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(La «glace qui brûle» est-elle l'avenir énergétique du Japon? : RFI)
http://www.rfi.fr/emission/20130313-glace-brule-est-elle-avenir-energetique-japon
2013年3月13日水曜日
「燃える氷」は日本の未来のエネルギーか?
記者 クレール・ファージュ
OSU-COAS/Gary Klinkhammer
2013年3月12日火曜日、日本の海底の至る所に存在するメタンハイドレートから、閉じこめられたメタンを取り出すのに成功したと、日本は発表したところだ。いつか、この「燃える氷」は、エネルギーが絶対的に不足している日本列島にエネルギーを供給するかも知れない。
それは、「クラスレート」とも「メタンハイドレート」とも呼ばれる。もっと上品に、「燃える氷」とも。なぜなら、このガス−つまり、メタン−は、非常に低温かつ非常に高圧な、氷を思わせる鉱物の中に捕らえられているからだ。そこから1欠片取り出して常温の環境に置き、マッチを近づけると、その欠片は燃え上がる!
メタンハイドレートはずば抜けて世界最大の埋蔵量がある炭化水素だ。しかし、この資源は非常に分散しており、取り扱いも複雑なため、現在まで、これに関心が向けられることはごくわずかだった。メタンハイドレートは、北極圏の凍った岩・永久凍土の下で息をひそめているにせよ、大陸プレートに沿った1000mより深い海洋の下にあるにせよ、技術的な難題は止まるところがない。その後に、熱をかけられること、あるいは高圧におかれることによって、鉱物と水に捕らえられた状態から、メタンを取り出さなければならない。日本チームが選んだのは後者の方法だ。愛知県沖のプラットフォームから、彼らは海面下1300mの、鉱物が非常に豊富と考えられている、南海トラフの中で調査を実施し、井戸を掘って鉱物の破片を引き上げた。引き上げられる間に圧力が下がり、ガスと水が解放され、最終的には分離する。チームは、2週間採掘を安定して続けることを目標に掲げている。
今のところ、生産はごくわずかで、いかにしてこの破片を引き上げるかが、次の難題となるだろう。また同様に、解放されたメタンが漏れるのをいかにして防ぐか。メタンには炭酸ガスの20倍の大きさの温室効果がある。しかし、この「燃える氷」由来のガスの商業化は2020年、否、2030年までは不可能であるにせよ、ほぼ全ての原子炉が停止して以来、日本はかつてないほど大量のガス輸入に依存しており、自前の炭化水素資源を入手することは、エネルギーの自立という非常に大きな課題の一つとなっている。
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(投稿者より)
RFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかもしれません。ご容赦下さい。
メタンハイドレートは日本近海に偏在しており、特に日本海沖の資源は海底面からシャベルで掬える。既に知られていることです。
それを、わざわざ、あの「ちきゅう」号を使い、海底深くに穴を掘って資源を取り出したのです。これまでの、地道な調査の取り組みを知る人々には、馬鹿みたいな話です。
今回の騒ぎには「何を今更」の感がありますが、いずれにせよ、早期の実用化が望まれます。
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