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20120430 “沸騰”地熱発電 最前線(DailyMotion 投稿者 PMG5)
20120430 “沸騰”地熱発電 最前線 投稿者 PMG5
報道ステーションより。
湯煙で発電も。
日本の潜在力「原発20基分」
福島で国内最大の地熱発電 開発計画に地元温泉反発
地熱で真冬にトマト栽培 課題は地域との「共存」
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http://topicsnow.blog72.fc2.com/blog-entry-4959.html
報道ステーション【地熱発電別府温泉電気湯けむり発電】
報道ステーション4月30日放送【温泉から電気を作れ!日本で有望…地熱発電】の詳細情報です。
◎メインキャスター:古舘伊知郎◎サブキャスター:小川彩佳
◎スポーツアナウンサー:宇賀なつみ◎天気予報:青山愛
◎コメンテーター:三浦俊章(朝日新聞編集委員)
■動き始めた地熱発電の可能性
世界有数の火山国、日本が持つ地熱資源は、実に原発20基分に相当するものの、
これまで、あまり活用されてきませんでしたが、福島第一原発の事故を受けて、
最近、さまざまな動きが出てきています。
地熱発電の魅力は、太陽光や風力と異なり、天候や時間に左右されない“安定性”です。
ところが、現在、地熱発電の占める割合は、全体の0.3%に過ぎません。
国内の地熱資源の8割は、国立公園の中にあり、環境や景観保護のため、
開発が規制されてきました。しかし、政府は今月、これまでの方針を転換し、
国立公園での開発を条件付きで認める方針を決めました。
早くも注目されているのが、福島県の磐梯朝日国立公園。ここに眠る地熱を活かし、
国内最大の地熱発電所を作る計画が動き始めていますが、地元の高湯温泉では、
地熱発電によって温泉に影響が出ることを懸念しており、地域との共存をどう図るのか。
今回の報道ステーションでは、地熱発電の最前線と課題に迫りました。
別府温泉では地元の中小企業により、温泉の蒸気で電気を作ろうとする“湯けむり発電”
という発電が試みられています。発電を担う林さんは、今まで無駄に捨てられていた分を
発電という形で使うので、別府を“湯けむり発電”の大きな地域に出来るのではと話します。
細野環境大臣も、これからの可能性として有望なものが地熱発電ではないかと話し、
地熱発電を一緒に推進していくパートナーとして環境省を見てほしいと強調しています。
大分の八丁原地熱発電所では3万世帯分の電気を供給、蒸気の量が24時間ほぼ一定なため、
太陽熱や風力と違い、安定性が強みです。
この地熱発電の開発企業・出光興産のトップは、環境省に訪れ企業連合の開発として
吾妻山周辺などで国内最大の地熱発電所を作るとういう計画の協力を求めたものの、
温泉を経営する主人は、地下から汲み上げる地熱発電で温泉への悪影響を懸念しています。
この問題を解決するヒントになるのが北の大地にあります。北海道・森町ではこの時期に
トマトの出荷が行われますが、その秘密は熱湯がホースで循環され、温室の中を暖めて
いることにあります。森地熱発電所で発電時に生じた熱水を近隣の温室に配給しており、
現在まで発電の影響はなく、温泉とも共存できています。
森地熱発電所の地熱発電計画が浮上したのは45年前、調査に10年の歳月がかかりましたが、
森町長は「議論の積み重ねが大切」と語ります。
報道ステーション・コメンテーターの三浦俊章氏は「関係者の共存がキーワードになる、
脱原発の風潮の中、天気に左右されない地熱発電が利用できるのはいいが、国立公園や
地元経済とのしっかりとした評価が大事」と指摘しています。
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