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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009081102000243.html
【関連】浜岡原発 周辺15センチ隆起や沈下 自動停止 放射線量一時数倍に
2009年8月11日 夕刊
十一日早朝に震度6弱を観測した地震で、静岡県御前崎市にある中部電力浜岡原発は、運転中だった4号機(沸騰水型軽水炉、百十三万七千キロワット)と5号機(改良型沸騰水型軽水炉、百二十六万七千キロワット)が自動停止。5号機の建屋の地下二階で四二六ガルの揺れの強さを観測した。
経済産業省原子力安全・保安院によると、保安検査官が現地確認をした結果、1−5号機の設備に目立った異常はなく、外部への放射性物質放出などの影響はないという。
中部電力によると、5号機の原子炉建屋の使用済み燃料プールポンプ室などで放射線量が数倍に上昇したほか、プールの放射性物質の濃度が通常値の約五十倍になり、原因を調べている。1号機の海水取水設備の周辺では、最大約十五センチの地盤沈下や隆起が見つかった。
1−4号機では揺れの強さは一〇九〜一六三ガルだった。国が二〇〇六年に改定した耐震指針で、中部電力は浜岡原発で想定される地震による最大の揺れの強さを、地下の岩盤上で従来の六〇〇ガルから八〇〇ガルに引き上げて補強工事を実施、建屋の地下では七〇一ガルと想定している。
中部電力は「設計通りに自動停止しており、耐震性に問題はない」としている。同原発は一二〇ガル以上の揺れで自動停止する設計。