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自民党と日本経団連の幹部による懇談会が、去年の政権交代後、初めて開かれ、谷垣総裁は、自民党から経済の成長戦略や財政再建の進め方などをめぐって積極的に問題提起を行い、政策面で主導権を握ることを目指したいという考えを示しました。
1年半ぶりに開かれる自民党と日本経団連の幹部による懇談会には、自民党から谷垣総裁や石原幹事長らが、日本経団連から米倉会長らが出席しました。この中で米倉会長は「デフレ傾向が続くなか、急激な円高で日本企業への影響が深刻に懸念されている。雇用を生み出す魅力ある経済環境の整備と、税、財政、社会保障の一体改革の実行が必要不可欠だ」と述べました。そのうえで米倉会長は「自民党には、真に必要な改革のため、超党派による協議の仕組み作りを始め、腰を据えた協議を進めてほしい」と述べました。これに対し、谷垣総裁は「持続可能な社会保障の構築や、経済の成長戦略、財政再建は非常に大事で、与野党が協力しなければならないことは認識している。そうした課題には、与党の出方を待つよりも、自民党から積極的に問題提起し主体的に取り組んでいきたい」と述べ、政策面で主導権を握ることを目指したいという考えを示しました。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100915/k10013998091000.html
自民・日本経団連 幹部が懇談
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