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志賀原発:2号機潤滑油漏れ 関係者から憤りの声 営業運転遅れる見通し /富山【毎日JP】
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20091114ddlk16040624000c.html
試験運転中の志賀原発2号機(石川県志賀町)で、非常用ディーゼル発電機の潤滑油漏れが見つかった。北陸電力は原子炉を停止し、原因調査のため、今月中旬予定の営業運転再開はずれ込む見通しとなった。7月の定期検査以来のトラブル続きに加え、非常用の発電設備での不具合に、関係者からは憤りの声が上がった。【近藤希実、野上哲】
ディーゼル発電機は災害などで発電所内の外部電源が断たれた場合、原子炉を安全に停止するための緊急時用の発電設備。原子炉建屋内にA〜C号機の3基が設置されており、保安規定は2基の故障で原子炉を停止すると定めている。
北電によると、12日にA号機で月1回の動作確認をしたところ、シリンダー内に水や油がないか確認する弁から潤滑油約100CCが漏れ出ているのを発見。さらにB号機でも同様に約2CCの漏えいがあった。
A号機では先月にも、シリンダーの合わせ面から少量の潤滑油が漏れていた。分解調査で、潤滑油の流入を防ぐ逆止弁に微細な金属粉の付着を確認し、弁を清掃。3回の起動実験で問題なく稼働したため「弁が緩んだ一時的な不具合」と判断したという。
北電は「深刻な事態。詳しく原因を調べる」と話している。志賀原発差し止め訴訟原告団の多名賀哲也事務局長は「非常用発電機は原子炉を安全に止めるための『砦(とりで)』。不具合は非常に問題だ。北陸電は一体どうなっているのか。原因を徹底究明すべきだ」と憤った。
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毎日新聞 2009年11月14日 地方版