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かなり前のNスペのうろ覚えから始める。
欧州諸国、とくにドイツ、フランス、スペインでは極右勢力が台頭し高い支持率を維持している(これらの国々の失業率は二ケタ前後と記憶する)。彼らを支持するのは各国の若者たちであり、外国人排斥運動に力を入れている。
これらの国々には経済成長時、多くの外国人労働者を迎い入れたが、経済の悪化とともに職を失った。同時に自国民、とりわけ若者たちもなかなか職にありつけなくなってきた。
これらの若者たちが外国人排斥運動に力を入れるのは、ゆうまでもなく彼らの仕事場を確保する条件を改善したいがため。
ドイツのやり方は(ひどく)、優秀な外国人を選別して積極的に受け入れるがそれ以外には厳しい。自国民であっても、教育を受けられなかったり、技術を身につけるいとまがなかった者は、国内に職がなく、国外にその場を求めて脱出しなくてはならなくなっている。
以上だが、以下筆者のコメントになる。ドイツのやり方はいわば資本の論理が支配的になったものだろう。資本の論理と政治権力が結びついて、いわば自国民の下層階級を切り捨ててしまっている。
「民族自決」の原理にたてば、まず自国民の生存と安全を最優先に腐心してしかるべきことと思う。若者たちが外国人排斥運動に走るのは、自国内で自己の生存をはかりたいがためで、「排外主義」などという「イズム」や政治理念を掲げてのことではないと思う。故に「排外主義」などと観念的に批判できるものではなく、「排外衝動」あるいは「排外的心情」が起こっている社会現象ではないかと思うのである。
日本では幸い極右政党の台頭は見ていないが…。
(過去に、政治理念としての「排外主義」があったかもしれないことを否定するものではない)
・排外主義 提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%92%E5%A4%96%E4%B8%BB%E7%BE%A9
・図録失業率の推移(日本と主要国
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3080.html
・世界各国の失業率が分かる地図
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090724_unemployment_map/