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http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/kakunen/news/news2010/kn100803a.htm
再処理工場でまた高レベル廃液漏れ
(2010/08/03)
日本原燃は2日、六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で、高レベル放射性廃液を濃縮する装置から、微量の廃液が漏れた可能性があると発表した。過去3度の廃液漏れとは異なる工程。装置内の温度計を保護するステンレス製の管の中に廃液が漏れ、交換のために保護管から引き抜いた温度計に付着して、密閉された小部屋(セル)外にも放射性物質が出た。作業員1人に放射性物質が付着し被ばくした。外部環境への影響はないとしている。
原燃が放射性物質の付着を確認したのは7月30日だったが、法律に基づき国や青森県、村に報告したのは3日後の8月2日。
国は同日、通報が遅れたとして原燃を厳重注意した。原燃は「2日まで廃液の恐れがあると判断できなかった」としている。
原燃によると、温度計はセル外にある温度表示装置から、濃縮装置内にあるセンサー部分まで、保護管に包まれた約12メートルのケーブルでつながっている。
30日午後10時半ごろ、交換のため温度計を保護管から引き抜いていたところ、ケーブルの先端近くで放射線量が上昇。法令基準(1平方センチ当たり4ベクレル)の約18倍の放射性物質が付着していたのを確認した。量は微量のため特定できていない。
保護管は廃液に漬かっているが、管の中に廃液は漏れないはずだった。管に微少な亀裂や穴が生じ、温度計に廃液が付着した可能性がある。2006年3月の試運転開始以来、温度計の交換は初めてだったという。
原燃はセルの外に出た放射性物質を除去し、周辺を清掃した。また、交換作業をしていた作業員5人のうち、30代の男性のあごなどに法令の基準値を下回るごく微量の放射性物質が付着した。健康への影響はないとしている。
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