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経済産業省・環境省・農林水産省が合同主催する「地熱エネルギーに関するシンポジウムin福島」の感想を述べたブログ。
なんと今まで地熱に反対していた温泉業界のひとつ「土湯温泉は今現在、”地熱発電所”建設に向けて調査中」とのこと。
地熱は天気に関係なく一定の出力で発電でき、二酸化炭素も出さない。バッテリー・火力発電などのバックアップ電源が不要だし、スマートグリッドなども必要なし。
二重三重の意味で有利な発電方法が地熱です。おまけに地域へ熱供給ができ、冬場の農業が可能になります。
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http://ameblo.jp/ecoden1234/
希望の光
2011-12-18 15:41:03
テーマ:ブログ
昨日は、経済産業省・環境省・農林水産省が合同主催する「地熱エネルギーに関するシンポジウムin福島」へ行って来ました。
後援は「超党派地熱発電普及推進議員連盟」、佐藤雄平知事も来ていました。
三省合同ということ、後援が超党派ということもあり本気度が垣間見えました。
安全でクリーン、燃料調達の必要がなく、他の再生可能エネルギーと違い時間やシーズン関係なく安定した電力を作り出すことが出来る”地熱発電”はこれからの日本に一番必要な電源ではないかと思いました。
しかし当然、懸念される事が無いわけではありません。
まず、平均で地下2000メートルまで井戸を掘らなければならず適した土地を探すのにかなり長期間の調査が必要なこと、そしてその適した土地のほとんどは国立公園内に有るということ。
地下深くボーリングをするため有毒物質(硫化ガスなど)が出た場合どうするのか?
温泉地の近くに有るため、温泉が枯渇したりしないのか?
調査・開発・建設に莫大な初期投資が必要なこと(規模にもよるでしょうが120〜130億くらいは掛かると言っていたような^^;)
クリアしなければいけない課題はたくさんあるでしょうが、アイスランドでは地熱と水力発電で全体の80%を賄っている点、CO2を排出しない点、技術の進歩で比較的低温でも発電できる(バイナリ発電)点を考えると火山国である日本にとって今後本気になって進めていかねばならない分野であることは間違いないと思います。
なんせCO2を出さず燃料を輸入しなくて良く、設備がコンパクトなので、発電した電気を地産地消出来るというメリットは魅力的だと思います。
私たちの住む福島県の会津柳津に6500KWの”地熱発電所”があり、東北電力の持っている”地熱発電所”は全国の”地熱発電所”の42%を占めているという事実、3.11の震災の際も会津柳津にある“柳津西山発電所”は地震直後の安全点検時以外は問題なく発電を続けていた事実をご存知でしたか?
世界はこの事実に驚愕し賞賛したそうです。
なぜ?政府はそういう事を発表しないのでしょうか?残念です。
しかし、今回このシンポジウムに参加して日本は、福島は、今後エネルギー政策で大きく舵を切るのだろうと感じました。
時間は掛かるでしょう、でも原発のない日本がイメージしやすくなった気がします
。
土湯温泉は今現在、”地熱発電所”建設に向けて調査中だそうです。
私は、当社は、その間、出来るだけ電気を使わなくて済む様に節電・省エネの普及活動に頑張って行きたいと思います。^^
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