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11月10日14時0分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091110-00000143-mailo-l35
上関町長島での原発建設計画を巡り8日、予定地で海中から工事を阻止しようとした反対派のシーカヤックの男性(23)が、病院に運ばれた。中国電力は8日、予定していた作業を完了したが、反対派は9日、中電のクレーン台船に先回りして埋め立て作業海域に現れ、工事を阻止した。
【近藤聡司】
病院に運ばれた男性は広島県在住。同町祝島の漁船とともに建設予定地に来ていた。中電と反対派の話によると、午前8時ごろ、中電はクレーン台船を原発推進派の漁船に守らせ、ブイを設置するためのアンカーを海中に下ろそうとしていた。男性が泳いで近づき、アンカーを下ろすために投じたワイヤにしがみついた。
中電によると、作業員4人が男性を推進派の漁船に引き揚げ、再び海中に行かないようにしたという。反対派は「羽交い締めされた」と話し、中電は「作業が完了するまでの数分間、やむなく制止した」としている。
男性は祝島の漁船で平生町の田名埠頭(ふとう)に運ばれ、救急車で搬送された。低体温の症状がみられ、経過入院している。徳山海保が関係者に事情を聴いている。男性にけがは確認されていないという。
祝島の漁民ら反対派は、建設予定地が危険な状況にあるとし、13日に県への報告を予定している。9日は夜明け前に建設予定地に現れ、漁船約10隻、シーカヤック約7隻で阻止行動に入った。中電は測量を一部したが、原子炉を設置する海岸での工事はできなかった。
〔山口東版〕
11月10日朝刊