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フリーエネルギー回路の動作説明を目的として検討してきました、
その結果、逆起電力のみで回路の動作を説明できることがわかりました。
直流電圧をコイルに印加し、または切り離す瞬間にコイル端子間には、
逆起電力による高電圧スパークが生じます。
逆起電力を取り出すには、最適なタイミングが存在し、
そのタイミングでゲートパルスを送る必要があります。
コイルのLとスイッチング素子のターンオフタイムが関係してきます。
現在、ゲートパルサー回路の発振周波数を高くして最適点を調べていますが、
その目的は、高電圧スパークの開始から終了までを十分に取り出すことです。
周波数が高すぎると逆起電力スパークの終了する前に、次のスパークが
開始してしまい逆起電力を十分に取り出すことができなくなると思われます。
しかし、何故、逆起電力だけで説明できるのでしょう。
疑問が出てきました。
逆起電力の原因はなんなのでしょうか?
逆起電力が生じるのは、
コイルを流れる電流に慣性があるためです。
従って、逆起電力が生じるためには、
コイルを流れる電流に慣性を求めることになります。
電流の概念は、正電荷の移動方向と量とを与えますが、
質量の概念を含んでいません。
よって電流に慣性を求めるならば、その原因となるべきは電子の質量であり、
そして、電子の質量だけがその原因です。
つまり、逆起電力の原因は電子の質量です。
従って、逆起電力は電子の流れによって説明されねばなりません。
すなわち、コイルを流れる電子の速度が変化する際に、
電子の質量にもとづく慣性力によって逆起電力が生じます。
電子の速度が一定の場合、
マイナスの電荷によりお互いに反発しあっている電子は、
導体中に均一な密度で分布すると思われます。
スイッチをオフした瞬間に電子の流れが急停止し、
コイル端子付近の電子密度、電子の圧力、電位、電圧が上昇し、
逆起電力が生じ、もしも空間であれば電極表面からスパークが
生じると思われます。
ここまで来て、気付いたことがあります。
一般に、電子は電荷と質量をもつことおよび、
物質中には多数の電子が含まれていることが知られています。
また、磁界中を進行する電子は力を受けることが知られています。
言い換えると、コイルに電流を流して磁界を作れば、
物質に含まれている電子は力を受けるということです。
コイルに電流を流して磁界を作り、重力と反対方向に電子を持ち上げるならば、
これは、電子を含む物質を持ち上げる無重力の状態を作り出すことになります。
つまり、逆起電力の研究はフリーエネルギーに
とどまらず、無重力につながっています。
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