http://www.asyura2.com/09/genpatu6/msg/728.html
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(回答先: もんじゅの核燃料交換用装置落下、復旧に9億円 投稿者 尾張マン 日時 2011 年 2 月 06 日 10:45:03)
2010年度のもんじゅ運転関連経費予算は,233億円
(「「もんじゅ」を含む高速増殖炉サイクル研究開発費は421億円」http://www.asyura2.com/10/senkyo76/msg/901.html より)
したがって,落下装置の撤去費用は年間予算の,
9.37億円÷233億円垂S%
です。9億円は庶民にはとてつもない額ですが,東芝(三菱重工,日立)にとってはこずかい程度ということです。
(「機構さん,これからもおおいにドジを踏んでください。われわれの儲けが増えますから」という声が聞こえてくるようです)
また,もんじゅの一日あたりの平均運転経費は,
233億円÷3656400万円
であり,落下装置の撤去費用は
9.37億円÷6400万円15日
となり,一日あたりの平均運転経費のわずか15日分に過ぎません。
1Wさえ発電しない「もんじゅ」に,1995年のナトリウム漏れ事故以来15年間,毎日毎日6400万円をどぶに捨てていることが果てしなく無駄であり,原子力政策の腐敗の極みだということの方が,今回の件より圧倒的に重大事だということは誰の目にも明らかでしょう。
こういうことを書くのが,本当のジャーナリズムの仕事であり,毎日・読売の記者はこんなことも調べずに書いているのでしょう。
今さら「マスゴミ」に何の期待もしていませんが,阿修羅住人の参考のために投稿しました。
参考資料
「お釈迦」になったかにせもんじゅ
http://www.asyura2.com/09/genpatu6/msg/676.html
http://env01.cool.ne.jp/ss03/20101035.pdf
「お釈迦」になったかにせもんじゅ(続報)
http://env01.cool.ne.jp/ss03/20101136.pdf
ニセもんじゅに引導を渡す時が来た
http://env01.cool.ne.jp/ss03/20110104.pdf
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