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「原子力の憲法」こっそり変更 「東京新聞」
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/684.html
投稿者 蓄電 日時 2012 年 6 月 21 日 23:12:16: TR/B2VKXCoTU6
 

「原子力の憲法」こっそり変更
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012062102000113.html
2012年6月21日 朝刊

 二十日に成立した原子力規制委員会設置法の付則で、「原子力の憲法」ともいわれる原子力基本法の基本方針が変更された。
基本方針の変更は三十四年ぶり。法案は衆院を通過するまで国会のホームページに掲載されておらず、国民の目に触れない形で、
ほとんど議論もなく重大な変更が行われていた。 
 設置法案は、民主党と自民、公明両党の修正協議を経て今月十五日、衆院環境委員長名で提出された。
 基本法の変更は、末尾にある付則の一二条に盛り込まれた。原子力の研究や利用を「平和の目的に限り、安全の確保を旨として、民主的な運営の下に」とした基本法二条に一項を追加。
原子力利用の「安全確保」は「国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的として」行うとした。
 追加された「安全保障に資する」の部分は閣議決定された政府の法案にはなかったが、修正協議で自民党が入れるように主張。民主党が受け入れた。
各党関係者によると、異論はなかったという。
 修正協議前に衆院に提出された自公案にも同様の表現があり、先月末の本会議で公明の江田康幸議員は「原子炉等規制法には、輸送時の核物質の防護に関する規定がある。
核燃料の技術は軍事転用が可能で、(国際原子力機関=IAEAの)保障措置(査察)に関する規定もある。
これらはわが国の安全保障にかかわるものなので、究極の目的として(基本法に)明記した」と答弁。あくまでも核防護の観点から追加したと説明している。
 一方、自公案作成の中心となった塩崎恭久衆院議員は「核の技術を持っているという安全保障上の意味はある」と指摘。
「日本を守るため、原子力の技術を安全保障からも理解しないといけない。(反対は)見たくないものを見ない人たちの議論だ」と話した。
 日本初のノーベル賞受賞者となった湯川秀樹らが創設した知識人の集まり「世界平和アピール七人委員会」は十九日、「実質的な軍事利用に道を開く可能性を否定できない」
「国益を損ない、禍根を残す」とする緊急アピールを発表した。
◆手続きやり直しを
 原子力規制委員会設置法の付則で原子力基本法が変更されたことは、二つの点で大きな問題がある。
 一つは手続きの問題だ。平和主義や「公開・民主・自主」の三原則を定めた基本法二条は、原子力開発の指針となる重要な条項だ。
もし正面から改めることになれば、二〇〇六年に教育基本法が改定された時のように、国民の間で議論が起きることは間違いない。
 ましてや福島原発事故の後である。
 ところが、設置法の付則という形で、より上位にある基本法があっさりと変更されてしまった。設置法案の概要や要綱のどこを読んでも、基本法の変更は記されていない。
 法案は衆院通過後の今月十八日の時点でも国会のホームページに掲載されなかった。これでは国民はチェックのしようがない。
 もう一つの問題は、「安全確保」は「安全保障に資する」ことを目的とするという文言を挿入したことだ。
 ここで言う「安全保障」は、定義について明確な説明がなく、核の軍事利用につながる懸念がぬぐえない。
 この日は改正宇宙航空研究開発機構法も成立した。「平和目的」に限定された条項が変更され、防衛利用への参加を可能にした。
 これでは、どさくさに紛れ、政府が核や宇宙の軍事利用を進めようとしていると疑念を持たれるのも当然だ。
 今回のような手法は公正さに欠け、許されるべきではない。政府は付則を早急に撤廃し、手続きをやり直すべきだ。(加古陽治、宮尾幹成)
<原子力基本法> 原子力の研究と開発、利用の基本方針を掲げた法律。
中曽根康弘元首相らが中心となって法案を作成し、1955(昭和30)年12月、自民、社会両党の共同提案で成立した。
科学者の国会といわれる日本学術会議が主張した「公開・民主・自主」の3原則が盛り込まれている。
原子力船むつの放射線漏れ事故(74年)を受け、原子力安全委員会を創設した78年の改正で、基本方針に「安全の確保を旨として」の文言が追加された。  

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コメント
 
01. 2012年6月25日 21:33:10 : b6CmyMKkEI
NHKスペシャル|原爆投下 活(い)かされなかった極秘情報
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110806.html

広島・長崎あわせて20万を超える人々の命を奪った原子爆弾。
これまで日本は、アメリカが原爆攻撃の準備をしていることを知らないまま、“想定外”の奇襲を受けたとしてきた。
しかし実際は、原爆投下に向けた米軍の動きを事前に察知していたことが、新たな証言と資料から明らかになってきた。
番組では、広島・長崎への原爆投下を巡る日本側の動きを克明に追う。情報を掴みながら、なぜ多くの人々が
無防備のまま亡くならなければならなかったのか…。
原爆投下から66年、その問いに初めて迫る調査報道である。

http://www.dailymotion.com/video/xkev97_yyyy-y-y-yyyyyyyyyyy_shortfilms

黙っていたら、黙殺されるそれがこの国の現実


02. 2012年6月25日 21:38:57 : b6CmyMKkEI
原子力基本法改正に韓国が強く懸念「日本が原子力を軍事使用か」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0622&f=national_0622_011.shtml
2012/06/22(金)

  原子力規制委員会設置法が20日、国会で成立した。原子力規制委員会設置法の付則には原子力基本法の改正が盛り込まれ、

「わが国の安全保障に資する」との文言が追加されたことに対して、韓国が強い懸念を示した。

韓国メディアは「北東アジアで核武装のドミノを誘発する」などと相次いで報じた。

  民主党は15日、自民党と公明党の主張を受け入れ、修正協議を経て国会に提出していた。

原子力基本法の変更は34年ぶりとなり、藤村官房長官は改めて原子力の軍事転用は否定した。

  これを受け、韓国では核の軍事利用を念頭に置いたものとの見方を強めている。

核爆弾の製造に必要な技術もプルトニウムも保有している日本は「いつでも核兵器を作れる潜在的な核保有国」であり、

今回の法改正は国際情勢応じて法の解釈を変えられる、つまり「軍事利用の可能性を法に明示した」との見解を示した。

  韓国メディアは、日本の武装化の動きは昨年末に「武器の輸出3原則」を緩和したことに始まり、

今回の原子力基本法の改正はその延長戦上にあると指摘。

宇宙開発技術の防衛利用への参加を可能にしたと取れる改正宇宙航空研究開発機構法の成立なども問題視し、

日本で再武装化の動きが活発化していると分析した。

  さらに、日本は北の核保有と中国の軍事力膨張、アジア・太平洋地域におけるアメリカの経済的・軍事的影響力の減少などを

理由に「独自の武装化」の傾向を辿っているが、このような動きは「北東アジアで核保有のドミノを誘発する」として

周辺国の懸念が高まっていると伝えた。


03. 2012年6月28日 18:23:28 : FhpQmBA9rM
「太陽光分野で協力を」 韓国とEUが活路模索
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2012/06/19/0200000000AJP20120619001300882.HTML
2012/06/19

ブリュッセル聯合ニュース】「韓国と欧州が協力すれば中国が支配する太陽光関連の世界市場で双方が活路を見いだすことができる」――。

韓国と欧州の太陽光分野の専門家らは18日、ベルギー・ブリュッセルで開かれた「韓国・欧州連合(EU)太陽エナジーフォーラム」で共通の認識を深めた。

会議に出席した双方の研究陣、企業関係者、政策当局者らは太陽光分野の国際的な研究開発(R&D)の動向や市場の状況などを分析し、協力策を模索した。

従来の太陽光発電施設の70%は欧州にある。

欧州議会のロースバッハ議員は、気候変動に対処し、先を行く環境・エネルギー連携政策のおかげで今後も欧州の太陽光分野の市場はさらに拡大する見通しだと説明した。

EUは市場規模、多くの基幹技術、EU加盟27カ国の豊富な研究開発能力などが優れていると評価されているが、高い労働コストなど製造業の弱点、

果敢な投資を進める企業や政策当局の指導力不足などが限界として指摘された。

韓国太陽光産業協会のソ・ジェフン事務総長は、韓国の場合、太陽光分野のR&Dや産業投資が行われるようになってから日が浅く、基幹技術が不足している上、国内市場が非常に小さいことが短所だと述べた。

ただ、TFT−LCD(薄膜トランジスタ液晶ディスプレー)や半導体分野の先進技術、生産と製造の豊富な経験は太陽光分野でも活用可能だとした。

また、企業と当局の果敢で迅速な投資決定方式は財政難と景気低迷に苦しむ欧州と異なる点だと説明した。

出席者らは、それぞれ長所と短所があるものの韓国とEUが協力する場合、相乗効果が最も大きいとの認識を共有した。

R&Dの効率性が高まり、生産の革新を実現することで競争力が強化されるとみている。

また、相互認証制度を実施することで浪費を減らす一方、コンソーシアムを構成し、アジアなど新興市場に共同進出する方策も提示された。

知識経済部の金準東(キム・ジュンドン)エナジー・支援政策局長は「今回のフォーラムでは、双方の協力により相乗効果が最大になるとの認識を共有したことが最も大きな成果だ。

今後、駐EU韓国大使館と協力し、専門家と企業が頻繁に会って実質的な協力へとつながるよう努力する」と述べた。


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