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国内最大級バイオガスプラント建設へ 「十勝毎日新聞社」
http://www.tokachi.co.jp/news/201202/20120224-0011860.php
2012年02月24日
農事組合法人サンエイ牧場(鈴木正喜組合長)は、大樹町日方の同牧場内に、家畜ふん尿プラントとしては国内最大級のバイオガスプラントを建設する。
1日当たりの最大ふん尿処理量は102トンで成牛約1400頭分に相当。最大発電能力は1日6121キロワットで、全てを売電したい考え。4月に着工、8?9月の完成を目指す。
国内最大級の家畜ふん尿プラントが建設されるサンエイ牧場
同牧場は1994年に町内の3戸で設立。乳牛は経産牛992頭、育成牛535頭(いずれも昨年7月現在)を飼育するメガファーム。
農作地は556ヘクタール。施設用地は11ヘクタールある。
今回のバイオガスプラント建設は臭気対策が第一の狙い。嫌気性の微生物による分解で従来より臭気を軽減する。
同牧場は市街地から離れ、特に問題にはなっていなかったが、「時代性を考えた」(鈴木組合長)という。
建設場所は牧場敷地内の0.5ヘクタール。新たに発酵施設と発電設備を整え、現在の貯留槽は継続して使う。
現在、関係会社と調整を進めており、売電の開始時期は未定。他に、消化液の有効利用や熱エネルギーの活用も考えている。
1日当たりの最大ふん尿処理量102トンは、家畜ふん尿プラントとしては現在国内最大規模の鹿追町の環境保全センターを上回る。
ただ、同町が新たに瓜幕地区に建設を予定しているバイオガスプラントは、サンエイ牧場を上回る可能性がある。
総事業費約4億円。基本的に自己資金で賄い、助成金などの活用は考えていない。鈴木組合長は「十勝は再生可能エネルギーの宝庫。
バイオマスの可能性を自ら探り、新しい時代の農業の姿を見いだしたい」と話している。
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