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国際原子力機関
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国際原子力機関
International Atomic Energy Agency
(IAEA)
IAEAの旗
IAEA本部 (オーストリア ウィーン)
団体種類 国際機関
設立 1957年
所在地 オーストリア ウィーン
Wagramer Strasse 5, A-1400 Vienna, Austria
主要人物 天野之弥(事務局長)
活動内容 原子力技術の平和利用の促進、軍事転用の監視・防止
ウェブサイト http://www.iaea.org/
IAEA加盟国 (2009年4月1日):[1]
加盟国
承認国*(トーゴ、ルワンダ、カーボベルデ、パプアニューギニア)
脱退国(北朝鮮)
非加盟国
地域(台湾、西サハラ)
*Approved states : IAEA総会ですでに加盟が承認されていて、必要な手続きさえ取れば加盟国になれる状態。ノーベル賞受賞者
受賞年:2005年
受賞部門:ノーベル平和賞
受賞理由:原子力エネルギーの平和的利用に対する貢献
国際原子力機関(こくさいげんしりょくきかん、International Atomic Energy Agency:IAEA)は、原子力の平和利用を促進し、軍事転用されないための保障措置の実施をする国際機関である。
核の番人と比喩されることもある。2005年度のノーベル平和賞を、モハメド・エルバラダイ事務局長とともに受賞した。
本部はオーストリアのウィーンにある。
またトロントと東京の2ヶ所に地域事務所と、ニューヨークとジュネーヴに連絡室がある。
目次
1 沿革
2 構成
2.1 総会
2.2 理事会
2.3 事務局
3 加盟国
4 歴代事務局長
5 動向
6 脚注
7 関連項目
8 外部リンク
[編集] 沿革
1953年、アメリカ合衆国大統領のドワイト・D・アイゼンハワーによる国際連合総会演説「平和のための核(en:Atoms for Peace)」 を契機とし、1957年に創立された。
事務局長は、1981年から1997年までハンス・ブリックス、その後はモハメド・エルバラダイ。2009年12月より天野之弥が就任した。任期は4年。
2007年のパラオの加盟により、加盟国は144ヶ国となった。
[編集] 構成
主な組織としては以下の三つが存在する
総会(英General Conference)
理事会(英Board of Governors)
事務局(英Secretariat)
[編集] 総会
総会(英General Conference)は全ての加盟国の代表者からなり、理事国の選出、新規加盟の承認、予算の承認などを行う。
[編集] 理事会
理事会(英Board of Governors)は35ヶ国の理事国によって構成され、機関の任務遂行を行う。
指定理事国(designated members)
指定理事国は、前任の理事会が原子力に関する技術の最も進歩した13ヶ国を指定。日本は機関の創立当初から指定理事国である。
選出理事国(elected members)
地域選出20カ国、付加選出2カ国が総会から選出される。
地域選出
南アメリカ5カ国・西ヨーロッパ4カ国・東ヨーロッパ3カ国・アフリカ4カ国・中東アジア2カ国・東南アジア・オセアニア1カ国・極東1カ国の計20カ国
付加選出
以下の2カ国を選出
アフリカ・中東アジア・東南アジア・オセアニアから持ち回りで1カ国
中東アジア・東南アジア・オセアニア・極東から持ち回りで1カ国
[編集] 事務局
事務局長(英Directors General)は事務局(英Secretariatの長であり機関の代表として、総会の承認を得て理事会が任命する。事務局長以下に以下の6局がある。各局長は事務次長を兼ねる。
管理局 (Department of Management)
技術協力局 (Department of Technical Cooperation)
原子力局 (Department of Nuclear Energy)
原子力安全保安局 (Department of Nuclear Safety and Security)
原子力科学応用局 (Department of Nuclear Science and Applications)
保障措置局 (Department of Safeguards)
[編集] 加盟国
指定理事国
日本、アメリカ合衆国、カナダ、アルゼンチン、フランス、ドイツ、スペイン、イギリス、ロシア、南アフリカ、インド、中国、オーストラリア
その他加盟国
ラテンアメリカ
ブラジル、ボリビア、チリ、コロンビア、コスタリカ、キューバ、ドミニカ、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、ハイチ、ジャマイカ、メキシコ、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、ペルー、ウルグアイ、ベネズエラ、ベリーズ、ホンジュラス
西ヨーロッパ
オーストリア、ベルギー、キプロス、デンマーク、フィンランド、ギリシャ、バチカン、アイスランド、アイルランド、イタリア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、モナコ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スウェーデン、スイス、マルタ
東ヨーロッパ
アルバニア、ベラルーシ、ブルガリア、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、ウクライナ、セルビア、エストニア、リトアニア、クロアチア、スロベニア、ウズベキスタン、アルメニア、チェコ、スロバキア、カザフスタン、マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ラトビア、モルドバ、グルジア、アゼルバイジャン、キルギス、モンテネグロ
アフリカ
アルジェリア、カメルーン、コートジボワール、エジプト、エチオピア、ガボン、ガーナ、ケニア、リベリア、リビア、マダガスカル、マリ、モーリシャス、モロッコ、ナミビア、ニジェール、ナイジェリア、セネガル、スーダン、チュニジア、ウガンダ、タンザニア、ザンビア、ジンバブエ、コンゴ、シエラレオネ、ブルキナファソ、ベナン、アンゴラ、中央アフリカ、ボツワナ、エリトリア、セーシェル、トーゴ、モーリタニア、マラウイ、モザンビーク、チャド
アジア
アフガニスタン、バングラデシュ、イラン、イラク、トルコ、イスラエル、ヨルダン、クウェート、レバノン、パキスタン、カタール、サウジアラビア、スリランカ、シリア、アラブ首長国連邦、イエメン、カンボジア、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、シンガポール、タイ、韓国、モンゴル、フィリピン、ベトナム
オセアニア
ニュージーランド、マーシャル諸島、パラオ
[編集] 歴代事務局長
代 国籍 氏名 在任期間
1 アメリカ合衆国 スターリング・コール 1957 - 1961
2 スウェーデン シグバルド・エクルンド 1961 - 1981
3 スウェーデン ハンス・ブリックス 1981 - 1997
4 エジプト モハメド・エルバラダイ 1997 - 2009
5 日本 天野之弥 2009 -
[編集] 動向
2003年11月の定例理事会では、イランの核開発問題が取り上げられ、イギリス・フランス・ドイツ・日本が共同提案した非難決議案を全会一致で採択した。アメリカの主張する国際連合安全保障理事会への付託は見送られた。
[編集] 脚注
^ About IAEA: Member States
[編集] 関連項目
ウィキポータル 原子力
核拡散防止条約 - 原子力供給国グループ
イラク武装解除問題
国際原子力事象評価尺度
核物質不明量
[編集] 外部リンク
ウィクショナリーにIAEAの項目があります。
IAEA
国際原子力機関 解説(日本国外務省
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