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http://www.kankyo-business.jp/news2011/20110714_b.html
住友商事は、トルコで、地熱発電所向けに60MWの富士電機製蒸気タービン・発電機を受注したと発表した。
本件は、トルコ国新興財閥傘下のゾルルエナジー社が、本年6月に、クズルデレ地熱発電所において、新規に増設を計画している地熱発電所向けに受注したもの。
総事業費は約2億米ドル。クズルデレ地熱発電所では、20MWの既設発電所とあわせて、80MWの地熱発電所となり、中東最大規模となる。また、同発電所では、発電のために使用した蒸気を、近隣地区への地域暖房に再利用しており、同規模の一般火力発電所と比べると、地球温暖化対策への貢献度が高い。
住友商事では、これまでインドネシアやニュジーランドなどで地熱発電プロジェクトを手掛けているが、本受注をきっかけに、トルコを含めた世界各地において、地熱発電の開発促進や設備納入に注力していく考えだ。
トルコは世界でも有数の地熱源保有国だが、これまでは低温帯での地域暖房やグリーンハウス暖房などの蒸気の直接利用が一般的で、地熱による同国全体の総発電量はわずか90MWにとどまる。しかし、再生可能エネルギー法案の改訂による、国の電力買い取りの最低保証額の大幅引き上げや、政府の2015年までに地熱発電容量を550MWまで引き上げるという目標を受け、今後、地熱発電の開発促進が見込まれている。
クズルデレ発電所は、同国アナトリアの西部に位置し、1984年同国初の地熱発電所として国営電力会社Turkish Electricity Authorityにより開発された。2008年に民営化策の一環でゾルルエナジーに運営権が委譲された。
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