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一番クリーンなエネルギー・地熱発電がケニアの未来を変える
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/883.html
投稿者 taked4700 日時 2013 年 6 月 16 日 19:05:58: 9XFNe/BiX575U
 

http://special.nikkeibp.co.jp/as/201207/africa/vol4/
アフリカの経済成長に必須なのは何でしょうか?
1番目に物流インフラ、2番目に主食たる穀物、である、と今回の取材では明らかにしてきました。
3番目は……電力です。
電力が安定供給されなければ、産業は誘致できませんし、国民の生活も豊かにできません。電力は近代文明にとって、水や空気と同じレベルで必須のライフラインを握る資源です。
では、アフリカの電力供給の実情は?
実はこんな体験をしました。
今回、モザンビークを取材したときのことです。

北部の中心都市ナンプラで、地元で国際協力活動を行うJICAのスタッフや青年海外協力隊の皆さんと、ディナーをとりました。街でも評判の中華料理店に私たち一行は向かったのですが、突然の豪雨に見舞われたとたん、街中が真っ暗になりました。
停電です。
レストランは大丈夫なのか?
心配する私を尻目に、現地生活に慣れたスタッフたちは、豪雨の中、駐車場に車を停めると、レストランの中に駆け込みました。
真っ暗です。
するとレストランのボーイがなにやら四角いものを抱えてきて、壁にかけるとスイッチを押しました。
青い電気が妖しく店内を照らしました。ポータブルLEDライトです。
「しょっちゅう停電するからね。これ、必須よ」とボーイさん。
結局、停電はお店を出るまでの3時間回復せず、私たちは、LEDのライトのもとで晩餐を楽しんだのでした。
これがたとえばモザンビークの電力事情です。
今回、電力問題を取材したのは、ケニアです。ケニアはモザンビークと比べてかなり経済成長が進んでいます。ところが、そのケニアにして電力の普及率は何と20%台にとどまっているとのこと。
たしかに、前回の連載でケニアの稲作地帯の農村を訪ねたところ、「村まであと1キロのところで電線がとまっている。まだこの村には電気がない」と話していました。

ケニアの場合、これまで水力以外に頼れる電力エネルギーが少なかったということが、発電所不足の原因のひとつでした。石油、石炭などが自国から産出されず、それらを大量に輸入するほど外貨を稼ぐ産業も育っていなかったからです。
そのケニアにとって、そして東アフリカの多くの国にとって、少ないコストで無尽蔵ともいえるエネルギーを電力用に取り出せるチャンスが今目の前にあります。
それが地熱発電です。
地熱発電は、地球のエネルギーを活用するもので、取り出すことさえできれば、足下に無尽蔵にあります。問題は、地熱を取り出すのに適している場所は限られている、ということ。火山帯など、地熱が大地から漏れてきそうなくらいせりあがった場所でなければ、地熱発電は現実的には開発できません。
そこでアフリカ東部です。アフリカ東部には、地熱発電に最も適した地形があります。大地溝帯です。

アフリカの大地溝帯は、人類発祥の地とも言われています。かつてジャングルだった地域が、地熱のためにサバンナ化し、住む樹木を失った人類の祖先が、樹上生活から地上に降り立って、二本足歩行を始めたとも言われています。
大地溝帯は、文字通り、大地の割れ目です。地球上のプレートとプレートとが割けて分れようとしている場所で、なんと総延長6500kmの裂け目がアフリカ東部にはあるのです。この裂け目からは地熱が吹き出している個所がいくつもあります。地熱発電にこれほど適した場所はありません。
中でもケニアの国立公園、その名もヘルズゲート(地獄の入り口)公園の中に位置するオルカリアは、地熱発電の中心となろうとしています。そのオルカリアではすでに複数の地熱発電所が稼動しています。実はその発電所の設備には、日本企業の技術と機器とがここで使われています。
火山大国日本は、隠れた地熱発電技術大国でもあります。長年培ってきた日本の地熱発電技術を今、アフリカはケニアの電力供給の安定化に役立てる。
キリンやシマウマが闊歩するオルカリアの地熱発電の現場を訪ねました。

アフリカは鉱物の宝庫。そういったイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実はアフリカは、エネルギーの宝庫でもあります。
もともと、西アフリカでは石油が潤沢に採掘されています。一方、東アフリカには目立ったエネルギー資源は見当たりませんでした。
そんな東アフリカのダークホース。それが地熱発電です。マグマの動きが活発な大地溝帯に属する東アフリカの国々は、地熱発電潜在国家なのです。すでに、日本の支援は始まっていて、東アフリカを代表する国・ケニアでは、JICAの主導で地熱発電所の増設が行われています。
ケニアの現地を取材する前に、地熱発電の開発技術を持ち、ケニアでのプロジェクトにも参加している西日本技術開発の取締役リマ・ロバト・エンリケさんに話を伺いました。メキシコ出身で、日本とメキシコの交換留学生第一号として九州大学に留学し、その縁で、九州電力の関連会社で電力・エネルギー、環境、社会基盤整備などの総合的な建設コンサルタント業務を行う同社で働くことになったそうです。
ケニアの地熱発電事情は? そして日本企業の貢献は?


ケニアの電力普及率は、いまだに20%台です。
ケニアの国民の皆さんが、電力を当たり前のように使える電力インフラの充実が、社会の豊かさと経済発展の必要条件であるのは言うまでもありません。
ケニア政府は、「ヴィジョン2030」を掲げ、2030年までに途上国から中開発国に発展するための目標を打ち立てました。
そこでも大きく掲げられているのが、地熱発電の大規模開発による電力の普及です。
ケニアにおける電力供給のカギを握るのが、世界最大の地面の裂け目、大地溝帯に位置するオルカリアの地熱発電開発です。
オルカリアの地熱が注目されたのはケニアがイギリスから独立する直前、1950年代のことでした。先進国からの援助を受け1970年代より徐々に地熱発電が開発され、、いまでは全部で3つの地熱発電所が稼動。日本等の資金協力を受け、2014年までには新たに2つが出来上がる予定です。
ケニアの発電の55%は水力で賄われており、水不足時には発電能力が著しく下がりました。一方で電力需要は年率5%の勢いで上昇しています。そこで、このオルカリアの地熱発電所を増強。地熱発電の割合を現在の12%から2030 年には30 %まであげようと計画しています。
国立公園の真ん中に位置し、野生のキリンやシマウマが闊歩する、大自然の中の地熱発電所。稼動しているのは日本製の発電機器です。
日本の国際協力でケニア中に灯がともる日が来る―――――
 

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コメント
 
01. taked4700 2013年6月16日 19:19:06 : 9XFNe/BiX575U : NxX4yH2lws
上の記事の続きです。
http://special.nikkeibp.co.jp/as/201207/africa/vol4/step1_p1.html

池上
西日本技術開発の本社がある九州といえば、日本最大の地熱発電所・八丁原地熱発電所がありますね。現在、日本で培った技術をケニアへ展開中とのこと。アフリカ進出のきっかけは?

リマ
世界銀行のプロジェクトに参加したのを契機に、円借款でケニアの地熱発電所を増設するJICAのプロジェクトに参画することになったのです。今回、池上さんも取材するケニア・オルカリアで「地熱地域最適化調査」を行いました。
池上
地熱発電というとアイスランド、それからインドネシアという印象が強いのですが、アフリカも地熱発電の潜在力がある土地なんですね。
リマ
地熱エネルギー自体は、原則的には地球のどこでも存在するが、基本的には地熱エネルギーを取り出しやすいところで地熱発電行う。それが地熱発電の基本です。
池上
マグマが吹き出す火山帯などは、地熱を取り出しやすい場所ですね。
リマ
その通りです。たとえば、チリのマガジャネス・イ・デ・ラ・アンタルティカ・チレーナ州を始点に、ペルー、ボリビア、エクアドル、コロンビア、中米、メキシコ、アメリカ、アラスカ、日本を通って、フィリピン、インドネシア、ニュージーランドまで達する火山帯があります。ここは地熱発電に適した地域です。
池上
昔、学校で環太平洋火山帯というのを習いましたが、あれですね。
リマ
それからもう一カ所、地熱発電に適した地域があります。それが、アフリカの「地溝帯」です。大地のプレートが離ればなれになり、地割れから吹き出すマグマが、プレートとプレートの間をさらに押し広げてできたのが「地溝帯」ですね。
池上
アフリカ大陸を南北に走る大地溝帯グレート・リフト・バレーは、人類発祥の地でもあります。
リマ
今回の地熱発電プロジェクトもこのアフリカの大地溝帯で展開されています。グレート・リフト・バレーは3つの地溝帯からなるのですが、そのうち最大のものは、東リフト・バレーと呼ばれます。これらは、モザンビーク、タンザニア、マラウイ、ブルンジ、ザンビア、ルワンダ、ウガンダ、エチオピア、エリトリア、ジブチ、アンゴラ、コンゴ、そしてケニアと12カ国にまたがっています。
池上
またずいぶん多くの国の名前が挙がりましたね。東アフリカを地熱発電のメインストリートたる大地溝帯が縦断している。アフリカというと、ダイヤモンドからウランまで、さまざまな鉱物資源の宝庫と言われていますが、地熱エネルギーの宝庫でもあるんですね。
リマ
天然ガス、石油、石炭も豊富ですから、アフリカはエネルギーの宝庫と言っても過言ではないでしょう。
池上
アフリカにおける地熱発電の可能性を具体的に教えてください
リマ
3年前に、JICAの依頼で東アフリカにおける地熱発電のポテンシャルを調査したことがあります。ケニア、ウガンダ、タンザニア、エチオピア、ジブチについて調査を行いました。全体としては、約1万5000メガワットの発電量を得られる可能性があります。内訳は、ケニアは7000+メガワット、タンザニアは650−860メガワット、ウガンダ450メガワット、エチオピアは5000+メガワット、ジブチは230メガワットです。
池上
ケニアは圧倒的ですね。
リマ
ケニアでは調査が進んでいるので、より現実に即した数字が把握できています。ケニア自体はこれまで化石燃料が出ない国でした。電力はもっぱら水力頼みでした。けれども、水力発電は天候に左右されますし、アフリカでは干ばつもあるので、いつも水が豊富なわけではありません。その点、地熱はあらゆるエネルギーの中で最も安定的です。枯渇することもなければ、季節変動もない。その上クリーンです。二酸化炭素を出すこともない。だからこそ、大地溝帯が縦断し、豊富な地熱資源に恵まれているケニアにとって、地熱発電の開発が大いに期待されているのです。
池上
しかもこの発電量は現時点での調査水準で、ということですから、もっともっと発電することも計算上は可能なのでしょうね。
リマ
その通りです。
池上
現在、リマさんの会社では、ケニア・オルカリアではどんな仕事をしているのですか。
リマ
発電所建設のための基礎調査ですね。地熱発電所を作るのにふさわしいかどうかを調べるわけです。私たちが調査に入ったところは無事合格し、新しい地熱発電所の建設が始まったところです。おそらく池上さんも現場にいらっしゃるかと思います。2014年の稼働を目標にしています。
池上
それは楽しみですね。今、ケニアにおける発電のエネルギー別比率はどうなっていますか?
リマ
ケニアの総発電量は1500メガワット程度です。そのうち水力が60%、火力が18%で、地熱は13.5%です。2030年までの開発計画では、総発電量を15000メガワットへ引き上げることになっていますが、そのうちの3分の1は地熱発電で賄いたいというのが、ケニア政府の考えです。
池上
改めて、地熱発電のメリット、デメリットについて伺えますか。

リマ
メリットは、まず、文字通り「地球にやさしい究極の自然エネルギー」であることです。同じ自然エネルギーには、水力や太陽光や風力もありますが、水力発電は乾期で水不足になると機能しなくなります。太陽光発電は、夜間は不可能ですし、天候が悪くても効率が落ちます。風力発電は風が吹いていないとできません。地熱にはそういった天候や時間の制限がありません。
懸念材料としては、地熱発電の場合、実際に開発してみないとその能力を推し量るのが難しいというところがあります。温泉と同じですね。出そうなところは、あたりがつくのですが、どれだけの成果が得られるのかは開発してみないとわかりません。
池上
だからこそ確かな探査技術が必要になるわけですね。
リマ
その通りです。そこで当社のような地熱発電の探査技術を持った会社の出番となるのです。地熱発電の技術を持っている国はいくつかありますが、この探査の部分は、日本が得意としています。
池上
立地の問題はどうでしょう? 火山国日本は隠れた地熱大国ですが、地熱発電に向いた場所はすでに国立公園だったり温泉地だったり景勝地だったりすることが多く、実際に大規模な地熱発電所をつくるのが難しいといわれます。ケニアの場合は?
リマ
ケニアにおいても、実は地熱発電所があるところは風光明媚で国立公園があるところと重なっているんですね。今回池上さんが現地取材されるオルカリア地熱地帯は、ヘルズ・ゲート国立公園のど真ん中です。ケニア政府は地熱発電所と国立公園の自然とを共存させながら、同地ですでに30年近く地熱発電所を稼働させています。
池上
自然との共存ができているんですね。ここには温泉はないのかな。アイスランドでは、地熱発電所に温泉リゾートが併設されていますが。

リマ
ケニアに温泉設備はありませんね。でも、キリンと一緒に公園の中を歩けます。
池上
おお、キリンがいるんですか!
リマ
野生動物がたくさん共存しています。発電所の調査のとき、私たちが昼食をとっていると、一匹の猿が近寄ってきました。そこで私たちは、エサをあげました。翌日、猿は二匹に増えていました(笑)。
池上
ということは、最後には……。
リマ
集団でやってきてしまったので、食べ物はもうない、あげられない、ということにしました。
池上
なるほど。ケニアならではですね。ケニアでは、「国立公園の中には地熱発電所をつくってはならない」というような規制はないのでしょうか。
リマ
地熱発電所だけを対象にした規制はありません。ただし、ケニアは観光国家ですから、ワイルドライフ、つまり野生動物や自然の景観を守るべしという法律はあります。このため、こちらの地熱発電所でも動物と共存できるよう、設備の設計に工夫をしているはずです。
池上
ケニアでは、発電した電力は主にどんな分野で消費されているのですか?

リマ
一般の人々の生活用の電気に回されています。まだ第二次産業に大量に使われるほどの発電力はありません。現在ケニアは、主に自然資源の輸出で外貨を稼いでいますが、発電量が多くなれば工場など産業への利用も必然的に増えていくでしょう。
池上
ケニアの地熱発電が発達すると、大地溝帯が通っている周りの国にも影響を与えそうですね。
リマ
ええ。地熱発電の2番手はエチオピアです。すでに地熱発電所を持っており、これからさらに増えていくでしょう。ただし大地溝帯が通っている12カ国すべてで地熱発電所を建設し続ける必要があるかというと、そうでもありません。東リフト・バレーはモザンビークからエリトリアまで続いていますが、その間にいくつか地熱発電所を建設し、あとは送電線をつないで供給すればいいのです。たとえばケニアでつくった電力をウガンダやルワンダに供給するということも十分に考えられます。エネルギーをシェアすればいいのです。
実際に、メキシコと中米では、メキシコからパナマまでの送電線を使って、エネルギーはシェアされています。
池上
東アフリカでは、ケニアが経済成長の核を握るといわれています。
リマ
そうです。ケニアがいち早く発展して安定すれば、東アフリカの大黒柱になります。周囲の国も安定に向かおうとするでしょう。私は、すべての国が同じ時期に同じように発展するよりも、まずは大黒柱をつくる方がいいのではないかと思っています。ケニアに近いコンゴは現在、政情も不安定と聞きますが、ケニアがビッグ・ブラザーになれば、それに従って成長していくと思っています。
それから、国が成長するには、食糧・エネルギー・国民の健康が必要です。地熱発電は、エネルギーを生み出すだけでなく、熱を生み出し、水も生み出します。水は食糧を生み出します。食糧は国民の健康をつくります。ですから、まずはエネルギーだと考えます。
池上
全部繋がっているんですね。
リマ
その通りです。
池上
ケニアで地熱発電が進むと、ケニアそして周辺国が成長するというお話ですが、そこに日本はどんな協力ができるんでしょうか?
リマ
地熱発電は調査から発電所の建設までに時間がかかります。基礎調査からアセスメントに至る業務では、日本の知的サービスの活用が期待できます。
池上
日本は探査に秀でているという話でしたね。ライバルの国はどこになりますか。
リマ
アイスランド、イタリア、ニュージーランドといったところです。
池上
いずれも実際に地熱発電に取り組んでいる国ですね。
リマ
アメリカもそうです。アメリカは石油掘削の技術を持っていますが、この技術は地熱発電に援用できるのです。
池上
日本が東アフリカを支援するメリットにはほかにどんな点が?

リマ
地熱発電設備でも日本のノウハウが優れています。それは日本のメーカーが強い分野です。実は私が地熱発電の存在を知ったのは、学生時代に東芝で研修を受けていた頃です。大きなタービンを見て「これは何ですか」と聞いたら「地熱発電に使うものだ」と教えられて、そこで地熱発電に興味を持ちました。
池上
歴史があるんですね。
リマ
しかし、他国の技術も進化していますから、日本が一層貢献するには、日本にはこういった技術がある、どんどん新しい技術を身につけているということを、もっともっとしっかりと東アフリカの国々に対して見せていかなければならないと思っています。
池上
もっともっと、企業のアピールが必要ということですね。
リマ
はい、そうです。例えば地熱発電というのは、発電量あたりのCO2排出量が少ない発電方法です。ですから、日本が海外での地熱発電を支援することは、安い価格でCO2の削減することに繋がります。
池上
なるほど、温暖化対策という側面もあるんですね。日本は2011年3月11日の東日本大震災以降、発電を火力に頼ることでCO2を多く排出していますから、導入できれば大きなメリットと言えます。
リマ
そうですね。それだけではなく、日本にも有益な点があります。日本の支援でケニアを中心とした東アフリカの国々が成長すれば、そこで暮す人たちの生活も豊かになります。生活が豊かになれば日本の製品を今以上に買うようになるでしょう。ということは、日本がエネルギーに関して支援を続けていれば、その国の人たちは、日本に親しみを持つということに繋がるでしょう。
池上
なぜ日本がアフリカを支援するのかという疑問に対する答えは、これですね。支援したことは、ぐるっと巡って戻ってくるんですね。

*******************************

日本は世界有数の地熱資源国であり、かつ地熱開発メーカーのシェアは世界一。それでもなぜか日本国内の地熱開発は1997年以来ほとんど進まない。

誰か、地熱開発をやりましょう。



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