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(回答先: 静まり、立ち尽くす原告=「誰か死なないと止まらない」−志賀原発訴訟(時事通信) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 3 月 18 日 14:35:44)
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014824831000.html
志賀原発訴訟 2審は住民敗訴
3月18日10時41分
石川県の北陸電力志賀原子力発電所2号機の耐震性が争われた裁判の2審で、名古屋高等裁判所金沢支部は18日、「原発に具体的な危険性があると認められない」として、運転中止を命じた1審判決を取り消し、2号機の運転を認める判決を言い渡しました。
この裁判は、石川県志賀町の北陸電力志賀原子力発電所2号機の耐震性が不十分だとして、原発周辺の住民らが運転中止を求めているもので、3年前の1審判決では全国で初めて運転中止を命じました。18日の2審の判決で、名古屋高等裁判所金沢支部の渡辺修明裁判長は「北陸電力の対策は原子力安全委員会の定める安全審査の各指針に適合している」と述べました。そして、争点となった、活断層を特定できない場合に想定しておく地震の規模については「マグニチュード6.8でよい」とした北陸電力の主張を認めたほか、原発周辺にある「邑知潟(おうちがた)断層帯」と呼ばれる断層帯についても「2つの断層からなり、一連で考慮することはない」とした北陸電力の評価を妥当としました。そのうえで、「住民らの生命や身体、それに健康を侵害する具体的な危険性があると認められない」として、1審判決を取り消し、2号機の運転を認める判決を言い渡しました。判決について石川県志賀町に住む原告団長の堂下健一さんは「1審で認められた点がことごとく否定され、きわめて残念だ。電力会社の言い分そのままで、裁判所が最新の知見に基づいて判断したか大いに疑問がある。上告します」と述べ、最高裁判所に上告する意向を示しました。判決について北陸電力の永原功社長は午前11時半から金沢市内で会見し、「およそ3年にわたり当社が主張・立証を尽くしてきた2号機の安全性が認められたものと考えます。2号機は耐震性を含め安全性を十分に確保していて、今後も引き続き志賀原子力発電所の安全性、信頼性のいっそうの向上を図り、安全・安定運転に全力で取り組みます」というコメントを読み上げました。