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http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/kakunen/news/news2010/kn100910a.htm
再処理工場完成時期で原燃 2年延期きょう発表
(2010/09/10)
ガラス固化体(高レベル放射性)製造試験が難航している六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場について、日本原燃は10日、10月としていた完成時期(試運転終了)を2年延期し、2012年10月とする工事計画の変更を発表、青森県などに報告する。06年3月の試運転開始以来、最大の延期幅。大幅延期を受け、県は国への核燃料サイクル協議会開催要請を視野に対応を協議するとみられる。
工場完成に向けたスケジュールは、ガラス固化体製造試験の難航により、既に約8カ月遅れている。原燃は完成時期を1年10カ月〜2年延期する方向で最終調整していた。
試験再開は、耐火レンガが欠落した溶融炉(A系統)とは別の溶融炉(B系統)で実施する方針だが、運転改善に関する報告書の国の審議はまだ終わっていない。炉内の温度を詳細に把握するため、温度計を追加設置する工事も必要となる。
この改修工事やプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料加工工場建設などの資金需要に備え、原燃は財務基盤を強化するため、4千億円程度の増資も検討している。
県と関係閣僚がサイクル政策に関し意見を交わすサイクル協は、既に受け入れが決まった海外返還放射性廃棄物をめぐる議論の過程で、県議会最大会派で県政与党の自民が開催を主張。県はこれを拒んだが、「重要な節目の場面」での要請を約束していた。
サイクル政策の要である工場の完成延期を受け、政策に対する国の姿勢などを確認するため、三村申吾知事はサイクル協開催を求める可能性がある。
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