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原燃:運転・保守優先型に 再処理工場の運営改善策を報告 /青森【毎日JP】
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090729ddlk02040249000c.html
◇8月の試験終了困難
三村申吾知事が使用済み核燃料再処理工場のアクティブ試験などをめぐり、政府と県でつくる「核燃料サイクル協議会」に要請をしたことを受け、日本原燃(六ケ所村)の鈴木輝顕副社長らは28日、オールジャパンの態勢でガラス固化の技術を磨き、同じような溶融炉を使っているドイツやアメリカの研究機関から情報を得て完成度を高めることなどを三村知事に報告した。
原燃は、組織を従来の建設型から運転・保守優先型に転換させるとし、トラブル対応として現場作業に精通した「安全技術担当」40人(17課)を配置した。
三村知事は「原子力施設の運転保守の基本態勢は臆病(おくびょう)なくらいでいい。
常に安全が最優先であることを組織全体に浸透させてほしい」などと求めた。
原燃はまた、第三者機関の監査結果も報告。
品質保証システムの観点からチェックした「ロイド・レジスター・ジャパン」(横浜市)の特別監査や、技術的な観点を見た「日本原子力技術協会」(東京都)の特定評価ではいずれも妥当だったという。
8月の終了が絶望的となっているアクティブ試験について、川井吉彦副社長は会見で「8月末までには新しい工程を国に届ける」とした。
一方、脳血管疾患で今月2日から入院している児島伊佐美社長(72)は、復帰のめどが立っていないことを明らかにした。【後藤豪】