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青森発・自然エネ元年:/4 八戸・メガソーラー /青森 - 毎日jp(毎日新聞) http://mainichi.jp/area/aomori/news/20120105ddlk02040002000c.html
◇日照時間長い最適地 無限の資源…民間も建設の動き
八戸市では珍しく前夜に雪が降り、黒い太陽光パネルがすっかり雪化粧した昨年12月20日、
東北電力初のメガソーラー、八戸太陽光発電所(出力1500キロワット)が営業運転を開始した。年間発電量は約160万キロワット時。
一般家庭約500世帯が使用する年間電力量に相当するという。
冬季の降雪量が少なく、梅雨時期でも雨が少ないため、年間日照時間が東京よりも長い八戸は、太陽光発電の最適地といわれる。民間でもメガソーラーを建設しようとする動きがある。
八戸市のNPO法人「グリーンシティ」は階上、おいらせの両町内に合わせて出力3000キロワット規模の太陽光発電所建設を計画している
。理事長の富岡敏夫さん(65)は「無限にある地域の自然を生かして、地域振興に役立てたい」と目を輝かせる。
グリーンシティは再生可能なエネルギーを利用した発電や地域再生を目的に03年に設立された。
06年2月には市民の出資金約1億2000万円や独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」の補助金など
合計約2億6000万円をかけて、大間町内に風力発電用の風車「まぐるん」(出力1000キロワット)を建設した。
しかし、悩みもある。風車の年間発電量は約260万キロワット時。
当初、東北電力の買い取り価格が1キロワット当たり11円50銭で、年間2990万円の売り上げがあったが、
現在は9円に下落し、650万円もの減収となった。部品交換など、風車の維持費に約700万円かかることから赤字になっているのが実態だ。
富岡さんは「このままではやっていけなくなる」と顔を曇らせる。
昨年8月に成立した再生可能エネルギー固定価格買い取り法(FIT法)では新設の設備が対象で、既存設備は適用外。
富岡さんは「新しく参入した事業者が優遇され、いち早く取り組んだ団体が損をする結果になっている。このままでは、草分け団体が倒れてしまう」と危機感を抱いている。
階上、おいらせの両町内で予定しているメガソーラーは、合計約10億円の建設費が見込まれる。
富岡さんは「投資や市民の出資を募って何とか、早ければ今年秋ごろには稼働させたい」と意気込んでいる。
■ことば
◇メガソーラー
1メガワット(1000キロワット)以上の規模を持つ太陽光発電。
東北電力では20年度までに合計1万キロワット程度のメガソーラー発電所の建設を計画。
来年1月に仙台火力発電所内(宮城県七ケ浜町、出力2000キロワット、年間発電量160万キロワット時)、
13年度中に原町火力発電所内(福島県南相馬市、出力約1000キロワット、年間発電量105万キロワット時)でも稼働させる。
青森発・自然エネ元年:/2 青函トンネルの湧水発電 /青森 -
毎日jp(毎日新聞) http://mainichi.jp/area/aomori/news/20120103ddlk02040046000c.html
@mainichijpnewsさんから
青森発・自然エネ元年:/3 温泉熱利用メロン /青森 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20120104ddlk02040017000c.html
青森発・自然エネ元年:/1 自家発電で暮らす/「風力」は日本一(その1) /青森 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20120101ddlk02040030000c.html
青森発・自然エネ元年:/1 自家発電で暮らす/「風力」は日本一(その2止) /青森 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20120101ddlk02040035000c.html
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