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http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20090929-OYT8T00136.htm
志賀原発 放射能汚染水あふれる
作業員がミス、被害なし
北陸電力は28日、定期検査で停止中の志賀原発2号機(志賀町)の原子炉格納容器内で、低レベルの放射能に汚染された水が、貯留マスからあふれたと発表した。排水量を確認せずに流した人為的ミスで、これまで作業員が目分量で排水していたという。容器外への漏れはなく、具体的な被害は出ていない。県は同日、北電を厳重注意した。
北電によると、26日午前10時30分頃、原子炉上部を洗浄した残水をパイプを通して、約30メートル下のマスに落としたところ、72リットル(放射能量12万?)があふれ出た。残水は3・1立方メートルあったが、マスの容量は1・9立方メートル分しかなく、途中で排水弁を止め、ポンプでマスから水を出したが、間に合わなかった。放射能濃度は、ラドン温泉水の6分の1程度という。
同社はこれを受け、作業手順書に残量確認を明記する。2号機では、原子炉や核燃料貯蔵プールから、金属や布など異物が相次いで発見されるなどミスが多発している。会見した金井豊・同社原子力部長は「意識改革を徹底して、再発防止に努めたい」と謝罪した。
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北電は28日、日立GEニュークリア・エナジー社から、志賀原発の工事用図面などの情報が保存されたUSBメモリー1個を紛失しとの報告を受けたと発表した。北電によると、2007年度〜08年度に志賀原発に勤めていた日立GE社の協力会社員が紛失したが、重要な情報は含まれていないという。
(2009年9月29日 読売新聞)