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2010年01月10日
「遺伝子組換え食品」は腎臓と肝臓にダメージを与える可能性]
☆トウモロコシに入った毒 (壊れる前に…)
http://eunheui.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-7b16.html
ヨーロッパ、アメリカなどで認可されているもので、日本でも流通しているものです。
[以下はリンク先より]
2010.01.10
トウモロコシに入った毒
Three Approved GMO's Linked to Organ Damage という8日付けの truthout の論説記事を読んで気がついたのですが、一か月ほど前にモンサント社の遺伝子組換えトウモロコシが哺乳類の臓器、特に腎臓と肝臓にダメージを与えるという調査結果が公表されていたようです。そのような因果関係が証明されたのははじめてのことらしいです。
問題となっている品種は Mon 810、Mon 863、NK 603 の三つ。ヨーロッパ、アメリカなどで認可されているもので、日本でも流通しているものです。フランスの研究者による "A Comparison of the Effects of Three GM Corn Varieties on Mammalian Health" と題された論文は International Journal of Biological Science のサイトで全文を読むことができます。報道としては、ルモンド紙 "Une étude prouve la nocivité pour l'organisme de trois maïs Monsanto" (英訳)があり、日本では農業情報研究所というサイトが「モンサントの主要GMトウモロコシ3品種 腎臓・肝臓の機能に明確な悪影響 フランスの研究」として報じています。
モンサントは90日間のラットを用いた実験をもとに認可申請を行なっていましたが、2年間という長い期間にわたって観察を続けたこと、性別を分けて調査したこと、統制群に与えられる食餌をモンサント社の実験よりもしっかりと管理したことなどによって、有意な結果が得られたようです。
遺伝子組換えトウモロコシなどの GMO の臓器に対する毒性は環境団体のグリーンピースなどが以前から主張してきたことですが、学会でもその主張が認められてきたということかもしれません。残念ながら私には論文を読み解く力がありません。
遺伝子組換えトウモロコシが栽培されているところの写真は Peter Blanchard さんが CC-by-sa で公開しているもの。カナダのオタワ州にある実験農場での撮影。
[以下略]