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“空理空論”好きの「百地章」の珍説 外国人参政権 « 柳原滋雄 FAN
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“空理空論”好きの「百地章」の珍説 外国人参政権
2009年10月23日
本日付の産経1面や朝日新聞などによると、昨日午後に開かれた政府・民主党首脳会議の初会合で外国人参政権に関する問題が取り上げられたという。公明党がこの臨時国会に永住外国人地方選挙権付与法案を提出することを言明していることについて、山岡賢次国対委員長が「わが党も重く考えて欲しい」と述べ、平野官房長官が「検討する」と応じたと伝えられている。この問題は、来年にかけてクローズ・アップされることは間違いないが、産経新聞などは相変わらず、間違った情報に基づく反対活動をいまも執拗に続けている。
今日付の産経「正論」に掲載されている日本大学教授・百地章氏の「外国人参政権で危惧されること」と題する論文などはまさにその典型で、同人はそこで次のように記述している。
「例えば、地方選挙権を手にした定住外国人が大挙して国境の島、対馬(市)で住民登録を行い、市長選や市議選においてキャスティングボートを握るようになったら、どうなるだろうか。すでに韓国資本による土地の買い占めが進行しているという対馬の現状に鑑みれば、これは決して杞憂とは思われない」
この人は保守・極右団体「日本会議」に重用されている学者としても知られるが、それだけにその論調は産経のそれと一体不二であり、産経新聞が昨年10月から行った「対馬が危ない!!」のデマ・キャンペーンをそのまま鵜呑みにして、上記のような記述に及んだものだ。
私はこの春、対馬(長崎県)を直接取材する機会があったが、人口3万6000人のこの島に、永住外国人がいったい何人住んでいるのか、この学者は調査したことがあるのだろうか。結論は30人である。それでどうやって、地方選挙でキャスティングボートを握るのか。仮に市長選でそれを行うには、1万人の永住外国人がこの島に移り住まなければならなくなる。市議会選挙(定数22)でも、最低当選ラインは700票ほどだ。700人の永住外国人が、過疎や産業荒廃で悩むこの島に移住し、どうやって生活を維持していけるというのか。これほど現実を無視した空疎な議論も珍しい。まさに「杞憂」そのものであり、これが、外国人参政権反対論者の現実の姿である。危機感を煽るのは勝手だが、そこには現実に根ざした合理的根拠の存在が不可欠なはずだ。
在日韓国人が本国と二重投票になるとの百地氏の指摘も、まるで現実感は乏しい。そんな人間がいったい何人存在するのか、調べてから発言すべきであろう。学者としては非常にお粗末な態度というしかない。
【百地章教授の「正論」】 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091023/plc0910230314003-n1.htm
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