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(回答先: 「Racist」は、欧米が自分たちの残虐的歴史を覆い隠す「洗練された」概念・文化であろう。 投稿者 仁王像 日時 2009 年 11 月 23 日 10:25:47)
わずかしか引用できないのが残念。この他、女性兵士が全裸で化粧しているところに日本兵が掃除に入っても何の反応も示さないが、白人兵士が来ると通常の女性らしくあわてて何かをひっかける様。女性兵士にパンツの洗たくを命ぜられた日本兵が、水に漬けたものをそのままつるして(干して)、もの凄い形相のまま仲間内にもどってきた描写がある。
日本人は犬か家畜ぐらいにしか認識されていないのだ。今日でも形を変え洗練された人種差別が行われていることに想像力を働かせるべきである。”Racist”などという「教養」でマユをひそめながら、実は今でも人種差別が進行していることを西洋人たちは知っているはずだ。/仁王像
「アーロン収容所」会田雄次/中公文庫‘95年から抜粋
(終戦直後、ビルマの収容所で1年9ヶ月過ごす)
<女兵舎の掃除>
・(イギリス人の)女兵たちからすれば、植民地人や有色人はあきらかに「人間」ではないのである。それは家畜に等しいものだから、それに対し人間に対するような感覚を持つ必要はないのだ。どうしてもそうとしか思えない。
初めてイギリス兵に接したころ、私たちはなんという尊大傲慢な人種だろうかと驚いた。が、それは間違いであった。彼らは無理に威張っているのではない。東洋人に対する彼らの絶対的な優越感は、まったく自然なもので、努力しているのではない。女兵士が私たちを使うとき、足や顎で指図するのも、タバコをあたえるのに床に投げるのも、まったく自然な、本当に空気を吸うようななだらかなやり方なのである。
<イギリス人の残忍さ>
・問題は復讐の仕方である。日本人がよくやったような、なぐったり蹴ったりの直接行動はほとんどない。しかし、一見いかにも合理的な処置の奥底に、この上なく執拗な、極度の軽蔑と、猫がネズミをなぶるような復讐がこめられていたように思う。
その中でも豪州兵は目立って程度が悪かった。…とにかく英軍は、なぐったり蹴ったりはあまりしないし、殺すにも滅多切りというような、「残虐行為」はほとんどしなかったようだ。しかし、それではヒューマニズムと合理主義に貫かれた態度で私たちに臨んだであろうか。そうではない。そうでないどころか、小児病的な復讐欲でなされた行為さえ私たちに加えられた。
しかし、そういう行為でも、つねに表面ははなはだ合理的であり、非難に対してはうまく言い抜けできるようになっていた(アミーバ赤痢の毛蟹を生で食べざるを得ないように捕虜を追い込んで全滅させた。英軍はカニには病原菌がいるから生食してはいけないという命令は出していた)。しかも、英軍はあくまでも冷静で、「逆上」することなく冷静に落ち着き払ってそれを行ったのである。ある見方からすれば、彼らは確かに残虐ではない。しかし視点を変えれば、これこそ、人間が人間に対してなしうるもっとも残忍な行為ではなかろうか。
・15年を経た今日でも、思い出してくると私ははげしい感情にかられる。「万万が一、ふたたび英国と戦うことがあったら、女でも子どもでも、赤ん坊でも、哀願しようが、泣こうが、一寸きざみ五寸きざみに切りきざんでやる」という当時の気持ちが、まざまざとよみがえってくるのだ。
「イギリス人を全部この地上から消してしまったら、世界中がどんなにすっきりするだろう」。私はつくづくそう考えた。
(馬鹿コメのURL)
・Re: 『日本の曖昧力〜融合する文化が世界を動かす』呉善花
http://www.asyura2.com/09/senkyo74/msg/808.html
投稿者 仁王像 日時 2009 年 11 月 14 日 20:39:25: jdZgmZ21Prm8E