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あの女の子はどうしただろうか?−−『NHKスペシャル/汚染地帯に何が起きているか』    西岡昌紀
http://www.asyura2.com/09/genpatu6/msg/523.html
投稿者 西岡昌紀 日時 2010 年 4 月 26 日 19:41:44: of0poCGGoydL.
 

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http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1471713252&owner_id=6445842


1990年8月5日の事です。

広島の原爆投下から45年目に成ろうとして居たその夜、NHKが、チェルノブイリ原発事故から4年が経った現地の状況に関する素晴らしいドキュメンタリーを放送しました。

(クリックして下さい)
     ↓
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10001200999008050130074/
『NHKスペシャル/汚染地帯に何が起きているか チェルノブイリ事故から4年』

NHK広島が、現地取材で制作した番組で、このドキュメンタリーは、私が、今までの人生で見た最も素晴らしいドキュメンタリーです。−−「報道番組」と名の付くテレビ番組の中で、私は、これ以上の番組を見た事が有りません。


そのドキュメンタリーは、チェルノブイリ周辺地域で、広大な地域で農業が放棄された事や、事故で家族を失った人々の現在などを取り上げて居ましたが、その中で、被爆した子供達が入院して居る病院の光景が取り上げられて居ました。


そこでは、みすぼらしい病室の大部屋のあちらこちらで、生気の無い表情をした子供達がただベッドで横に成り、その傍に子供たちの母親たちが、本当に心配そうな表情をして、自分の子供の横に座り、ただ、自分の子供を見つめて居る光景が映し出されて居ました。


NHK広島のカメラは、その病室の中をゆっくりと移動し、生気の無い子供たちとその母親たちを映し出して居ましたが、ベッドに横たわる6歳か7歳の青白い顔をした女の子とそのお母さんが映し出された直後の事です。病室の中をゆっくりと撮影するそのカメラを無言で見詰めて居たその若い母親が、突然、自分の娘の前で、「この子を日本に連れて行って下さい!」と叫んだ事が、忘れられません。


「この子を広島に連れて行って下さい!」と、その母親は、広島からやって来た日本のテレビカメラの前で懇願したのです。そして、日本で、自分の娘を治して下さいと、必死に成って、叫んだのです。

(あの女の子は、あれからどう成っただろう、と思ひます。)


テレビで「地球温暖化」と言ふデタラメを語り、原子力発電の推進に協力するテレビのコメンテイター達に、私は、あの母親の声を聞かせたいと思ひます。

核時代65年4月26日(月)
チェルノブイリ原発事故から24年目の日に


                 西岡昌紀(内科医)

(クリックして下さい)
    ↓
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=415442074&owner_id=6445842
(関連するミクシイ日記−−『ハンブルグのエリツィン』)
 (2007年4月26日))


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http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1188651&media_id=2

<チェルノブイリ>医師派遣協力求め25日に報告会 広島
(毎日新聞 - 04月25日 09:32)


 旧ソ連・チェルノブイリ原発事故の被害者支援を続ける広島県府中市の市民団体「ジュノーの会」が25日、同市内で被ばく者の手記朗読など報告会を開き、活動への協力を訴える。事故は26日で発生から24年。同会が19年間続けた医師派遣は資金不足で昨年から中断しているが、甲斐等代表(59)は「現地で今も多くの人々が救いの手を待ち望んでいる」と、派遣再開への協力を呼び掛けている。

 同会は、戦後の広島に大量の医療物資を届け、被爆者治療にも取り組んだスイス人医師マルセル・ジュノーさんにならい、世界中のヒバクシャ救援を目指して80年代末に発足。チェルノブイリ事故の被害者支援に取り組み、これまでに延べ約200人の医師を現地に派遣し、甲状腺がんなど1000人以上の患者を診療した。

 また、広島の被爆者の現地訪問にも協力。98年ごろ同会と一緒にウクライナに行き、現地の学生や主婦らに被爆体験を語った久保浦寛人さん(85)=広島市東区=は「事故と戦争という違いはあれど、原子力の恐怖を味わう点では同じ。高齢の私が生き続けていることに希望を抱いた様子だった」と振り返る。

 しかし、会の財政を支えてきた都内の企業が「一定の役割を果たした」と08年に資金援助を終了。1回あたり400万〜600万円という医師の派遣費用の確保が困難になり、同年を最後に派遣を中断した。その後も、現地の互助組織支援や医薬品代として年約150万円を送っているが、甲斐代表は「患者の病状は進むのに、支援は手薄になり、心苦しい。一刻も早く医療救援を再開させたい」と話している。寄託は郵便振替01370・0・29460でジュノー基金へ。問い合わせは甲斐代表(0847・45・0789)。【豊田将志】
 

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