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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu282.html
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K−POPブームなど本国の韓国でも存在しない。地上波3局の音楽番組の
視聴率は、平均で5%を上回る水準だ。日本だったら即打ち切りの事態だ。
2013年2月25日 月曜日
◆韓国大統領就任式にJYJ、PSYら総出動へ 2月15日 KpopStarz
http://japanese.kpopstarz.com/articles/6937/20130215/jyj-psy.htm
今月25日に行われる韓国の大統領就任式に、JYJやPSYらが出演することがわかった。
大統領就任準備委員会が15日明らかにしたところによると、式典では全世代を網羅する歌が時代別に披露される予定で、JYJは1990〜2000年代で登場し、「私は知っている」などの90年代の代表曲のリミックスと「オー!必勝コリア」などを歌う。PSYは現在の時代の部分で登場し、「チャンピオン」「江南スタイル」などを披露する予定だ。
◆誰がミュージシャンを当て振りに追い込んだのか 2月24日 Kstyle
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1963260&categoryCode=PU
口パクも当て振りも、結局消費する私たちの責任
あざ笑う。嘆く。愚弄する。ロックマニアが歌番組の当て振り(あらかじめ録音された演奏を実演のように使用し、楽器を演奏しているように演技すること)を見る感情の流れだ。ドラムにマイクすら当てない手抜きな放送をあざ笑い、28年目のロッカーキム・テウォンに当て振りを求める放送システムを嘆き、一生懸命にモーションを取るアイドルバンドを愚弄する。そしてチャンネルを変える。過去30年間、そのように順番に決まっていた。
当て振りに代弁される音楽ランキング番組の放送システムを改善しようとする動きがなかったわけではない。ソ・テジはその中心に立っていた。2000年に復帰したソ・テジは、テレビ局を相手に事前収録システムを求めた。音響機材が完璧に設置された別のステージでないと、「音楽キャンプ」には出演しないというミュージシャンとしての権利の主張だった。番組はその要求を受け入れた。計6回に渡り事前収録が行われた。臨場感のあるオールライブサウンドが番組で流れた。韓国初の事前収録実況だった。
音楽ランキング番組の当て振りは、なぜ消えないのだろうか
番組独自の努力もあった。2005年MBC「ショー 音楽中心」は、「音楽の発見」という別コーナーを設け、インディーズバンドのクラブ合奏収録分を毎週放送した。単純に曲を流すレベルを越え、曲に対する紹介と洗練されたカメラ編集で好評を得た。monniとHumming Urban Stereoのライブ実況が番組で流れた。しかし、この有意義な試みは、The Couchの露出騒動により、すぐに幕を閉じるしかなかった。
当て振りに対する最近の懸念とは異なり、番組でライブを披露できる機会は最近になってむしろ拡大した。現在放送中のMBC「私は歌手だ2」とKBS「不朽の名曲2」は、いずれもバンドセッションのオールライブ体制で行われている。バンド同士の優越をつけるKBS「TOPバンド」シーズン1、2は盛況のうちに終了した。MBC「水曜芸術ステージ」とSBS「YOU&I」は視聴率低迷で打ち切りとなったが、「ユ・ヒヨルのスケッチブック」とEBS「スペース共感」の人気は依然として健在だ。
音響システムの水準も大きく向上した。KBS新館ホールとMBCドリームセンター公開ホールは、最新型のメインスピーカーシステムと先端のモニタリング体制を備えている。コンソールデスク以外にも、様々な角度から音響をコントロールできるよう、2〜3重のバックアップシステムが設けられ、5.1チャンネルに適した新型のコンプレッサーやスピーカー装備が導入された。様々なジャンルの音楽が1ヶ所で演奏される環境と放送音響の特殊性を考慮した場合、遅れを取らない水準の設備だ。
過去10年間多くの変化が起き、高価な音響機材が投入された。しかし、歌番組における当て振りは依然として消えない。その理由が何だろうか。数十のグループがステージに立つ音楽番組が、きちんとしたオールライブのステージを作るためには、最低でも3日以上のリハーサル期間と今より数倍以上の予算がかかる。その半面、地上波3局の音楽番組の視聴率は、平均で5%を上回る水準だ。テレビ局としては敢えてリスクを負ってまで、時間と予算を投資する理由がない。
音楽強国イギリスにも当て振りはある
実は、韓国だけがステージで当て振りを求めるわけではない。音楽先進国でも音楽ランキング番組は存在し、韓国と同じく限られた時間で数組に機会を与える番組の特性上、当て振りでステージを構成するケースが多い。例えば、イギリスの「Top of the Pops」や日本の「CDTV」「ミュージックステーション」がある。
特に、「Top of the Pops」に出演する顔ぶれは華やかだ。マリリン・マンソンにパパ・ローチ、ロビー・ウィリアムズ、新人時代のU2とオアシスがこのステージで当て振りをした。彼らにも予算の制限が存在し、すべてのステージをオールライブサウンドで構築するためには、2〜3倍以上の財源の投入を覚悟しなければならない。韓国とイギリスの歌番組は、経営メカニズムにおいて大きな差はない。
ここで、逆に考えてみよう。果たしてすべての音楽がテレビを経なければならないのか。イギリスと日本の音楽市場がしっかりしている理由は、テレビではなくても十分なプロモーションの成果を得られる堅実な市場構造があるためだ。両国ともにテレビではなくても、公演を通じて様々なチャンネルでのプロモーションの機会を持つことができる。ここに現実的な楽曲の価格は、ミュージシャンの音楽的な成功が音楽への再投資につながることができるようにする。
韓国はどうだろうか。音楽に関連するすべてのプロモーションが事実上テレビからスタートして、テレビで終わる。以前より状況が良くなったとは言え、公演の企画は依然として赤字を覚悟しなければならない事業であり、テレビでのライブステージはいつも限られている。ミュージシャンが宣伝のためにきちんと整っていないステージに上がり、泣く泣く当て振りをしなければならない。さらに低評価された楽曲の価格は、ミュージシャンが音楽で成功しても独自の音響装備1つすら整えられない状況である。内部PA装備で公演を行える韓国のミュージシャンは、ソ・テジとイ・スンチョルを含めて数えられるほどだ。
誰がミュージシャンを当て振りに追い込んだか
結局、悲しむべきは音楽ランキング番組の劣悪な音響システムではない。限られた番組予算に簡単に揺れてしまう非力な音楽市場の現状だ。ここですべてが明らかになる。音楽に対する投資の価値を育てなければならない主体は、ミュージシャンを始めとする1次コンテンツ生産者である音楽産業従事者、そしてこれを消費する人々とファンの役割だ。コンテンツ加工者であるテレビの責任ではない。厳密に言えば、テレビは音楽産業をリードする義務がない。音楽ランキング番組の当て振りを巨悪だと規定する観点そのものが、テレビ中心のフレームから音楽産業を理解しようとする依存的な観点を証明する。
実際、テレビ放送がなくてもライブミュージックに接することができる番組やチャンネルは多い。なぜ敢えて音楽ランキング番組でのオールライブでなければならないのだろうか。ミュージシャンの質のいいライブ実況がDVDで制作され販売されている。しかし、なぜテレビでのライブにだけこだわるのだろうか。少なくとも音楽に関する人々の消費パターンはごく消極的だ。
皆をがっかりさせた楽曲盗用の件とは別に、CNBLUEとそのファンたちはそのような点で望ましい姿を見せた。ファンたちがCNBLUEとのコミュニケーションのために購入したアルバムと公演チケットは、彼らが自腹を切ってファンたちにオールライブサウンドを披露できる環境を作ってくれた。消費者の投資が生産者の再投資につながったわけだ。テレビと事務所の権力から自由になれないアイドルの限界を、ファンが補完してくれた事例だ。
きちんとしたライブサウンドが聴きたいのなら、テレビでの当て振りを嘆くのではなく、テレビの影響から自身が支持するミュージシャンを放送から独立させようとする積極的な動きが必要だ。映画業界のように積極的な消費パターンだけがそれを可能にする。アイドルのためなら、地球の末まで追っていく覚悟ができているファンダム(特定のファン層)は、そのための準備ができている。韓国の大衆音楽の歴史に大きな足跡を残したミュージシャンを、テレビのバラエティ番組と当て振りに追い込んだのは、果たして誰だったのだろうか。正義を掲げた高慢ほど質の悪い迷惑もない。
(私のコメント)
今日は韓国のパククネ大統領が就任する日ですが、式典にはK−POPのスターが出演して盛大に行なわれるようだ。それだけ韓国政府のK−POPにかける意気込みが分かります。しかし日韓関係は歴史問題や領土問題で冷え込んだままだ。歴史問題にしても領土問題にしても、騒ぐだけ日本の嫌韓感情が高まり、最近では毎週のように新大久保では反韓国デモが行なわれている。
韓国では金大中大統領が文化産業を輸出産業として育てようとしましたが、韓流映画にしても韓流ドラマにしても上手く行っていない。一次は日本のテレビ局が韓流ブームを仕掛けましたが、フジテレビへのデモでも分かるように日本国民の反発を買ってしまった。優れたものなら反発も起きないのでしょうが、ただ同然で仕入れた韓国ドラマを一日中放送されたのではたまったものではない。
最近ではK−POPの歌手の活躍が目立ちましたが、あまりにも多くの韓国のグループが日本デビューしたので、日本側の芸能業界が危機感を覚えて日本のテレビ局に圧力をかけて、K−POPの歌手は歌番組に出にくくなっている。紅白に韓国のグループが一つも出なかったのは政治問題というよりも、日本の音楽業界に問題があるからだ。
日本の音楽産業も、CDなどの売り上げが落ちてきて、音楽業界はジリ貧状態に陥っている。CDからネットのダウンロード販売に切り替わっているのなら分かりますが、ダウンロード販売も落ち込んでいる。音楽ソフト業界では違法コピーなどによるものだと言われていますが、テレビでは音楽番組が少なくなり3月にも幾つもの音楽番組が消えるようだ。ラジオやFM放送も音楽を余り流さなくなったのはJASRACが放送権料を取るようになったからだろう。
スカパーや有線放送などに加入すれば、一日中でも音楽やミュージックビデオが見れますが有料放送だ。なので私はスカパーに加入してテレビなどで音楽番組を聞くようになりましたが、韓国の音楽番組がものすごく力が入っています。政府肝いりで文化振興しているからテレビ局もテレビドラマや音楽番組を作り続けていますが、韓国国民の反応はいまいちのようだ。視聴率が5%では日本なら放送打ち切りのレベルだ。
テレビでもラジオでも音楽を放送しなくなったから、音楽世代の若い人を除けば音楽からますます遠ざかっていく。コンサートでも圧倒的に若い人ばかりで中高年者は少ない。つまりCDが売れなくなったのは違法ダウンロードが増えたからではなくて、JASRACが音楽を一般の人から遮断してしまっているのが原因だろう。だから今何がヒットしているのかも分からない。
テレビ朝日の「ミュージックステーション」でも、1時間番組でも歌われるのは5曲程度だ。確かに生放送ではあっても口パクや当て振りが多く、リンキンパークが出演した時も当て振りがばれてしまった。ジャニーズにしてもAKB48にしても口パクが常識ですが、本当に生で放送しようとすればKstyleに書かれているように、
「歌番組における当て振りは依然として消えない。その理由が何だろうか。数十のグループがステージに立つ音楽番組が、きちんとしたオールライブのステージを作るためには、最低でも3日以上のリハーサル期間と今より数倍以上の予算がかかる。その半面、地上波3局の音楽番組の視聴率は、平均で5%を上回る水準だ。テレビ局としては敢えてリスクを負ってまで、時間と予算を投資する理由がない。」
と言うのが実情であり、音楽番組は金がかかる割には視聴率が取れない。音楽番組は音響や照明やカメラ割などの職人芸が必要であり、専門のスタッフでないと作れない。テレビ局もいったん音楽番組を止めてしまうとスタッフが離散してしまって再び作る事は難しい。テレビドラマでも同じであり、時代劇が打ち切りになると髷を結える人がいなくなり二度と作れなくなる。
その国の文化は、作家やアーティストなどの人たちよりも、それを支える人がどれだけいるかにかかっている。国の伝統文化にしても政府が金を出せばいいというのではなく、能や歌舞伎や映画や音楽にどれだけ金を払って鑑賞してくれる人がどれだけいるかにかかっている。落語などが未だに残っているのは、座布団と扇子さえあればできる芸能であり、テレビのバラエティーもお笑い出身のタレントが支えている。
前にも書きましたが、K−POPのグループが生き残っていくには、韓国にはコンサート文化がなくテレビでしか稼げないから、結局は日本で売れなければ解散するしかないだろう。Kstyleの記事でも、「イギリスと日本の音楽市場がしっかりしている理由は、テレビではなくても十分なプロモーションの成果を得られる堅実な市場構造があるためだ。両国ともにテレビではなくても、公演を通じて様々なチャンネルでのプロモーションの機会を持つことができる。」と指摘していますが、日本ではK−POPを排除する動きがあります。
韓国のパククネ大統領にとっても、文化産業が大事だというのなら、「竹島問題」や「従軍慰安婦」で騒ぎ立てて嫌韓感情を高める事ではなく、もっと大人になって友好的な態度を示して欲しいものだ。韓国の若い人にとっては、財閥系の大企業に勤めるか、スポーツや芸能で成功するしか金持ちになれるチャンスはない。KARAや少女時代は日本で成功してマンションを買って外車を乗り回している。
私自身は、スポーツや芸能などは外人に市場を開放してもいいのではないかと思います。国技である相撲も今や外人だらけですが、野球やサッカーも外人選手無しには成り立たない。だから音楽だって日本人が楽しめるものなら外人でもかまわないと思う。スポーツや芸能は若い人の関心も高いから、日本での成功を夢見る海外の若者が増えれば、本当の友好親善にもなると思う。
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