http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/459.html
Tweet |
http://archive.mag2.com/0000017208/index.html
脱北者偽装の対南工作頻発──アジアの公安網から見放される日本当局
(会員制経済情報誌『現代産業情報』5月15日号より転載)
日本ではあまり認識されていないが、北朝鮮の対南工作──テロ活動が熾烈化
している。
しかもアジア全域を舞台にして工作対象に接近しており、北の先鋭度は高まっ
ているとみるべきである。
日本の公安当局者を驚かせたのは、4月20日に韓国当局が逮捕した2人の北
朝鮮工作員の接触手口だった。
韓国の報道によれば、工作員の男2人は韓国に亡命した元朝鮮労働党書記、黄
長ヨプ(光偏に華旁)氏の暗殺を命じられていた。
「2人は昨年11月、北朝鮮人民武力部偵察総局長の金英徹上将(韓国軍の中
将に該当)から直接『裏切り者の黄長ヨプ(光偏に華旁)の首を取れ』という
指示を受けて動いていた」(関係者)という。
関係者が語る。
「その手口は入念の一言に尽きる。韓国国家情報院の捜査によれば、2人は深
夜に川を渡り中朝国境の中国・延吉までたどりつき、その後ブローカーに接触
してカネを払い、タイに密入国した。
そこでわざとタイ当局に捕まり、脱北者としてソウルに強制退去された。つま
り、脱北者を装うことで、きわめて自然な形で韓国に入国していたのだ」
脱北者としての韓国入国時の事情聴取の段階で、2人は韓国当局から「不審」
と監視されていた。
このため黄氏暗殺は未遂で終わったのだが、問題視すべきは、脱北者を装って
対南工作を仕掛けてくる北と、それを見越して防諜線を張る韓国公安網の攻防
の熾烈さを、日本の公安が共有していないという現実であろう。
韓国公安、特に国家情報院関係者は、「日本には危機感が希薄すぎる。パート
ナーとして不満だ」と吐き捨てるほどなのだ。
国家情報院関係者が「失望した」と振り返る事件は、2年前、08年夏に発覚
した。
韓国当局は脱北者を装い韓国に入国した北の女工作員、元正花受刑者を国家保
安法違反の罪で起訴したと発表。
韓国裁判所の判決は「元受刑者は北当局の指示を受け、韓国で軍幹部を色仕
掛けで篭絡。
北に送り込んだり、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)に加入させようと謀っ
た」など、様々な工作を認定した。
関係者が語る。
「元受刑者は07年から08年にかけ3回、日本に入国している。韓国人とし
ての真正旅券を使用してだ。
朝鮮総連幹部や大阪の在日商工人との接触が目立ったが、真の目的は在日出身
の脱北女性Yの居場所を探すこと。
Yはもともと脱北者を装った北の工作員として韓国入国したが、転向し、韓国
当局に工作計画の指示や全貌を供述してしまった。このため元受刑者はYを殺
害する目的で日本での居場所を探索していたのだ」
元受刑者を泳がせていた韓国当局は、日本入国計画を察知した際に、日本の公
安ルートに情報を乗せたという。
「場合によっては、韓国公安は日本当局に花を持たせるつもりでもいた。しか
し日本の公安は動きが鈍く、
このままではYが消されると危機感を抱いた韓国公安は、在日韓国大使館や領
事館に潜む国家情報員の職員にYを匿わせて守った。
そして手ぶらで韓国に帰国した元受刑者を仁川国際空港で逮捕し、自白に追い
込んだ。日本に見切りをつけた韓国が、すべて自力で処理したのです」(関係
者)
近年とみに増加した脱北者偽装の北工作員の韓国入国。南北の諜報戦は緊迫し
ている。
そこから多数の北工作員が日本に渡り、工作活動を展開しているのだ。それす
ら把握しきれていない、日本の公安とは何なのか。
アジアのテロ網という現実についていけず、公安網からも外されるとは、由々
しき問題なのである。>>
(私のコメント)
新政権になったら国の安全と経済再建に取り組んでもらいたい。法相、公安委員長の選任は特に重要である。検察、警察の腐敗ぶりは相当ひどいようだ。パチンコは大幅に減らして経産省に移すべきだろう。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 外国人参政権・外国人住民基本法01掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。