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http://www3.nhk.or.jp/news/k10014896591000.html
8月14日4時45分
今月11日に、震度6弱の揺れを観測した地震で、運転を自動停止した静岡県御前崎市の浜岡原子力発電所は、中部電力が点検した結果、これまでに35件の故障などが見つかり、運転再開のめどが立たない状態が続いています。
今月11日の早朝に起きた駿河湾を震源とする地震では、静岡県御前崎市などで震度6弱の激しい揺れを観測しました。御前崎市にある中部電力浜岡原子力発電所では、運転中だった4号機と5号機が規定を超える激しい揺れを検知したため自動停止しました。中部電力が点検を行った結果、これまでに、1号機から5号機であわせて35件の故障や装置の誤作動が見つかりました。このうち5号機では、12日の夜、原子炉内で中性子を検出する装置の1つが中性子の値の上昇を示しました。これについて中部電力では、原子炉はすでに止まった状態で、中性子を検出するほかの9つの装置は中性子の値に変化がなかったことから、この装置の故障と判断し、今後、地震との関連を調べることにしています。見つかった35件の故障などのうち11件については、すでに修理や対応を終えていて、中部電力ではほかの故障か所の修理を急ぐとともに、施設の安全性を確かめるための新たな点検計画を作ることにしています。しかし、こうした作業には時間がかかる見込みで、運転再開のめどが立たない状態が続いています。