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エクストラレポート・ルーム:秋葉原にいらないレイシズム、「今田なお」の答えは? - livedoor Blog(ブログ)
http://blog.livedoor.jp/baisemoi_bullet/archives/65419618.html
2010年10月24日
秋葉原にいらないレイシズム、「今田なお」の答えは?
先日取り急ぎでOoA代表のUSTだけ貼り付けとかやってましたけど、その中でも出て来た「17日にあった秋葉原デモ」とは何の事か。
それについてはもう、この辺見てもらえば大体の事は分かるかと思いますが。
新攘夷運動 排害社ブログ 「排害主義者宣言」
http://haigai.exblog.jp/12068025/
workshop PCエンジンおしゃれ計画
秋葉原で開催された、排外主義者たちのデモ「尖閣諸島と秋葉原をシナから守れ!デモ行進」と周辺行動を撮影してきた。
http://d.hatena.ne.jp/workshop/20101018/p1
Danas je lep dan.
秋葉原反中デモをウォッチしたよ
http://d.hatena.ne.jp/Mukke/20101017/1287328772
togetter
秋葉原デモを見た人達の呟き
10/10/17秋葉原反中デモ
10/10/17秋葉原反中デモの後日談とか。
維新政党新風の金友隆幸が立ち上げた団体「排害社」を中心に、在特会、主権回復を目指す会など「行動する社会運動」が勢ぞろいして、秋葉原で行われた反中デモ。
このデモで抗議対象となったのは、秋葉原の中国人観光客と彼ら向けのサービスを企画していたオノデン、ソフマップ、などの電気店、その他免税店数店。
尖閣諸島を巡る日本と中国の国家間の問題で、大使館でも政府機関でもなく両国の一般人同士の交流の形である場所が攻撃目標となる。彼ら排外主義者の集団のやる事としては珍しい展開ではない。
現に、既に「幼稚園への脅迫」などのより最悪の形で、日中問題を巡る排外主義は現実化している。
今回の件で着目出来るのは、これらの排外主義的な保守運動が遂に「秋葉原」という街への眼差しを放棄したという事だ。
建前上は「(中国の手先の電気店から)秋葉原を解放する」という形での「秋葉原の為になる行動」の体裁こそ取られているが、こんな「解放」こそ(「秋葉原解放デモ」やOoAの秋葉原デモでさえ賛否両論……批判多めだというのに)秋葉原の住人も利用客も望んでいない事は考えるまでもないだろう。
皮肉にも、彼らによって秋葉原が国際都市であると、明確に証明づけられたと見る事も出来ると思う。
そして、国家間の問題も一般人に転嫁する事で憎悪や敵意を煽り、それを問題解決の道に見せかける排外主義というものが、最終的には誰の問題解決にも利益にも、損失回避にも寄与しない――それらを目指すものではないと言う事も。
「オノデン」「ソフマップ」店長に「尖閣諸島はどの国の領土か見解を示せ」と迫り「売国企業」と罵倒する彼らの姿は、その的外れっぷりを(尖閣諸島への個々の見解を越えて)各地で笑いものにされたが、尖閣諸島への見解の是非とは、「排外差別主義」の是非ではない。その「的外れである事」こそがレイシズムであり、レイシズムによって日中問題(に限らないが)を見ようとする限り、彼らの様に的を外すのは当然の成り行きである。
少し言い方が正しくなかった。
「的を外す」と言うのは、あくまでもレイシストではない「社会上の様々な問題への視点」から見ての「的」である。排外差別主義者の見ている「的」自体がきっと外とは違うのだろう。
他国からの脅威と敵意を煽り合って、国内の弱い立場の外国人を悪に見立てて攻撃する事で溜飲を下げる事それ自体が彼らの目指すものであり、「的」であるなら、必ずしも「外して」いるとは言えない。
「俺達は日本人だ。なめるな」と叫んで強者・多数派の立場を幻視し、どや顔で「毅然とした日本人」「美しい国の上品で品格ある僕達」にひたっていられるなら、秋葉原もネットもこれまで味方の様にふるまって来たオタク層も、現実の日本だって知ったこっちゃないというなら、それはそれで一つのあり方だろう。
だけど、ただ、それが彼らの真の姿だったという一つの真実が浮き彫りになるだけであって。
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前ふりが長くなったけど、ここで今日の本題。
この件について、在特会などの排外主義保守運動への支持を表明しながら、同時に「秋葉原発の、秋葉原を見つめるメイドさん」のスタンスの政策を提示していた千代田区議候補・今田なおは、何のコメントもしていない。
今田なお 公式ブログ
秋葉原を愛するメイドとしての大人の責任を果たす時がやって来た
千代田区が避けて通れない在日特権の問題
生活保護は日本人のためのセーフティネットです
当ブログ過去記事
最近の事【街宣・メイド・OoA】
9月10日、秋葉原でメイドカフェ&散歩
排外主義・国粋主義を備えつつも「秋葉原の為になる政策を提案する」というスタンスもそれとは独立した形で持っている、また自らのブログでオノデンを「よき秋葉原」の代表的店舗として認識し、「オノデンで買い物しよう」と呼び掛けてもいた彼女は、この件について自分の秋葉原と排外主義への立ち位置を整理して表明する必要があるのではないかと思う。
つまり、これまでの在特会の主張に代表される排外主義言説への支持を改めて、秋葉原の変貌を「外から変な外国人が入りこんで悪くなった」とする様な基本認識から改めて見直す(必ずしも全肯定すべきという事でもないが)。
それによって国際都市としての秋葉原、千代田区全体を見直し、「在日特権」などというでたらめの吹聴や粗雑な歴史解釈に裏打ちされた排外主義言説へのスタンスを、一度白紙に戻す位の路線変更を諮る必要があるのではないか。
……別に「反差別」「反排外」とまで言わなくとも、「秋葉原の為の政治」を主張する上での最低限の必要性として。
あるいは開き直って、「秋葉原のメイドさん」路線の方を廃棄し、彼らと共に「秋葉原をシナチョンから解放する」とでも叫ぶか。
後者に彼女のメリットがあるとは、他人事ながらとても思えないが。
先日、このブログで彼女の排外主義支持の原点には「ミアカフェ」の経営へのシンパシーがあるのではないかと推測してみたが、排外主義差別主義を標榜し、一つの街や区域でのそれに基づいた政策を提言する事は、一つの店舗で「通や常連向けにひっそり経営する事」とは持つ意味が全く違う。
「ミアカフェ」へのシンパシーを政治に反映させたいのなら、ベタな新自由主義や極右思想とは違う発想が必要となるのではないか。
……もし、彼女への批判を展開させるなら、そういう所から始めたいと思っていたが、17日以降、それは最早「言わずもがな」になったと思う。
排害社の顛末を見て彼らの排外主義が秋葉原の未来に全くいらないものだと、自ずから悟れないなら絶望的なセンスだと言わざるを得ないだろう。
「排外主義反対」とか言ってるどこかのネットサヨクの記事なんかに説得力を感じないなら、17日の排害社秋葉原デモに関連した2ちゃんのまとめブログでもニコ動でも見て来ればいい。
きっと、彼らの組み立てて来たレイシズムの理路が(ただの「行き過ぎ」ではなく)あの行動に行き着いた事、それをコアな支持者以外は誰も必要としていない事を、否応なく実感出来るだろうから。
そして、彼女の排外主義支持について問題視し、見直しを求める必要があるのは私の様な「外の」、別に元から彼女を応援していた訳でもない人間ではないんじゃないかとも思う。
ぶっちゃけ、私自身にとっては彼女が自分の排外主義を見直そうが見直さまいが、あまり大した問題に感じられない。「千代田区にそういう区議候補がいる」程度の問題でしかないのだから。
元々メイドさんの彼女のファンで、あるいは「秋葉原の為に頑張る」とか言う所に期待して応援したいと思った人にとってこそ、重要な問題ではないかと。
……元から排外主義者で同じ排外主義者の彼女を応援したいとか言う奴は、この際どうでもいい(笑)。
多分、外から見る以上にファンの人とか応援している人達の間では、以前から彼女の靖国や排外主義視点への議論は上がっているらしいし、今回の排害社の秋葉原デモを巡っても穏やかではない事になってそうな気もするけど、以前に批判の準備みたいなのを書いた行きがかり上、触れてみようと思う。
baisemoi_bullet at 18:36
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