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原子力発電所はテロが起きても大丈夫ですか?
AnswerQ.原子力発電所はテロが起きても大丈夫ですか? さまざまな防護対策を講じています 原子力発電所では、発電所内で保管されている核物質の盗取や、施設への妨害、破壊行為を想定して、従来より様々な防護措置を講じています。例えば、監視カメラや防護フェンスを設置したり、金属探知器等による持ち込み品の検査や、IDカード等によるチェックを行ったりしています。さらに、万一の場合には治安当局と連携し、速やかに対処できるようにしています。
また、米国における同時多発テロを踏まえ、発電所の出入り管理の強化やパトロール回数の増加等の警備強化を図るとともに、治安当局(警察庁、海上保安庁)との連携も強化するなど、従来からの防護対策を一層強化しているところです。
原子炉建屋は非常に堅牢な構造になっています 原子力発電所は構造上、航空機の落下を想定して設計されてはいません。現在の設計における考え方は、航空機が原子力施設に落下する確率を評価し、その確率がきわめて小さいことから航空機の落下に対する設計上の考慮は必要ない、というものです。これは原子炉の設置に際しての安全審査において確認されており、国内の全ての原子力発電所において同様です。
ただし原子力発電所の設計においては、航空機落下以外にも様々な考慮がなされています。例えば原子力発電所には高い耐震性を持たせる必要があり、このため原子炉建屋は一般に半地下式でかつ非常に頑丈な構造になっています。また、万一の事故に備えるための安全設備として、丈夫な格納容器を有しています。さらに放射線の遮蔽のために、原子炉と格納容器の周囲にはコンクリート製の厚い遮蔽壁が設置されています。こうした事を考慮して設計されていることから、結果的に原子炉建屋は非常に堅牢な構造物になっています。このため、仮に航空機が原子炉建屋に衝突しても、原子炉の心臓部である炉心にまで影響が及ぶことはない、と考えられます。
しかしながら、何よりもまず、そのような事態に至らないよう、警備体制の強化はもちろん、あらゆる外交的努力、政治的努力が傾注されることが重要です。
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