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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110312/t10014616871000.html
原発避難指示 半径10キロに拡大
3月12日 6時18分
経済産業省の原子力安全・保安院によりますと、福島第一原発の周辺では、これまで半径3キロの範囲で住民に避難の指示が出ていましたが、午前5時44分、総理大臣の指示を受けて、新たに施設から半径10キロに拡大して住民に避難を指示しました。
<関連>NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110312/t10014616851000.html
原発の空気放出 見通し立たず
3月12日 6時18分
東京電力は、福島県にある福島第一原子力発電所1号機について、原子炉が入っている格納容器内の圧力が高まっているため、容器内の空気を外部に放出する計画ですが、周辺地域で停電が続いているため、放出に向けて装置を動かすのに電気が確保できず、放出する見通しは立っていません。東京電力は、容器内の放射性物質が大気中に放出された場合でも、その量は微量とみられるとしています。福島県にある福島第一原発1号機では、地震の影響で、自動で止めた原子炉を安全に冷やすことができず、原子炉が入った格納容器内の圧力が通常より高まっているとして、東京電力は、容器内の空気を外部に放出する計画です。原子力安全・保安院によりますと、圧力は午前5時すぎまでに最大で通常の2倍の8気圧ほどに高まっています。しかし、周辺地域で停電が続いているため、放出に向けて装置を動かすのに必要な電気が確保できず、装置をすぐに自動で動かすことができないことから、実際に放出する時間は決まっていません。また原発の運転員がいる「中央制御室」と呼ばれる部屋では、格納容器の圧力が高まっている影響で、放射線の値が通常のおよそ100倍まで上がっているということです。原子力安全・保安院によりますと、今後、容器内の放射性物質が大気中に放出された場合でも、その量は微量とみられるということです。
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