★阿修羅♪ > 原発・フッ素6 > 163.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 「第3の原発」反対 上天草市長が表明(西日本新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 6 月 19 日 12:36:31)
少し古い記事になりますが――
http://www.news.janjan.jp/area/0401/040110130/1.php
神社地を原発にしないで――上関原発問題 2004/01/13
--------------------------------------------------------------------------------
山口県上関町に建設が予定されている上関原発。
同原発予定地には、「四代八幡宮」の神社地=八幡山が含まれています。前宮司は、中国電力からの土地購入申し出を断っていました。この神社地に生える樹木は神聖なものとして、誰も伐りだすものはいないほど八幡山は親しまれてきたのです。明治から大正にかけ、土地が狭い神社は廃止するという政策を政府が取った時、地域の人は信仰を守るため、土地を必死で確保したという歴史的経緯があります。
ただの山ではなく、れっきとした「境内」です。宗教法人法第18条の5項には、「その保護管理する財産については、いやしくもこれを他の目的に使用し、又は濫用しないようにしなければならない」との条項があり、「神社の憲法」神社本庁憲章第10条2項も「境内地、社有地、施設、宝物、由緒に関はる物等は、確実に管理し、みだりに処分しないこと。」と定めています。
神社本庁は通達(総神発第527号)において、「用地の貸付け」も慎むべきだとの見解を示しており、売却はまさに「神をも恐れぬ行為」ではないでしょうか。前宮司の対応は当然です。
ところが前宮司は昨年春、突然神社本庁により解任され、現宮司が山口県神社庁から派遣され任命されました。そして現宮司のもと、少人数の総代会で土地の売却が決定されてしまいました。
四代八幡宮の氏子たちからは、「宮司さんを元に戻してほしい」「神社の土地を売り払わないように」との『嘆願書』が神社本庁に出ています。そして前宮司も、地位保全を求める訴えを裁判所に起こしています。
山口県原水禁など原発反対派の市民団体では、氏子たちの願いを聞き届けるよう、神社本庁と山口県神社庁に訴える署名運動を10万人を目標に行っており、2月末締切の予定です。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~jf-iwai/sandousyomei.htm
瀬戸内海全体の環境破壊が進んだ中、上関は「瀬戸内海最後の楽園」とも言われ、釣り人でにぎわう豊かな漁業資源を誇っています。そんなところに原発を人間が勝手に作って良いものでしょうか? むろん原発自体は、国の電源基本計画に組み入れられています。
ならば小泉総理、靖国神社参拝を何度もするくらい神道の熱心な信者であるならば、神を冒涜する原発計画は取り消すよう経済産業大臣を指揮していただきたいものですが、いかがでしょうか?
(さとうしゅういち)
●関連記事「中国新聞」
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200906100190.html
原発予定地で住民ら座り込み '09/6/10
--------------------------------------------------------------------------------
中国電力が山口県上関町で進める原発建設計画に反対する同町祝島の住民たち約60人が10日、建設予定地の海岸で、海面埋め立ての資材搬入などに伴う仮桟橋の移設作業の阻止行動をした。中電は安全な作業ができないと判断し、午前10時20分現在、作業を一時見合わせている。
反対派住民は雨の中、午前6時に集合し、仮桟橋と護岸をつなぐ連絡橋の下に座り込んだ。中電側が工事作業区域を仕切るためのフェンス設置に対しては、通路に立ちはだかった。
さらに、連絡橋を載せるため沖合約200メートルに到着した台船と陸地の間に、漁船約30隻を係留し、台船を近づけないようにした。
中電は4月8日、敷地の造成工事に着手し、陸域19万平方メートルの整備から進めている。予定地近海で確認された希少な海鳥カンムリウミスズメの調査後、海域14万平方メートルの埋め立ても予定。工事用資材の多くは海上輸送する方針でいる。
【写真説明】フェンスを運ぼうとする作業員の前に立ちはだかる原発反対派の住民たち(10日午前9時5分、山口県上関町長島)
●関連記事「中国新聞」
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200906110018.html
上関原発予定地で阻止行動 '09/6/11
--------------------------------------------------------------------------------
中国電力の上関原発建設予定地(山口県上関町)で10日、建設に反対する対岸の祝島島民や支援者約60人が、仮桟橋移設作業の阻止行動をした。中電は安全な作業ができないと判断。悪天候も重なり作業を中止した。
反対派は風雨の中、早朝から仮桟橋と護岸をつなぐ連絡橋の下や浜辺に座り込んだ。作業区域を仕切るフェンスを設置しようとする作業員に対し、無言で立ちはだかる場面もあった。にらみあいは約2時間続き、中電は正午前に中止を決めた。11日に再開する。
中電は、仮桟橋を重機などの輸送に使うため、風の影響を受けにくい約50メートル北に移設することを計画。この日はクレーン付き台船で連絡橋を移動。後日、桟橋を運ぶ予定だった。台船は沖合約200メートルに到着したが、海岸との間に島民の漁船約30隻が並び、海岸に近づけなかった。
【写真説明】沖合に漁船を並べ、仮桟橋の連絡橋下に座り込む原発反対派の住民たち(10日午前8時10分、山口県上関町長島)