「新経済システムが、つまり資源が豊富で不足はない」という真実に立脚して開発されるだろうと、それぞれ個別に確認している。

東西と難解な権力の高位のレベルで契約が成立したら、多くの公的兆候が現れるであろう。例えば、米企業社長バラクオバマ、日本の奴隷首相安倍信三、国連事務総長バンギムンとイスラエル首相ベンジャミン・ネタニヤフを含む多くの世界のリーダーは職を追われるだろう。

(続きはここから)
確かに安倍にとって良くない状況である。彼の改造内閣の大臣の二人、小渕優子経済産業大臣と松島みどり法務大臣は今日月曜日に辞任した。政治資金の誤用の疑いで大臣たちは辞任したが、これは一般大衆向けの言い訳である。両大臣はCIAの日本ハンドラーのトップであったジェラルド・カーティスの子分であった。なお彼はすでに日本ハンドラーのトップではない。日本の皇室の情報源は、安倍とリチャード・アーミテージとマイケル・グリーンのような秘密ハンドラーの排除はドラゴン・ファミリと西側リーダーとの間の契約の一環であった。

ベテラン政治家の小沢一郎は、新に独立した政府が形成されるまで日本を主宰する暫定的な人物として日本の右翼によって提案されていると情報筋は言った。安倍の代替の可能性として出ている二人の名前は、前大阪府知事の橋下徹と前宮崎県知事の東国原英夫である。

今後数カ月で、国連、世銀とIMFの変化を見ることができれば、高レベルの契約が成立したことを確証できるだろう。

多くの情報源と報告はまた米大統領バラク・オバマは将軍カーター・ハム率いる軍政府のよって置き換わると主張している。もしこれが本当に真実であれば、各国のテレビ画面上でそれが見られるはずだ。それを見ることができるまで、この情報は話半分にしておきましょう。

しかし、国防総省は実際に記事のトップで、エボラもISISキャンペーンも白龍会との取引が成約しているので下火になるとはっきり言っている。

エボラ作戦は、世界貿易と旅行を遮断する口実として偽の世界流行病を使って脅すことでアジア人に圧力をかけることを目論見んだ交渉戦術であった。ISIS作戦は中東の石油の流れを遮断するという暗黙の脅しであった。

取引が成立すれば、ISISもエボラ両方とも企業ニュースから次第に消えてゆく。

エボラについて言えば、ロックフェラー・ファミリが日本の皇室経由でこの著者に接触してきて、最近航空機事故で死んだデイビット・ロックフェラーの息子のリチャード・ロックフェラーは彼がエボラ作戦について告発しようとしていたので、彼を黙らせるために徒党によって殺されたと言っている。


06. 2014年10月23日 10:15:15 : 6uFgfWwteg
9月初旬ころ、安部がリベリア首相から日本の自衛隊の「医療部隊」を現地に派遣して
支援してほしいという内容の書簡を受け取っていたと政府関係者が明らかにした
というニュースがつい先日(10月18日産経で取り上げられた内容)あった。


エボラを、ただの詐欺商法だとか笑い飛ばしていられる国は
このリベリアの国民が置かれている悲惨な現実にも思い至らないのだろう。


アメリカでエボラの2次感染被害者をだしたダンカンなる人物がそうだというのではないが、エボラの開発者かもしれないアメリカや、自分たちに適切な支援の手を差し伸べず、自分たちの災難をエボラ詐欺だなどと笑い飛ばしている先進国に復讐してやるんだとエボラ自爆テロを考える連中はいないと言い切れるのか。

自分たちは見捨てられていると恐れ、死を目前にしている人たちが
安穏のうちに暮らす人々と同じ精神状態、正常な判断をもち続けられるものだろうか?

リベリアのダンカンという人物に関しては、田中が調べ上げたように、住んでいたアパートの大家の死からエボラに感染したかもしれないという不安を抱いて「米国在住の姉(妹?)を頼って渡米した。」ただ、先進国での治療を受けたいと望んだだけでなのであろう。
だが、リベリアの国民は「皆」ダンカンと同じ不安を抱いているのである。

それが、リベリア大統領をも動かし、安部宛に支援を求める個人的な書簡となった。

こういう意味でも、西アフリカでエボラが完全終息しない限り、人の移動を制限するために軍事封鎖という手段も用いられる可能性は今後もあるのだと思う。
表向きオバマは、今後も人の移動を制限するつもりはないとアナウンスしている。
だから、この軍事封鎖は秘密裏に行われる可能性もある。

そうして、今後エボラ騒動にかぎらず、ウクライナ問題やイスラム国という地政学的脅威は各国に軍事予算の積み増しを正当化する口実にもなるだろう。

そして、アメリカでもある州銀行理事が、アメリカで2人目のエボラ患者が出たにも関わらず「マスコミはエボラに過剰反応しすぎている」とコメントした。
マスコミへの統制がきかない事態に進展しはじめていることを心配しているのだろう。
いよいよ、アメリカ経済への影響も心配しはじめた証拠であろう。
「今アメリカは、経済統制、金融統制という国内事情から、アメリカ本土でこうした本土攻撃、テロにも匹敵するショックが起きることを何よりも恐れている。」
それは、アメリカばかりでなく、欧州、日本でも同じなのである。

こうなると、今までとは反対に、またマスコミに対してもかん口令的情報統制がされて、エボラ拡大に関して正確な人々に
届かなくなる可能性の方が高い。
オバマの焦りも本物のように思える。

このスレでは、このことで、アメリカ経済がどうのこうの細かいところまで書くつもりはない。
エボラ拡大懸念は本物であろうということだ。


07. 2014年10月23日 10:51:38 : mAKWjxKjsw
6サンみたいに賢明なコメントはこの板にはほとんどない。
9月のお願いを、今まで放置とか、ひどい男だな。
9月に派遣していれば、意味があったと思う。
まだ国連も何とかしなければ、という意気込みがあったからだ。
すでに国連がカウントダウンをはじめてからでは、死体回収以外の仕事はない。
しかし、もうすでに修羅場と化している現地に派遣するのは手遅れだし、
自衛隊員もかなり死ぬだろう。
アメリカの様子を見てから、という悪い癖は直さないとね。


08. 2014年10月23日 17:50:47 : q4suTflJeT
WHOは死者4900人、感染者1万人と発表した。

感染症では実際の感染者は10倍と考えられる。

10万人の感染者で今後5万人が死亡する。

そして、2倍ずつ感染者、死亡者は増えていく。

対応する治療薬の在庫量はあるだろうか。

なければ、中世のペストのように、「隔離」しかない。


09. 2014年10月23日 20:05:25 : 2915a15eJA
ブラック企業を引き連れて諸国にトップセールスと称して
押し売り歩く企業ちょうちん持ちの事をアメリカの今の姿

を日本にもたらす疫病神だと筆者は言っています。
一般国民を危険にさらす内閣にあきれ果てます。


10. 2014年10月23日 23:13:05 : yS03F4Ky9U
>>02. 2014年10月22日 09:41:58 : mAKWjxKjsw様

いい人ですね

でも「国境無き医師団」を信じていらっしゃるところですでにアウトです


11. 2014年10月25日 11:44:07 : 7jZeTpGO0A
日本で感染者が出ても公表しないだろうね、明るみに出てから1週間後ぐらいに
嫌々発表し「治療費が莫大になるので自己負担とする@財務省」とか言いそう。
あと、適切に焼却処理しなきゃならない防護服をヤクザが山中に不法投棄したり
etc etc.

12. 2014年10月25日 15:13:57 : mAKWjxKjsw
ドイツ人の治療費、初めの見込みは30万ユーロだったが、
40日間の入院で、200万ユーロかかった。
WHOの職員なので、全部WHOが払った。
彼は重症になって、呼吸困難、血液の感染症で敗血症、抗生物質の耐性菌、
脱水症状は1日10リットルの点滴が必要だった。
今は完治して退院した。
ドイツにひとりの患者だからこそ受けられた治療だと思う。
一人目の国連職員は死亡した。
日本ではアビガンが、さも単独で治療できる薬のような報道がされているが、
みんな複数の治療薬と血清の輸血で回復している。
スペインの看護士の治療履歴は公表されていない、という報道が海外ではあるが、
日本では、アビガンで治った、と報道された。
彼女は多臓器不全になっていた、合併症が怖ろしい。

13. 2014年10月26日 02:16:46 : FfzzRIbxkp
炭疽菌みたいな感じ。

アフリカはボコ・ハラムはどうなったの。


14. 2014年10月26日 13:59:48 : FQcZ1bw3kg
11月4日の米中間選挙で
共和党が上院で過半数を獲得したら
エボラは終息する筋書きらしい。

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