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1月20日12時0分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100120-00000059-mailo-l22
中部電力は19日、御前崎市の浜岡原発5号機が昨年8月の駿河湾を震源とする地震で3、4号機などに比べ大きな揺れを観測した原因が「比較的浅い地下構造の特性による」との調査の中間報告を同市議会に行った。
原発の東側から来る地震波だけに見られる特性だといい、最大で2倍程度増幅する可能性があるという。中電はさらにボーリング調査などを行う。
中電は8月11日の本震(マグニチュード6・5、深さ23キロ)と2日後の余震(同4・5、同23キロ)、12月17日の伊豆半島東方沖地震(同5、同4キロ)などで観測した震動記録を解析した。
約400メートル離れている4号機との揺れの違いを調べた結果、東側の限られた方位から来る地震波のうち揺れの周期が0・3〜0・5秒付近だけに観測値の明確な違いが読み取れたという。
中電が原発の構内で08年から行っている深さ約1500メートルまでのボーリング調査では、地下約400〜700メートル付近で砂岩層の割合が増えていることが分かっている。
中電は「地震波の伝わり方や判明している地下構造などから原因を推定した」と説明。東海地震を想定した場合、中電が独自に試算した結果として「5号機の揺れは500ガル程度になる可能性がある」とした。
【舟津進】
1月20日朝刊