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【電気】国立市が「脱東電」学校などの電力切り替え。それより一足先に『霞が関』の電力は東電じゃない(各官庁の本庁ビルの電力購入先と入札金額)
国立市が「脱東電」学校などの電力切り替え
2011.11.3 22:39 MSN産経ニュース
国立市は、市役所庁舎や公民館、市立小中学校など20カ所の電力供給元を東京電力から電力小売り事業者「エアネット」(本社・港区)に切り替えた。
東電福島第一原発事故を受け、市は9月、入札による電力供給業者の選定を決定。温室効果ガスの排出など環境負荷が一定の基準を下回る業者のみを対象とした 一般競争入札を10月に実施し、東京ガスなどが出資するエアネットが落札した。入札には4社が参加し、エアネットの単価が最も安かった。
エアネットへの切り替えで、20施設の年間の電気料金は約150万円安くなる見込みだという。契約期間は11月から来年10月末まで。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111103/tky11110322390011-n1.htm
MSN産経ニュースの記事ではエアネットとなっていますが、これは「エネット」の間違いです。
▶エネット(東京都港区)
エネットは株式会社NTTファシリティーズ、東京ガス株式会社、大阪ガス株式会社の3社合弁により設立された電力小売事業者です。学校や商業施設や工場など大型施設しか対応していないので一般家庭で利用することはできませんが、自分の住んでいる自治体もエネットに切り替えてほしいと思う人は多いと思います。
しかしエネットを利用している所は他にもあります。
「霞が関」です。一足先に霞が関の中央省庁は東京電力の電気を使っていないのです。
以下は8月24日の東京新聞です。
一足先に「脱原発」!? 霞が関の電力 東電じゃない、自由化で参入 LNGや火力 毎年一般入札、料金3割減も
(リンク先に東京新聞の記事が貼ってあります by投稿者)
以下は各官庁の本庁ビルの電力購入先と入札金額です。防衛省本省だけが東京電力から電気を買っていることが分かります。
衆議院議員の水野けんいち氏のブログより引用です。
http://kenichinews.blog95.fc2.com/blog-entry-124.html
「国会が使う電気について(その1)」
省庁名 庁舎名 落札者 入札金額
内閣府 内閣府本府庁舎 エネット 4499万円
財務省 財務省本庁舎 丸紅 9807万円
財務省 中央合同庁舎4号館 丸紅 11723万円
外務省 外務省本省 エネット 16497万円
経産省 経産省総合庁舎 丸紅 18650万円
経産省 特許庁本庁舎 Fパワー 31038万円
防衛省 防衛省本省 東京電力 91604万円
宮内庁 宮内庁本庁 丸紅 8708万円
農水省 中央合同庁舎1号館 エネット 13419万円
総務省 中央合同庁舎2号館 エネット 25457万円
国交省 中央合同庁舎3号館 Fパワー 15792万円
厚労省 中央合同庁舎5号館 エネット 25917万円
人事院 同上別館 Fパワー 2885万円
法務省 中央合同庁舎6号館 丸紅 34741万円
(平成22年11月25日現在。なお千円の単位は切り捨てた)
cf.入札金額とは落札価格から税を除いた価格を指す。
(転写終了)
2011/12/02 エネルギー2
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