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伊方3号機 プルサーマル1日起動…2日に臨界、4日送電【読売】 http://www.asyura2.com/09/genpatu6/msg/415.html
伊方3号機 プルサーマル1日起動…2日に臨界、4日送電【読売】 四国電力は26日、国内2例目のプルサーマル発電を目指してウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を装てんした愛媛県伊方町の伊方原発3号機を、3月1日に起動すると発表した。2日には、核分裂が連続して起きる臨界に達し、4日には送電を再開する見通し。高燃焼度ウラン燃料で見つかったピンホールへの対応のため、予定より8日遅れとなった。国内で初めて、MOX燃料と高燃焼度燃料を一緒に燃やすことになるが、四電は「安全性に問題はない」としている。 ◇ 3号機では、燃料集合体157体のうち、50体を新燃料に交換し、うち16体をメロックス社(フランス)で製造したMOX燃料とした。137体がウラン濃縮度を4・1%から4・8%に高めて燃焼時間を長くした高燃焼度燃料となる。 一方、県は同日、プルサーマル発電に同意した地域に国から交付される核燃料サイクル交付金(60億円)の使途をまとめた地域振興計画について、直嶋経済産業相の承認を得た。 交付金は、2010年度に10億円、11年度に15億円が交付され、14年度までに計60億円が交付される。県が設ける基金に積み立て、県と伊方町に26億7000万円ずつ、八幡浜市に6億6000万円を配分する。 承認が得られた地域振興計画によると、県は全額を12年度までに行う県立中央病院整備事業に充当。伊方町は、14年度までに順次進める災害避難所指定施設の耐震補強整備事業や消防施設整備事業など4事業に充て、八幡浜市は、全額を15年度に行う市立八幡浜総合病院整備事業の医療機器整備に使うとしている。 (2010年2月27日 読売新聞)
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