http://www.asyura2.com/09/gm15/msg/260.html
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http://tanakanews.com/141020ebola.htm
10月8日、リベリア人(西アフリカ)のトーマス・エリック・ダンカンが、
エボラ出血熱により、米国テキサス州ダラス市の病院で死亡した。ダンカンは、
米国内でエボラ出血熱と診断された初めての患者だった。これまでに、西アフ
リカ諸国でエボラ対策のために働いていた医師ら5人の医療関係者が、現地で
エボラに感染し、米国に帰国して治療を受けている。彼らは、現地でエボラと
診断され、米国で受け入れ態勢が作られてから帰国している。対照的にダンカ
ンは、特に受け入れ態勢を整えたわけでない、ふつうの大きめの病院に患者と
してやってきた。
http://en.wikipedia.org/wiki/Ebola_virus_outbreak_in_the_United_States
Ebola virus outbreak in the United States - Wikipedia
ダンカンはリベリアの首都モンロビアに住んでいたが、9月19日、米国在
住の姉(妹?)を頼って渡米した。渡米の5日前、ダンカンは、住んでいたア
パートの大家一家の一人(Marthalene Williams)が急な腹痛を訴えたため、
病院に連れていったが病床に空きがないと断られ、患者を再び自宅に運び入れ
るのを手伝った。大家はエボラに罹患しており、間もなく死亡した。ダンカン
はこの時、エボラに感染したと考えられる。
http://en.wikipedia.org/wiki/Thomas_Eric_Duncan
Thomas Eric Duncan From Wikipedia
http://www.nytimes.com/2014/10/02/world/africa/ebola-victim-texas-thomas-eric-duncan.html
Liberian Officials Identify Ebola Victim in Texas as Thomas Eric Duncan
ダンカンは、その5日後に渡米する際、モンロビアの空港の出国審査で、最
近エボラ感染者と接触していないか尋ねられ、ダンカンは「ない」とうそをつ
いて出国した。米国に入国する際の審査では、ダンカンがエボラ感染地のリベ
リアから来たことが問題にされず、ダンカンは簡単に米国に入国し、ダラスの
姉の家での滞在を開始した。リベリア政府は後で、うそをついて出国したダン
カンを非難したが、うそをつかなければ米国に行けなかったのだから、ダンカ
ンがうそをつくのは当然だった。うそを見破れなかったリベリアや米国の政府
の方が問題だ。
http://www.naturalnews.com/047118_Ebola_pandemic_US_government_American_cities.html
Do these ten pieces of evidence prove the U.S. government is actively encouraging an Ebola outbreak in America?
ダンカンは、米国に着いた4日後から腹痛や発熱などエボラの症状が出始め。
翌9月25日の夜に、ダラスの大きなプレスビテリアン病院(約900床。
Texas Health Presbyterian Hospital)に急患で駆け込んだ。数日前に西アフ
リカから渡航してきた人物が腹痛や発熱を訴えたら、医師はエボラを疑って当
然だが、ダンカンは米国に来たばかりで米国の健康保険に入っていなかった。
高額な検査を行ってエボラでなかった場合、ダンカンの支払い能力が低いと、
検査費を取りはぐれ、病院自身の負担となる懸念があった。そのためか、病院
側はダンカンをエボラでなく通常の腹痛と診断し、鎮痛剤と抗生物質を渡し、
翌朝に帰宅させた。病院側はのちに、ダンカンがリベリアから来たばかりだと
わかっていながら十分な対応をしなかったことについて謝罪文を出している。
http://www.huffingtonpost.com/grace-jisun-kim/ebola-and-thomas-eric-dun_b_5984056.html
Ebola and Thomas Eric Duncan: Compassion for All
http://texashealth.org/images/letter-to-the-community-101914.jpg
A LETTER TO OUR COMMUNITY - 病院の謝罪文
3日後の9月28日、ダンカンは嘔吐し始め、本人や家族がエボラの発症を
確信し、救急車を呼んで同じプレスビテリアン病院に搬送された。こんどは病
院側もエボラと診断してダンカンを隔離したが、すぐには治療が開始されなか
った。6日後の10月4日、試験段階にあるエボラの治療薬が投与されたが、
遅すぎたようで、ダンカンは10月8日に死亡した。
その後、病院は看護師らの2次感染がないか検査した。すると10月12日、
ダンカンの世話をした看護師のうち2人がエボラに2次感染していることが
明らかになった。現時点で2人は、エボラの治療経験がある他地域の病院に運
ばれ、治療を受けている。米政府のエボラ対策の担当部署であるCDC(疾病
対策予防センター)は、医師や看護師がエボラ罹患者に対応する際に身につけ
るべき防護服などについて指針を設けている。2次感染が明らかになった日、
CDC長官は「CDCの指針を守って患者に接していたら、看護師が2次感染
することはなかった。看護師は、CDCの指針を守らずに患者に接していたの
でないか」と表明した。
http://www.npr.org/blogs/thetwo-way/2014/10/12/355537175/texas-health-care-worker-tests-positive-for-ebola
CDC Cites 'Breach' In Ebola Protocol As Second Texas Case Emerges
これに対し、プレスビテリアン病院の状況を調べた看護師組合が、問題は
CDCの指針自体の方にあったと反論した。CDCの指針は、エボラ患者の容
態の度合いをいくつかに分け、軽度の患者には手袋とガウン式の軽度の防護服を、
重度の患者には顔面や頭部、靴への覆いを含む重度の全身防護服を着るよう、
医師や看護師に求めていた。しかしエボラ患者の中には、容態が急に悪化し、
突然、噴出型の嘔吐や、患者自身で止められない激しい下痢の症状を示す者が
多い。患者の容態が良いので看護師がCDC指針にしたがって軽装で世話を
していると、突然の嘔吐などが起こり、防護服を着替える間もなくそのまま対
処せざるを得ず、患者の体液が看護師に接触し、感染してしまう。患者の苦し
みを思いやる献身的な看護師ほど、2次感染しやすくなる。プレスビテリアン
病院のケースはこれだった。
http://online.wsj.com/articles/cdc-to-issue-new-guidelines-for-health-workers-dealing-with-ebola-1413593787
CDC to Issue New Guidelines for Health Workers Dealing With Ebola
ダンカンが2度目に入院してから2日間、看護師はCDCの指針や上司の指
示にしたがい、軽装でダンカンに接し、おそらくこの間に2人が2次感染した。
CDCから病院への指示が二転三転し、現場の看護師や医師は、CDCの変更
に合わせるのが大変だった。CDCは、かつてHIVの被害が広がったときに
も方針が二転三転した前科がある。この体質は改善せず、今回の2次感染に
つながった。しかもCDCは、自分たちの指針が悪いのに、指針を遵守してい
た献身的な現場の看護師に責任をなすりつけるという極悪非道なことをやって
しまった(どこの国にもありがちな、役人らしい対応といえる)。
http://www.latimes.com/nation/la-na-dallas-nurses-hospital-response-20141016-story.html
Dallas hospital shifts blame to CDC on Ebola protocols
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2798606/she-scared-doctor-describes-moment-nina-pham-learned-ebola-pays-tribute-hero-nurse-insists-team-followed-cdc-guidelines.html
'She was scared': Doctor describes the moment nurse Nina Pham learned she had Ebola - but insists she followed CDC guidelines while treating 'patient zero'
大統領府で開かれたエボラ対策会議で、CDCは在米エボラ患者の一人一人
の容態を尋ねられた。すでに死亡ないし治癒した者を入れても、在米患者が数
人しかいないにもかかわらず、CDCは個別の容態を把握しておらず、返答で
きないのでオバマを苛立たせた。CDC自身が患者の容態を把握していないの
に、患者の容態の変化に合わせて複数種類の防護服の中から適切なものを選ぶ
ことを病院に求めるのは無理だった。
http://www.nytimes.com/2014/10/18/us/amid-assurances-on-ebola-obama-is-said-to-seethe.html
Amid Assurances on Ebola, Obama Is Said to Seethe
CDCは、2次感染を看護師自身のせいにした5日後、看護師でなく自分た
ちの指針の方に不備があったことを認め、指針を変更することを発表した。そ
れまでの、患者の容態に合わせて看護師らが防護服を変えるシステムでなく、
最初から最も重い患者に対処できる全身防護服を着て患者の世話をすることを
病院に義務づけた。従来のCDCの指針は病院に指針遵守を義務づけるもので
なかったが、今回順守の規定も強化した。従来は義務づけでなかったため、全
米の多くの病院が、医師や看護師らにエボラ対策に関する行動的な訓練を行わ
ず、エボラ対策についての文書を配布して読んでおくように指示するだけだった。
http://www.politico.com/story/2014/10/hearing-will-have-public-health-officials-grilled-on-ebola-111943.html
CDC director in hot zone at Ebola Hill hearing
防護服に関して重要なのは、患者に接している時よりも、防護服を脱ぐとき
や、脱いだ後のことだ。脱ぎながら、防護服の裏側が表になるように上手にま
とめる技能が必要で、慣れていないと脱ぐときに患者に接していた防護服の表
側が肌に触れて感染しかねない。容態が悪いエボラ患者は噴出的な嘔吐、下痢、
出血によって病室が汚染される。看護師らが靴に防護カバーをしないで病室に
入り、そのまま病院内を歩くと、2次感染の可能性が拡大する。プレスビテリ
アン病院では、エボラ患者の体液のサンプルを採って検査する際、サンプルを
病室から検査室まで、院内の通常の圧縮空気式の輸送システムで送っていた。
これも、輸送の途中でサンプルを入れた容器が破損すると、院内への2次感
染につながる。患者が排出した体液を吸い取った後の廃棄物の処理のシステム
も不完全だったことが、看護師組合の調査でわかっている。
http://www.huffingtonpost.com/2014/10/15/dallas-ebola-patient-nurses_n_5991814.html
Nurses Treated Ebola Patient Thomas Eric Duncan Without Proper Protective Gear, Group Says
西アフリカでは、30年前から断続的にエボラの被害にあっているが、今年
初めて医師や看護師が2次感染した。対照的に米国では、最近初めて一人目の
患者に対処したところ、それだけで2人も2次感染が起きた。米政府は数カ月
前からエボラの上陸に備えていたはずだが、お粗末な結果になっている。
http://www.breitbart.com/Breitbart-Texas/2014/10/14/Expert-CDC-Protocols-Leave-Health-Care-Workers-Vulnerable-to-Ebola
Expert: CDC Protocols Leave Health Care Workers Vulnerable to Ebola
http://www.lewrockwell.com/2014/10/jack-perry/cdc-liars-fail-miserably-again/
CDC Fails Again. Are you Surprised? I Bet we Both aren't
米国の当局や病院でエボラへの準備ができていなかった一方で、米国政府の
入国審査は甘いままで、ダンカンはリベリアからの入国をすんなり認められた。
対照的にメキシコなど中米諸国は、西アフリカからの入国を大幅に制限する
など、非常に厳しい対応をしている。これは差別的だと米国から批判されてい
るが、中米諸国が厳しい対応をしているおかげで、西アフリカから中米経由で
米国にエボラ患者が入ってこなくてすんでいる。米国とメキシコの間の国境は
密入国が簡単で、もし中米にエボラが感染したら、米国に感染する可能性が高い。
http://www.reuters.com/article/2014/10/17/us-health-ebola-idUSKCN0I52WZ20141017
Obama open to appointing Ebola 'czar', opposes travel ban
的確な対応をすれば米国でエボラが拡大することはないが、的確な対応を阻
害する要因が多い。米国のエボラ対策は、CDCがお粗末なだけでなく、マス
コミ報道や当局の広報体制もお粗末で、まるで社会的な過剰反応やパニックを
煽りたいかのようだ。エボラ感染者が出て以来、米国では、公共の場で誰かが
嘔吐すると、エボラとの連想でパニックが発生する。3人が感染したダラスで
は10月19日、電車の駅のホームで女性が嘔吐し、防護服をつけた消防隊が
かけつけた。当初、嘔吐した女性は死亡したダンカンと同じアパートに住んで
いてCDCの監視を受けている人物と報じられ、大騒ぎになったが、あとでそ
れは誤報と判明し、女性はエボラと関係ないことがわかった。こんな誤報がな
んで発生するのか不可解だ。
http://www.intellihub.com/dallas-woman-falls-ill-dart-train-platform-vomits/
Ebola Dallas: Woman falls ill on DART train platform, vomits
草の根運動に人気があるロン・ポール元下院議員は「エボラの在米感染者が
1人から2人に増えた時、米マスコミは『エボラ感染が100%も増加した』
と騒いだが、これこそ誇張報道だ。エボラは危険だが、それをパニックに発展
させて不要な政策をやろうとする動きの方がもっと危険だ」と警告している。
パニックが煽られるので、すでに米国民の半分が、エボラを恐れて国際線の飛
行機に乗らないようにしている。
http://xrepublic.tv/node/10832
Ron Paul: Ebola panic is much more dangerous than the disease itself
ワシントンDCの国防総省(ペンタゴン)では10月17日、最近リベリア
から帰国した同省要員の一人が、同省の周辺を行き来するバスに乗っている時
に気分が悪くなり、下車して同省の駐車場で嘔吐したので大騒ぎになった。後
で、この要員はエボラに感染していないとわかったが、国防総省の全体にエボ
ラの恐怖を植えつける効果はあった。
http://www.washingtontimes.com/news/2014/oct/17/ebola-scare-pentagon-woman-back-africa-vomits-park/
Ebola scare at Pentagon: Woman back from Africa vomits in parking lot
http://online.wsj.com/articles/parking-lot-outside-pentagon-closed-off-due-to-ebola-scare-1413561377
Pentagon Parking Lot Case Isn't Ebola, Officials Say
国防総省は、自分たちの権限が拡大する問題が起きる際、自分たち自身が攻
撃されて危機感が醸成されることを好む傾向がある。01年の911事件の時
もペンタゴンに旅客機が突っ込んだことになっているが、その穴はどう見ても
旅客機よりはるかに小さく、機体の破片も散乱しておらず、周辺の電柱も翼で
なぎ倒されたのでなく重機で引っこ抜かれた感じで、自作自演的な設置型爆弾
の可能性が強い。国防総省は、エボラと「戦う」ために、3千人の米軍兵士を
西アフリカに派兵することを決めている。医療体制の充実が必要なときに、お
門違いな「戦争」を広げたがる国防総省のやり方は、911後、国内でテロを
捜査する警察や公安の政策(もしくは政府内部の自作自演性に対する捜査)を
すべき時に、お門違いな中東への戦争を広げてイラクに侵攻して以来、変わっ
ていない。
http://tanakanews.com/911.htm
田中宇の911事件関係の記事集
http://www.infowars.com/obama-readies-unconstitutional-executive-order-to-send-national-guard-to-liberia/
Obama Readies Unconstitutional Executive Order to Send National Guard to Liberia
911以来のテロ戦争での有事体制の恒久化、08年のリーマン危機後に貧
富格差の拡大が容認されていること、05年のハリケーン「カトリーナ」で
FEMA(連邦緊急事態管理局)など米当局がニューオリーンズの被害をむしろ
拡大する対策を採ったこと、メキシコからの違法移民の流入が看過(むしろ扇
動)されていること、そして今回のエボラに対するCDCなどのお粗末な対応
と、米当局の近年の危機対策の中には、危機をむしろひどくするかのような、
未必の故意的な過度の失策が目立つ。
http://tanakanews.com/f0918katrina.htm
アメリカ「カトリーナ後」の孤立主義と自滅主義
http://tanakanews.com/140729immigration.php
◆移民危機を煽る米国政府
米政府自身が、米国を混乱させ、国力を浪費している。それが何のためなの
か、私が疑っているような「多極化推進」との関連があるのかどうか不明だ。
しかし、こうしている間にも、米国の国力や覇権の力は、静かに内側から減衰
させられている。
この記事はウェブサイトにも載せました。
http://tanakanews.com/141020ebola.htm
●最近の田中宇プラス
◆サウジアラビア原油安の陰謀
http://tanakanews.com/141016oil.php
【2014年10月16日】サウジアラビアが米国と結託し、イランやロシア
を困らせる目的で原油の国際相場を引き下げる戦略を展開している。しかし、
露イランにとって大した打撃にならないかもしれない。ソ連時代と異なり、
今のロシアやイランには金づるとして中国がいる。サウジ主導の原油安は、
米国の同盟諸国や米サウジ自身をも困らせる。特にサウジの陰謀として、米国
のシェール石油ガスのバブル崩壊の引き金を引きかねない。
◆イスラム国はアルカイダのブランド再編
http://tanakanews.com/141015isis.php
【2014年10月15日】 米諜報専門家のシベル・エドモンズが、ISIS
(イスラム国)について「アルカイダがすたれたことを受け、米当局がアルカ
イダのテロリストたちを別のブランドとして立て直し、マーケティング策を変
更してISISが出てきた」という趣旨の発言をした。アルカイダは、米当局
にとって、自分たちに都合の良いようにテロをやらせる道具として育てた組織
だったが、同様にISISも、米当局の都合に合わせて動く新たなバージョン
の組織として、米当局によって育てられたという意味だ。
◆ユーラシアは独露中の主導になる?
http://tanakanews.com/141007eurasia.php
【2014年10月7日】今春からのウクライナ危機の本質は、NATOのア
フガニスタン占領が今年で終わるのを機にドイツがEUの軍事統合に拍車をか
け、欧州を脱NATO・脱対米従属・親露的な独自路線に進めようとするのを、
米国が阻止しようとする策だ。ドイツは、EU内の対米従属派に配慮して米国
のロシア敵視策にある程度つき合いながらも、最終的にウクライナ危機を転機
として、欧州とロシアとの影響圏の境界確定につなげ、独露関係を好転しよう
としている。長期的に見てウクライナ危機は、きたるべき多極型世界を準備す
るための、欧露の影響圏が重なる地域での境界画定の作業となる。
◆米当局がエボラ危機を誇張する戦略?
http://tanakanews.com/141006ebola.php
【2014年10月6日】西アフリカで多数の罹患者や死者が出ているエボラ
出血熱の問題について、米政府が、危機を意図的に扇動・誇張する策を採って
いるという指摘が、インターネット上で出ている。エボラをめぐっては、今春
の早い段階から、米国の製薬会社が臨床試験を不十分にしか行っていない新薬
の患者への投与をやりたがったり、米国防総省がエボラを「軍事問題」として
とらえたがるなど、政治力のある製薬業界や軍産複合体による不正な利権あさ
りの動きが目立っていた。エボラ自体が生物化学兵器として米当局が開発した
ものだという見方も以前からある。
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