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株式日記と経済展望
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打ち込みやデジタルなど人口的なサウンドによる音楽がチャートを席巻する
なか「そうした音楽とは対照的な、本物の音楽が求められるようになった。
2011年12月11日 日曜日
12月11日から20日まで、6カ所の北米ツアーに由紀さおりが参加する
写真は10月のロイヤルアルバートホール(7000席)でのもよう。
◆由紀さおりが米国iTunesジャズチャートで1位獲得のワケ 12月9日 日経トレンディネット
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20111209/1038933/?ST=life&P=1
由紀さおりが海外で大ブレイクしている。2011年10月12日に発売された、由紀さおり&ピンク・マルティーニ名義による『1969』がヒットしているのだ。
『1969』は米オレゴン州・ポートランドを拠点に世界で活躍するジャズオーケストラ、ピンク・マルティーニと由紀さおりが共演した日本語カバーアルバムだ。11月1日に米iTunesでの配信がスタート。米iTunesジャズチャートで11月2日付で1位を獲得。カナダのiTunes チャート「ワールドミュージック」でも1位を記録した。パッケージ盤(CD)は現在、世界23カ国で展開されているのだが、10月10日に発売されたギリシャでは「IFPIアルバムチャート」で6位を獲得(2011年43週のチャート)。
日本でも12月9日までで11万以上を出荷。発売から6週目の11月28日付オリコン週間アルバムランキングで7位を記録。12月12日付けの週間アルバムランキングでも8位を記録。
ちなみにアルバム発売直後の10月17日には、英・ロンドンの「ロイヤルアルバートホール」で開催されたピンク・マルティーニのコンサート(7000席がソールドアウト)に由紀さおりが参加。この模様はBBCラジオで放送された。今後は12月12日ワシントンD.C.での公演をはじめとする「December Holiday Tour」の6公演にも参加する。
なぜ今、由紀さおりなのか。一体今、何が起きているのか。
「『1969』は当初、由紀さおりが『夜明けのスキャット』でデビューした1969年に、日本のラジオで流れていた歌をセレクトしてカバーする、ドメスティックな作品になるはずだった」と話すのは、由紀さおりを手がける音楽プロデューサー、佐藤剛氏。
佐藤氏は2000年代前半から、歌謡曲の時代が来る、世界的にもメロディーの時代が来ていると実感。打ち込みやデジタルなど人口的なサウンドによる音楽がチャートを席巻するなか「そうした音楽とは対照的な、本物の音楽が求められるようになった。だからこそ本物のアルバムを作り、それが(リスナーに)発見されれば、広く受け入れられていく。そして由紀さおりという“日本の宝である本物のシンガー”ならそれが実現できる」(佐藤氏)との思いを強くした。そのアルバムを、コンサートツアーで直接リスナーに届けながら、3年ほどかけて丁寧に売る。「現在の音楽ビジネスではリリースした瞬間から3カ月間での売り上げが勝負だが、本来音楽は、いかに長く生命を持ち続けられるかが大切」(佐藤氏)。肥大化した音楽ビジネスの中で、後世まで残る音楽を作ろうと考えた。(中略)
先述の通り、この作品は3年ほどかけて丁寧に売っていく予定のアルバムだ。レコード会社や佐藤氏が積極的にプロモーションをしたわけではない。ではどのように広まっていったのか。それがツイッターを中心とした、インターネットの口コミだった。
佐藤氏はオフィシャルの情報をリアルタイムで発信することと、口コミ情報に裏づけを持たせることに気を配った。ネットの情報は信憑性が低いと感じる人もいる。だから何か情報が出てきたら、裏づけをする。間違っていれば、指摘し、正しい情報を発信する。するとそれが確かな情報として、さらに広がっていく。実際に佐藤氏はツイッターアカウント(@gosan5553)での情報が、ブロガーなどにも広がり、拡大していった感がある。
「これまで日本の音楽業界は、白盤と呼ばれるサンプル音源やプロモーションのための資料を作り、メディアを中心に配布・宣伝し、ラジオやテレビや雑誌のインタビューに答え、事前告知や宣伝を十分にやってからリリースするのが当たり前だった。ところがピンク・マルティーニは違う。ミュージックビデオは作らないし、自身のレーベルからディストリビューターすら使わずやってきた。彼らのような実力派の作品はライブ会場かネットで買うかしかないが、それでも250万枚ものアルバムを売ってきている。特に米国の場合、ツアーの結果がさまざまな数字に跳ね返ってくるわけで、ライブの評価が高ければ曲が売れ、ミュージックビデオも作られ、さらに多くの人に聴かれるようになる」(佐藤氏)。ミュージックビデオを一般化したのは、ほかでもない米国だし、日本は追随してきた間はある。しかし本物の音楽のもとでは、1980年代後半以降の音楽マーケティングの常識は、もはや通用しないのだろう。だからこそ今後は大人のための音楽も、FacebookやMySpace、ツイッターで広がる可能性がある。
例えば、「ロイヤルアルバートホールでのコンサートは、偶然にもBBCラジオで特集され、ネットでは1週間無料で視聴できるようになっていた。フルのライブとインタビューの一部がBBCラジオで流れたが、その会場の盛り上がりがすごいと、またツイッターなどで広まっていった」(佐藤氏)
現在はテレビなどのメディアへの露出が増え、いよいよ大ヒットの予感もするが、佐藤氏は浮き足立つことなく「やっと始まったところだ」と話す。
「12月11日から20日まで、6カ所の北米ツアーに由紀さおりが参加する。それが始まりであって、ツアーで由紀さおりのパフォーマンスがすばらしいと米国の観客が評価してようやく、数字が動き始めると思っている。現段階では、始めるにあたっての幸先が良かったという程度」(佐藤氏)
日本でもライブを行えば前後してアルバムがまた話題になることは間違いないのだが、ピンク・マルティーニはすでに来年半ばまで、ツアーの予定が決まってしまっているそうだ。よって来日しての由紀さおりとのコンサートは、速くても2012年秋か2013年になるようだ。
(私のコメント)
今日は音楽のことなので興味のない方には読まなくて結構ですが、7日にフジテレビのFNS歌謡祭がありましたが、終始ジャニーズタレントとAKB48グループが出てくるので「お子様向け」の歌謡際になってしまう。AKB48の歌は幼稚園のお遊戯ごっこであり、ジャニーズタレントは歌もダンスも中途半端なものばかりだ。
だから若い音楽ファンの一部は物足りなくなってK-POPなどに夢中になるようになる。東方神紀とジャニタレ比べれば分かるように、AKB48とKARAや少女時代を比べれば素材も歌もダンスも比べることすら出来ない。FNS歌謡祭は生歌が基本だから、声は出てないし音程外すしソロパートが酷い。しかし人気はあるからそれが日本のPOPSレベルになってしまう。
そして実力のある歌手はテレビに出なくなり、ライブ活動が主流になってくる。音楽はもともと生で聴くものでありCDで聴くのは代替手段に過ぎない。どんなにいいオーディオ装置でも生には適わないのであり、何度聴いても飽きないものであるはずだ。最近の若い人はデジタルサウンドで作られた人工音楽ばかりイヤホンで聴いているから、音響の悪い体育館や野球場などの音楽祭でも満員になる。
だからAKB48やジャニタレやパフュームやK-POPの多くが口パクでも満足しているのだろう。ダンスパフォーマンスが中心なら仕方がありませんが、AKBやジャニーズはダンスも中途半端だ。それでも人気があるのはテレビの歌番組を独占しているからであり、実力のある新人歌手を育ててこなかった。その虚をK-POPに突かれた訳であり、K-POPが紅白でも三組も出ることになった。
私もK-POPをいろいろ聴いてみましたが、結局はKARAと少女時代のブームでありK-POPのブームではない。最初は物珍しさで飛びつく人は多かったのですが、K-POPをそのまま日本でやっても言葉が分からないから一般には受けない。KARAにしても日本向けのオリジナル曲で大人気になっている。しかしヒットするような日本向けオリジナル曲をたくさんは作れないから、KARAと少女時代でK-POPブームは終わるだろう。
日本のテレビ局が煽った、韓流ブームも映画がダメになりテレビドラマも「冬ソナ」だけであり、最後はK-POPですが、金儲けが先行して韓国の放送局は日本で多くのイベントを行ないましたが1万円ものチケット代を取っている。韓国では無料公開放送なのに日本のイベントでは高額な料金を取っている。それもKARAや少女時代で一般客を集めている。
◆韓国の代表的歌謡授賞式、なぜ「日本」で開催?(1) 12月6日 中央日報
http://japanese.joins.com/article/219/146219.html?servcode=700§code=720
「第26回ゴールデンディスク授賞式イン大阪(The 26th Golden Disk Awards In Osaka)」には、「初」という修飾語がたびたび登場する。26年の歴史の中で初めて海外にステージを求め、2日間にわたってK−POPフェスティバル形式で開催される。2012年1月11〜12日、日本の京セラドーム大阪で盛大に幕を上げるゴールデンディスク授賞式は、ステージ規模や出演陣などで最高の記録を出して、歴史を塗り替えようとしている。K−POPの世界的な人気にふさわしい、新しい跳躍を夢見ているゴールデンディスク授賞式が変化を遂げようとしているが、その理由とは何か。(後略)
(私のコメント)
韓国政府の文化産業育成策については何度か批判してきましたが、文化はゴリ押ししたり押し付けたりするものではなく、優れたものなら国内でも国外でも評価されるようになるものでしょう。韓国映画にしても韓国ドラマにしても一山いくらで売られるようになってしまっていますが、K-POPも権威ある音楽賞お祭典をわざわざ日本でやるのはプライドの高い韓国人らしい事ではありません。
韓国の音楽業界でも、稼げるうちに稼いでおこうといった目的で日本でやるのでしょうが、韓国のアーティストたちは複雑な心境でしょう。KARAや少女時代で京セラドームをいっぱいにすることは可能でしょう。しかしKARAや少女時代を上回るようなアーティストが次々出てこなければK-POPブームは短期で終わる。日本を含む海外でも評価されているのはKARAや少女時代ぐらいだからだ。
日経トレンディの記事は、由紀さおり&ピンク・マルティーニ名義による『1969』が米iTunesジャズチャートで11月2日付で1位を獲得したと言うニュースですが、由紀さおりがジャズを歌っているわけでもなく、
『夜明けのスキャット』『ブルー・ライト・ヨコハマ』などの日本の歌謡曲だ。これらの曲がネットの動画サイトなどで話題になって広まったのですが、日本の歌謡曲がヒットするのは坂本九の『スキヤキ』以来だ。
アメリカでは未だにトニーベネットが現役で歌っているくらい音楽界は層が厚くて、生半可な音楽では評価されることはない。宇多田ヒカルも矢沢栄吉もアメリカで売り出しましたが成功はしなかった。K-POPでもBOAやワンダーガールズなどがアメリカデビューしましたが失敗している。それなのになぜ由紀さおりが米iTunesジャズチャートで1位になれたのでしょうか?
佐藤剛氏は「2000年代前半から、歌謡曲の時代が来る、世界的にもメロディーの時代が来ていると実感。打ち込みやデジタルなど人口的なサウンドによる音楽がチャートを席巻するなか「そうした音楽とは対照的な、本物の音楽が求められるようになった。」と発言していますが、コンピューターで作られたダンス音楽が人の耳に飽きられてきたと言うことでしょう。
◆Pink Martini & Saori Yuki - ブルー・ライト・ヨコハマ
http://www.youtube.com/watch?v=XghLcWD4VoI
◆だからねぇ、日本人アーティストは海外に出る時
現地のテイストに合わせてアレンジを変えたりする
必要無いんだよ。日本オリジナルを持っていけば絶対ウケる。
◆歌謡曲って、Rock以上に貪欲に様々なジャンルを飲みこんでき-た訳で
或る意味、世界中でHitする要素ってあったのですよね。
ここまで何でもアリの日本の歌謡界って、凄いと思います。?
◆「これが何で“ジャズチャート”?」って思うくらいザ・歌謡曲。
まあ、日本の音楽は基本歌謡曲で、
それが時代と共にポップ歌謡・ロック歌謡・ヒップホップ歌謡って-、
色々な形を産み出して来てるわけで、
それを思えばこれはさしずめジャズ歌謡かな。
それにしてもRoyal? Alberthalでやったなんて恐ろしいな!
◆この・・・穏やかで優しくて美しい歌声!
世界的に通用するものなんですね
以前中国人の知り合いに言われたことがあるんです
日本語はとても美しいと
特にNHKのアナウンサーが使う日本語は滑らかでギスギスしてい-なくてとても耳に心地良いのだそうです
そんな日本語の良い部分が曲にも現れているのが由紀さおりさんの-音楽なのかなって改めて感じました
(私のコメント)
現在の日本人歌手で『歌謡曲』を歌える歌手が何人いるのでしょうか? 演歌歌手は沢山いても歌謡曲を歌える歌手はほとんどいません。「ちあきなおみ」も上手かったのですが引退してしまいました。そんな感じを7日のFNS歌謡祭で感じました。
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